権力と先例 第2話 アマテラスが女の神様だから小室圭が皇族になれる?(倉山塾メルマガより)

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日本共産党の主張です。
男女平等だから、女系天皇を認めよ!
今の皇室は男女差別になるから、
「女系天皇を認めよ」らしい。
それ、日本の歴史に一度もないんですけど。

悠仁殿下がおわす今、なぜそれを言う?
理由は簡単で、皇統を破壊したいから。

昔の共産党は、
もっとはっきりと「天皇制打倒!」を掲げ、
それができないと悟ったので、
「女系天皇」を男女平等(差別)と結び付けて
騒いでいるだけ。

皇位継承と男女差別が何の関係もないことは
3月1日のメルマガ参照。

しかし最近は
「アマテラスが女の神様だから女系が伝統だ」
とか、
所功みたいなマトモな学者までが言い出してたんで
訳が分からなくなる。
最近は所さん、正気に返ったようだけど。

だいたい、アマテラスがいつごろから
皇神(皇祖ではない)になったかも
古代史家の研究対象なんですけどね。

皇統とは、
日本人がご先祖様から受け継いできた伝統。
その時代の多数決だけで変えて良いものではない。

しかし、最初からそうだった訳ではないし、
「自分の手で変えたい!」という衝動は
常に存在した。
時の天皇陛下が
伝統をぶち壊そうとしたこともあったし、
時の最高権力者の容喙など日常茶飯事。

では、なぜ日本の皇室は
一度も途切れることなく、一度の例外もなく、
続いてきたのか。
それを歴史の中で発見しようというのが
このシリーズ。

最初に確認。
古代にも先例はあります。
「先例に拘るのは中世からで、古代にはなかったんだ」
というトンデモ説があります。
それは
「聖徳太子はキリストだった」
級のトンデモ。(苦笑)
事実誤認というレベルではない。

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「権力と先例 第2話 アマテラスが女の神様だから小室圭が皇族になれる?(倉山塾メルマガより)」への3件のフィードバック

  1. プーチンや習近平の怒りの主張に共感できるところが
    あるとすれば、自由民主主義の勢力が欧米価値観の
    文化的基準を大陸国家にも押し付けてくるところだろう。
    国際的に自国にも利益のある法秩序を遵守するところ
    まではガマンできたはずである。しかし、
    グローバル経済を盾にして文化まで浸透させ、
    何時の間にか普遍的価値観させ、古くから守ってきた
    伝統的民族の価値観を壊そうというのは
    その民族にケンカを売っているようなものだ。
    欧米価値観を普遍的価値観化させたい勢力は
    「多様性」を主張する。しかし、彼らの言う
    「多様性」とは、欧米価値観で染まった一元的な
    ファッショ化した「多様性」なのだ。
    「自由」とは何か?「平等」とは何か?
    我々が守ってきた民族的価値観を優先にしながら
    取り入れる問題であるはずだ。

  2. 灯が小さくなった伝統的男系皇統を守護しようという
    日本人を共産主義者は「古臭い男尊女卑価値観の者」
    のように言うが、自分達だって戦前からの
    「天皇制廃止」のコミンテルンのテーゼを
    いまだに守っている。

  3. 以前にどなたかも書いてたましたが、一度、所功先生、チャンネルくららに呼んでいただけませんか(救国シンクタンクでも良いですが)。
    所先生が、有識者会議で何をおっしゃったかをご本人に語っていただくだけでも、ゴー宣の様な人達には効くはずです。
    何より、所先生、本来は保守の人ですし、それでいて皇室の権威。NHKで、昭和天皇の大葬の時に解説をしておられたのも、令和の新帝陛下即位の時に解説しておられたのも所先生。
    悠仁親王殿下への皇位継承を揺るがせにしない──この点は強調しても、強調しすぎることはないと思います。

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