「結局キャスティングボートを握っているのは日本国民である（倉山塾メルマガより）」への4件のフィードバック

1. 今から約20年位前、裁判員制度導入の動きが盛んになり、その推進に動いていた中坊公平氏がこの様に語っていた。
   今の日本の民主主義は「客観民主主義」であると。野球を観戦しているお客が国民でプレーヤーの中には入れない。それは本当の民主主義では無い。同じ目線で自分もプレーしなければならない。と言っていた事が非常に印象的でした。
   今、正に政治がそうなりつつある。SNSがこれだけ力を持った時代。本当に国民が主役の時代が訪れようとしているし、そうしなければ国が後戻りできない程傾いてしまう。そう実感しています。

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2. 「景気は、マインドの世界」

   頭の切れる、インテリ官僚の皆様は、
   学生時代から教科書の隅々まで記憶しようとした
   勉強をしてきたようだ。聞いた話だが
   官僚達の間での知識の誇りあいとは、
   隅の知識を知っているかの誇りあい合戦
   だそうな。「ドヤ顔」の回数が多いほうが
   勝ちという何とも言葉に出しにくい・・・。
   何というかアホらしいと言えば、「上から目線」
   な奴と言われるかもしれない。
   私から言わせれば、こんなことをしているから
   マクロで俯瞰できなくなるのだ。
   軍事官僚の辻政信は、自分の意見を上官に
   押し付ける為に軍事学の隅の知識を持ってきて、
   「そんなことも、知らないのか」という態度で、
   上官を黙らせたそうだ。官僚とは、いつの時代でも
   このようなものらしい。

   官僚からこう反論されるかもしれない。
   「我々、官僚は、立法府の決めた政策を実現
   する為に専門知識を生かして、日本にある
   その政策実現の為の能力を勘案して
   その日本の能力にあった政策実現の為の
   行政策を政治に提言する立場で、仕事的には、
   ミクロの領域の知識を求められるものだ」

   ごもっともです。であるのなら、
   「マクロ的領域の政治にシャシャリ出るな」
   と言いたい。官僚がマクロ的領域に
   シャシャリ出て、戦前の戦火は、拡大していった
   ことを忘れてはならないことだ。

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3. 日本人は、宗教と距離を置く人が多いと思う。
   私も例外ではないことを言っておく。
   何でも、古代イスラエルのユダヤ人は、
   アッシリアに滅ぼされた後にエジプトに
   虜囚となっていたそうだ。そこから逃げ出し、
   故郷の地に戻ろうとするのだが「紅海」が
   行く手を遮った。追っ手は、迫ってきている。
   ユダヤ人達は、ユダヤの神に祈ると
   あ～ら、不思議。海が割れて、海の底が見え、
   道を作った。ユダヤ人達は、無事に故郷に
   辿り着き、神からの約束でこの地に
   「大イスラエル」を建国することを許された。
   あ～、メデタシ、メデタシという話なのだが、
   実は、「大イスラエル」の地理的範囲は、
   今のイスラエルの範囲ではない。
   レバノン、シリア、イラク、イラン、
   エジプトの一部、サウジアラビアの一部などが
   入った大きなものだ。陰謀論で恐縮だが、
   現在の中東情勢を俯瞰して思うのは、
   どうも何か、ネオコンとイスラエルが関与する
   工作くさい感じがする。前にも書き込んだが
   イスラエルが中東で生き延びるには、
   私個人の考えからだが、「小イスラエル主義」で
   スンニー派とシーハ派を対立するように工作し、
   偽善の調停役を買って出て、中東のバランサーに
   なったほうが、得策だと思うのだが、
   「大イスラエル主義」は、戦前の日本の
   「大東亜共栄圏」ほどに危険な香りがする。
   だいたい、ネオコンやCIAの工作は、
   失敗ばかりだ。ただ、日本のエネルギーの
   安定供給を考えた場合は、「大イスラエル主義」は
   魅力的ではあるが、イスラムの団結を侮っては
   いないだろうか。

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4. 自民党を追い詰めてるのが国民民主党なら、その国民民主党を追い詰めてるのは日本国民ですね。
   中途半端な妥協をしたら、その時点で国民の支持を失うので。

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