じっくり学ぼう!憲政の常道 第2話 自由党~政友会~自民党は年季が違う(倉山塾メルマガより)

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次のゼミナールは東海支部でやります。

タイトル:「減税は、日本の国体!」
日時 :令和5年5月28日(日)14:00~16:30
会場 :名古屋都市センター
参加費  3,000円(現地にてお支払い)
参加希望の方は以下のURL
https://kuraratokai2023.peatix.com

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自民党は全国津々浦々まで浸透しています。
どんな離島にも、自民党員はいます。
他の政党は入り込めない。
その起源は古く、明治6年。
年季が違いすぎる。

自由民主党は、
自由党と日本民主党が合併して成立しました。
常に第一党の地位でいたのは、自由党の方。
自由党は、戦前の立憲政友会の後身です。
その政友会の起源は、板垣退助の自由党。
結成は明治14年だけど、板垣は
明治6年の政変で敗れて下野してから、
活動しています。

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続きは倉山塾メルマガで。18時配信
https://kurayama-school.com/

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倉山塾生スポンサー番組!
税とフランス革命 前編   倉山満 (倉山塾栃木支部)【チャンネルくらら】

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第11回倉山塾教養ゼミナール@九州山口「平和を望むなら軍事を知ろう!~歴史から紐解く令和の国防~」
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「じっくり学ぼう!憲政の常道 第2話 自由党~政友会~自民党は年季が違う(倉山塾メルマガより)」への1件のフィードバック

  1. 歴史のある事柄のビリヤードのゴールから
    原因となる最初の第一打を探ることが私は好きだ。
    近衛文麿によって一国一党の「大政翼賛会」が
    作られ、大正からの短い政党政治は終わった。
    そのビリヤードの第一打の話をしたい。
    子供の頃に遊び道具を買うことを親に強請り、
    泣き叫んだ方は多いと思う。戦前の陸軍大臣で
    そういう人がいた。上原勇作という人だ。
    現役武官の陸軍大臣である。上原は二個師団の
    増設を時の政権に懇願した。しかし、日露戦争後
    なので軍事費を伸ばす理由は無かった。
    政権は当然に断る。上原は子供のように
    足をバタバタさせて泣き叫びゴネタ。
    山県有朋が秘策を授けた。「大臣を辞めると言え」
    と言った。当時は大臣が辞めれば内閣は解散する
    ことになっていた。その後に今の政界以上の
    ゴタゴタ劇があり、山本権兵衛内閣の時に
    大臣の現役武官制が無くなり一時は落ち着いた。
    しかし、力を付けた軍部によって現役武官制が
    復活した。その原因になったのがロンドン条約
    での日本代表が勝手に条約調印したことが
    「統帥権の干犯」だとケチを付けた奴に始まる。
    犬養毅と鳩山一郎である。これをニヤニヤして
    見ていた奴らがいる。軍部である。
    小林よしのりではないが「その手があったか」と
    閃くものがあった。その後に軍部は「統帥権」を
    金科玉条に掲げ、勝手な軍事行動に利用する。
    政治家は「統帥権」を言われると黙るしかなくなった。
    高級将校は「天皇陛下バンザイ」を叫ばせて
    兵隊達を圧倒的火力の米軍に銃剣突撃させたが
    自分達は「国体」を軽い神輿に仕立て上げた。
    犬養毅へのテロ行為は断じてならないものだが、
    犬養毅は自分自身の首を絞めたとも言える。

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