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よくある勘違いです。
持たざる国の日本は同じ持たざる国の独伊と組み、
持てる国の米英に喧嘩を売って破滅した。
資源がないことを言いたいらしい。
世界大恐慌のブロック経済で日本は苦しみ、
米英の圧力に耐えかねて、
ドイツとの同盟に活路を見出した。
これ、陰謀論に基づく妄想です。
もっとも、当時も
「それ陰謀論だから」で片付けるから
反発を食らって、
日本国内の親英米派の発言力がドンドン落ちたのですが。
さて、「米英の圧力」「親英米派」と
「米英」「英米」を使い分けたの、
気付いたでしょうか。
昔の東大法学部だと、学部レベルの歴史学です。
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陰謀論で、国が滅ぶことがあるんですね。
陰謀論が流行る
↓
愚衆化が進行
↓
国策を誤る
……TPP亡国論の頃は、私もまだ俄かだったので。当初は真に受けましたが。保守界隈に身を置いて、2年、3年、5年と経てば、流石に学習しますからね。何より、その場その場で適当なことを言っている人間を、見分けられるようになります。過去の発言と矛盾しているので(笑)
「陰謀論が流行る土壌」←この観点、頭から抜け落ちていました。なるほど、経済の問題は大きいですね。生活に直結しますから。生活が苦しくなれば、誰でもイライラして、誰かを責めたくなる。八つ当たりしたくなる。借金苦に喘ぐ家族が、結束を保てずに崩壊していくのと同じ。
現時点で、スケープゴーティング(生贄の山羊)にされているのが、木原夫妻。岸田政権への不満……と云うより、自分の生活がままならないことへの不満。ストレス発散のための道具にされています。
岸田さんが木原さんを切ったところで、民の生活が安定しない限りは、次の「山羊」が政権から選抜されます。誰でも好いんですから。サンドバックにできれば。
対症療法じゃダメ。根治療法じゃないと。だから今、財務省に切り込まなきゃいけないのか。倉山先生は、国の病を治そうとしているんですもんね。