毎年、男子学生限定でしている質問。
要するに、命よりも大切なものはないのか?あるとしたら何か?という意図です。
もっと単純に言えば、男は女の為に死ぬべきか、見捨てて逃げるべきか、です。
現在、みなさんは昭和20年8月9日の満洲にいます。
目の前に130万のソ連軍が迫ってきています。
日本軍のまともな武器は7万人分しかありません。
その他の63万人にあるのは地雷だけです。
(ちなみに現物↓)
http://jmas-ngo.jp/ja/?m=20100221
もし、この対戦車地雷を抱いてT34戦車に体当たりすれば、婦女子が逃げる時間を2日間稼げます。※1
しかし、当時満洲にいたうら若き日本人女性の大半は、中絶か自決の運命をたどりました。※2
さあ男子諸君、どうする?
なお、私の答えは、10人レスをつけてくれたら公表します。
※1 もちろん結果論。
徐焔『1945年満州進軍――日ソ戦と毛沢東の戦略』(三五館、1993年)の計算。
こんなことを中国人に意義づけしてもらうって、軍オタどもは国辱だと思わんのかね。
※2 一説には9割?もちろん統計などとれないので正確な真相など不明。
倉山さんこんばんは。
「体当たりしないわけがありません」
と言ってくれる男性と結婚したいです笑
でも今の社会風潮だともしかしたら、
「一緒に逃げよう。もし捕まって捕虜になっちゃっても、頑張って生き延びてまた必ず出会おう」
とか言う男性の方がもてるのかも?
倉山さんのお答えを楽しみにしております。
先生こんばんは。
みなさん初めまして。国士舘大学3年の者です。
先生の授業を履修していてブログは毎日拝見させていただいておりましたが、コメントは初めてです。
未熟者故、どうぞお手柔らかにお願いしますm(_ _)m
今回の地雷の件ですが、
自分が逃げれば愛する人や子供まで殺されてしまう。
という事が目に見えているのにも関わらず、敵の戦車に突っ込まない男などいるのでしょうか?
授業中に周りのみんなの答えを聞いて僕はショックを隠せませんでした。
捕虜になって辛く長い人生を歩むなら死んだ方がマシ!
と言っているわけではありません。
愛する人が約90%の確率で助からない?
だったら自分も逃げた方がいい?
アホか!!
たとえ愛する人が助からなくても
助かる確率を0%から10%に上げられると考えるなら
惜しい命などありませんね。
こんな僕はクレイジーなのでしょうか(笑)
マイさん かわさん
こんばんは。藤沢と申します。宜しくお願いします。
>マイさん
まさか今日のコメント1を女性の方が取るとは思いませんでした。
興味深く拝見致しました。初対面の場にて申し訳ございませんが、考え方を知りたく思いますので、質問をさせて下さい。
『「一緒に逃げよう」と言われた場合、状況判断も含めて、どのように回答されますか?』
社会風潮の所も気になりますが、まずはここが知りたいです。どうぞ宜しくお願い致します。
>かわさん
授業中の周りのみんなの答えに興味があります。宜しければ教えて下さい。
それではまた。
藤沢さん どうぞよろしくお願いいたします。マイです。
『もしも一緒に逃げようと言われたらどうするか』ということですが、
私の場合は多分
『申し出を断って勝手に逃げる』
と思います。
よほどその男性に恋していたり、男性が見るからにサバイバルの天才だったりしたら、一緒に逃げるかもしれません。
しかしこの期に及んで、
『運良く生き延びよう(たくさんいる婦女子の中からなぜか1名だけを選んで)』
という考えを持っている男性と一緒に逃げて、戦火をくぐり抜けられる気もしませんし、もし生き延びて日本に戻ることができたとしても、幸せに暮らせる予感があまりしないので。
別行動を選ぶと思います。
参考になりましたでしょうか?
藤沢さんはこの状況では、どうなさいますか?
マイさん
藤沢です。素早いご対応を頂きまして、有難うございました。
最後の所が、一番急所だと私も思います。上手く逃げられた所で一生の負い目になると、やはり幸せにはなれないと思います。
予想以上の回答で、すごく参考になりました。
私がこの状況ならば、ここが死に場所だと気持ちを固める、というよりその手前の時点で固めておく、という事だと思います。
元より、ここまでの状況にしてしまわない事も、普段が大事という意味で、大切な役割だとは思いますけど。
人生と言うか世の中と言いますか、程度の差はあれヤマ場とか修羅場とか勝負所というのはやはりあるのだと思っています。無謀はいけませんが一方、卑怯なのは何より自分自身の気持ちが知っているでしょうからね。自分に嘘の無い形で生きていたい、そう思っています。実際には難しいのですけど・・。
社会風潮との関連で申し上げれば、実利だけを判断基準にしてしまう事の危うさがここにあると思います。気持ちとか原則を拠り所にする姿勢も大切だと思っています。
どうも有難うございました。また宜しくお願いします。
こんばんは。
僕は、大事な何かを守るために己の死も恐れず行動出来る人でありたいと思いますし、命と同様に大事なものを持つ人の人生は豊かで幸せだとも思います。
故に「一般社会」では右翼だと呼ばれています(笑
が、これを実践履行できる精神が己にあるかどうかを己に問いただすと、その勇気と覚悟を持ち得るかは聊かどうか…
己の誠と真心のままに行動できるかという問いは、僕には超難問です。
以前から、我が祖国の伝統的な思想を感じ取ろうと、葉隠や武士道を何度も読み返していますが、未だ深い霧の中にいるままですし、最近は、神道の考え方にもすごく興味があり、勉強を始めたところです。
また、特攻の遺書等を読むと、書体や文面から彼らの知性の高さに感服しますし、なによりも覚悟を腹におさめた凛とした観が強いためか、自然体というか不思議と力みのようなものをあまり感じません。
僕は、あくまでも僕は、残存する特攻の写真や動画を見る度に、彼らの凛としてるけれどもなんとも云えず自然な姿から、不思議とある種の美しさと高貴ささえ感じます。
死を前にして清々しく凛とした姿を彼らからなぜ感じるのか、その根幹や源泉は何かは、僕自身への課題です。
マイさま
>「一緒に逃げよう。もし捕まって捕虜になっちゃっても、頑張って生き延びてまた必ず出会おう」とか言う男性の方がもてるのかも?
ピシャリ言い当てた観があり、うんうんありがちと思わず笑ってしまいました。
こんな三流ドラマ的社会風潮を変えて行きましょう!
かわ さま
こんばんは。始めまして。
佐伯と申します。これからも宜しくお願いします。
>先生の授業を履修
ですか!羨ましいのです…本気で。人生の財産になること間違いなしです。
ちなみに、歴史家の宮脇先生の授業も受けたことありますか。
宮脇先生の歴史観は、巷の自虐史観から僕を解放してくれるきっかけになった謂わば僕にとっての人生の恩人なんですよ。
残念ながら、お会したことはないのですが、ご主人である岡田先生の著書共に拝読させて頂いてます。
もし、お二人から授業を受けたことがあるなら、真面目に羨まし過ぎるし、そんな幸運は人生においてそうそうないですよ^^
是非、その幸運を生かして下さい。
長文失礼しました。
藤沢さん。宜しくお願いします。かわです。
授業には20〜21歳の男女が出席していますが、
先生からの全く同じ質問に対して婦女子のために「突っ込む」と答えたのは
僕を含めて2人しかいませんでした。
他の男子生徒(20人程度)は全員逃げるあるいは捕虜になる。
という回答でした
婦女子を逃がすための時間を自分の命と引き換えに得たとしても
自分の愛する人が必ず助かるという確証がないからでしょうか?
しかし意見を聞いてみると大多数の人が
やっぱり自分の命が一番大切だ!
ということでした。
「恋人を守るため」ではなく「家族を守るため」なら突っ込む。
という男性生徒もいました。
いまいち状況を想像しきれていないようにも思いましたが
ほとんどの生徒が突っ込まないと答えたのは事実です。
平和ボケをしている人に目を覚ましてほしいです。
佐伯さん。どうぞ宜しくです。
先生の授業は僕にとってそれはもう革命的なものでした。
先生の言うことひとつひとつに対して
全て根拠や理由があって反論の余地がありません。
正論しか言わないですね。もう倉山信者です(笑)
宮脇先生は存じておりませんが、
時間を見つけて著書を読んでみたいと思います。
女子ですが、私がもしこの立場だったら
とりあえず周りの様子をうかがう!!
そしてみんなが体当たりするなら自分も体当たりしに行くし、
みんなが逃げるなら自分も一緒に逃げます。
人間、追い詰められたら大抵の人は誰かに続くと思うんです。
意志が無いなんて言われそうですが、ある意味素直な答えですよね。
初めまして。
毎日ブログ拝見させていただいております。
コメントの書き込みは、今回が初めてです。
さて、質問の答えですが、僕は迷わず突っ込むと思います。
もちろん、迷わずというのは表向きの強がりです。内心ではびびりまくってますし、むしろ婦女子を盾にして自分だけでも逃げたいかもしれません(笑)。
それでも堂々と突っ込んでいけると思うのは、婦女子のために命を捨てることに、自分ひとりが生き残る以上の価値を見出せるからです。
民族の血を次の世代に繋げることは、婦女子にしかできません。
だとすれば、民族の誇りもまた、婦女子によって次の世代に次がれるものだと思います。
では僕(男)の役割は?
民族の誇りとなるように生き、そしてそれを護ることだと思います。
その大儀の元であれば、「自分がここで死ぬことで・・・」と云う気になります。
自分の愛する人がその場に居て、その人を逃がすために僕は爆弾を抱え、戦車に飛び込みます。
生き残った彼女が、子供たちに「あなた達のお父さんはこんなに立派に生きたのよ」と一言伝えてくれれば、まさに“死に甲斐”があったといえるでしょう。
自分を捨て、公を意識し、自己犠牲の美徳に散って行った特攻隊の方々を思うたび、国のために命を賭した彼らの連綿たる思いに、心を動かされるのです。
初めて書き込むのに、だらだら駄文を連ねましたが、
大切な同胞の女子を護る為に自分が死ぬ、そう考えるだけで、男の子の血が騒ぐではありませんか(笑)。
武器が7万人分、地雷が63万人分
十分逃げるぐらい戦えますがな。
地雷で戦車を破壊すれば戦車砲台にできるし、動ける戦車を手に入れることができればその戦車で女子を乗せて逃げられます。
地雷抱いて突進しても戦車までたどり着けるかどうか?
問いはこんなことではないでしょうが(笑)
当然!戦車突進自爆でしょう!
まあ、最後の手段です。
私だったら・・・地雷を抱える側に立っていたいものです。
でもタダで死ぬのは嫌だから、他の人が特攻して敵司令部までの道が開くのを待ってから突っ込むのじゃないかと思います。
え?生き汚い?功名心?どうせ死ぬなら大物を狙いたいじゃないですか。
いずれにせよ、女子供に混じって我先に逃げる男にはなりたくないですね。
8人ですね。ということで返信だけ。
マイ様
女を見る目がない男よりも、男を見る目のない女の方が圧倒的に不幸になりますから、いざと言う時に守ってくれない男を見抜くというのは生きるのに必要な能力ですね。
かわ様
クレージーではないと思いますよ。なぜならば、、、
を知りたければ、他の連中にも意見表明させましょう。
藤沢様
>元より、ここまでの状況にしてしまわない事
軟弱者!笑
問題文の前提です。
佐伯様
>命と同様に大事なものを持つ人の人生は豊かで幸せだ
これがわからないのが戦後民主主義者、憲法九条平和主義ですね。
「命よりも大切なものはない」「死んだら終わり」が格好悪いという審美眼がないみたいです。そういう美意識がない人間が命を大切にするとは到底思えないのですが。
ハルカ様
>とりあえず周りの様子をうかがう!!
全員が思考停止してオロオロしているというとある大学のとある授業みたいになったら?
貴様
はじめまして。
全然だらだらしてないですよ。
この問題、普通に考えたらこれしかないのでは?というつもりでだしています。もちろん、私の答えは普通ではない答えなのですが。
さるさる組長様
>問いはこんなことではない
大興安嶺山脈を突破してあっという間に攻め込んできたT34の威力が大前提です。この問題の大前提は、戦力差が圧倒的だということです。
瀛様
その方法でどうやってヴァシレフスキーにたどりつけるのですか?おそらく長城から岡村兵団が援軍として大挙乱入!みたいなファンタジーが起きて、ようやく半々以下の確率ではないでしょうか。
以上、普通の人は知らないでしょうが、日本近代史の常識的知識がある人ならばピンときていただける説明でした。
9人目 。 十分生きた一人として、地雷攻撃ですね。
とりあえず、10人×2日間=20日間稼げたら、婦女子は逃げられるのでしょうか。
倉山先生
こんばんは。
日本人の感性の劣化はビジネスやサブカルチャーも間違いなく衰退させるだろうと推測します。
侘び寂びや質素な日本的美意識は、世界に誇るべき独創的な文化的精神だと確信しているのですが…
話が変わり恐縮ですが、先生の「葦津珍彦」像とはどのようなものですか。
お時間ある時に、一言頂けると幸いです。
誰でも、いいので十人目のレスしてほしい…
寺小路様
史実はもっと峻厳で、次から次へと「アンパン突撃」をしながら、特攻への備えをしていた赤軍に傷をつけることなく斃れていきました。
おそらくあの状況では2日稼いだのが奇跡かと。
女性なのでカウントされないのが残念ですが・・
自分は夫も子供もおりませんので、子供たちの為に喜んで命を捨てます。
こんな人間でも何かのお役に立てるなら本望ですよ。
しかしながら極限状態の男性陣の中に女が入っても
色々な意味で足手まといになってしまうかと思いますので
後方支援または一人でも多くの子供と女性を逃がす為に最後まで残ります。
逃げることができなければ・・自害を選ぶでしょうね。
自害するぐらいなら地雷抱えて敵陣営に飛び込みたい・・
わたしに子供がいたり、わたしの為に命を捨てるという男性がいるのであれば
何があろうとも、どんなことをしようとも、その人たちの為に生きる覚悟を決めます。
わたしも恋人だろうが夫だろうが憧れの人であろうが
「一緒に逃げよう」などと言う情けない男とは一緒に逃げたくはありませんね。
大変失礼いたしました。上のコメントはわたくしによるものです。
倉山先生
>その方法でどうやってヴァシレフスキーにたどりつけるのですか?おそらく長城から岡村兵団が援軍として大挙乱入!みたいなファンタジーが起きて、ようやく半々以下の確率ではないでしょうか。
そりゃそうですね。そも、130万対70万で司令部までたどり着けるわけが無い。
ところで、同じような時期に同じような事例がベルリンでも起こっていたように記憶しておりますが、当時のベルリン男子はどのように抵抗したのでしょうか?
私も改めて調べてみますが、もし御存じでしたらご教授願えればと思います。
alex様
いえ、レスをつけてくれた方10人、と考えていたので、男女関係無しです。どうやらこの砦にレスをつけるのは戦場に行くのと同義であるというはなはだしい勘違いが広がっているようですし。苦笑
私がかかわっている女子学生には4月2日のalexさんのレスを熟読するように指導しています。
瀛様
ドイツ国防軍は、装備に関しては連合国と対等な質でした。
スターリングラードもそうですが、ビルの部屋一つを奪い合うような凄絶な市街戦が展開されました。
クルスクなんかよりもよほどこちらの方が現代戦に近いです。
さあ10人ついたので、エントリーの用意だ!
まだまだ受け付けてますけど。
佐伯様
>葦津珍彦=あしずうずひこ・・・学生向けのふりがな
竹田恒泰さんが尊敬されている方ですね。
私も京都学派の端くれ中の端くれですので、「偉い人」くらいの認識はありますが。
実は葦津先生の本、一冊も読んで無いのですが、「倉山さんは葦津先生の本で勉強されたのですか」と勉強熱心な方には言われます。
種明かしをしますと、京都学派総帥にして吉野作造の公私にわたる生涯の盟友である佐々木惣一先生の御著書を全部精読したらそうなる、ということです。
これで佐伯様ならお分かりだと思うのですが、初心者には難しいかな。。。
しばしば先生のブログを拝見しております。初めてコメント申し上げます。東京の某私立大学法学部生です。
まさに絶対したくないタイムワープですが、自分なら武器がない以上、地雷抱えて突撃すると思います。確かにそうしたところで、婦女子が逃げのびる可能性は極めて少ないと思います。ただ少なくとも自決すれば、婦女子が犯され殺されることはなくなるわけで、それだけでも日本人としての誇りは持てるでしょうし、少しは価値があると考えました。
勿論、極限状態で、ホントに自分がそのような判断ができるか?と言われると、体験したことがないので、それほど自信もって断言はできませんが。
コメント見ると男子で10人御所望のようなので、駄文ですが失礼しました。
倉山先生
早速のレス、感謝申し上げます。ありがとうございました。
>竹田恒泰さんが尊敬されている方
そうだったのですか、それは存じ上げませんでした。
竹田先生がご尊敬なされる御方なのですね。
と申しますのも僕は無学なものですから細かいことは分らないのですが、葦津先生のご著書を拝読していて読み易い本ではないですけど、何と無くあくまでイメージ的にですが先生を彷彿させる感じがあったものですから。
エントリーに関係ない個人的な疑問にご丁寧にお答え頂き、ありがとうございました。
かわさん
こんばんは。藤沢です。
遅くなりまして申し訳ありません。
ご対応頂きまして有難うございました。
その場に女子もいたのですか?
まあ、それはともかく。せっかくの倉山さんの講義、休まず出席して、宜しければその事をまたこの砦で、私や他の読者の方にお知らせ下さい。
あと、新著のあとがきは、凄く良いですので、是非一度読んで見て下さい。
また宜しくお願いします。有難うございました。
たんたん様
はじめまして。
>自決すれば、婦女子が犯され殺されることはなくなる
>日本人としての誇りは持てるでしょうし、少しは価値がある
その通りと思います。
命より価値が重いものは無い、死んだらすべて終わり、と考える人はこのような意見をどう考えるのでしょうか。
私のような立場の人間が言うより、若い学生が声を上げてそういった人たちを説得していくことが必要だと思います。
佐伯様
本当によく言われるのですよね。私もまじめに読んでみようと思います。
藤沢様
>あとがき
のどの部分ですか?
倉山さん
こんばんは。軟弱者の藤沢です。
「何だってんだよ!お高くとまりやがって・・・」
とか、そういう感じですかwwwww。
(若い方、何の話か分からないですよね。失礼を致しました。)
・・・さて、あとがきですが。
『全ての勉強は生きる方法を学ぶこと、生きる力を身につける事です。学びたいとは、「生きたい」と同じなのです。』
個人的にはこのくだりが好きです。どの職業でも同じなのだと感じさせてくれます。
今回の件、読者の多さを改めて感じました。二番煎じは通用しないかもしれませんがwww、体調にはご留意の上、これからも頑張って下さい。それではまた。
藤沢様。
授業には女子学生が3人いました。
これについての質問は女子学生にはしませんでしたが、
先生は違う質問を問いかけました。
「もし君たちが外国人の知らない男達に誘拐、レイプされ、妊娠させられたとします。それでも監禁され続け、中絶ができないくらいにお腹の中の子供が成長してから無事に家に帰されたとします。あなた達は自分の彼氏や旦那さんに、犯人を捕まえて殺してほしいと思いますか?ただし確実に犯人を殺すことができるという前提で。」
この質問に対して女子学生の3人の内1人が
「殺してほしくない。」との回答でした。
理由は、「その後彼氏と一緒にいれなくなるから。」でした。
他の2名は殺してほしいとの回答でした。
ちなみに男子生徒にも同じ質問がされ、
「もし自分の彼女や奥さんがレイプ、妊娠させられ(略)」
との問いには約20人中僕を含めた5人は復讐をしに行く。
と答え、他の生徒は殺しに行かない。と回答をしました。
やはり「人殺し」という反人道的な行いが引っ掛かるのでしょう。
今週の授業ではこんな議論をしましたよ^^。
かわさん
こんばんは。藤沢です。
素早いご対応を頂きまして、有難うございました。
なかなかのGood Jobです。面白かったです。
倉山さん、大学ではこういった形の講義(演習?)をされているのですね。ある意味、物凄く中身が濃いと思います。設定の細やかさは、いかにもという感じがします。かわさんの再現力も良いですね。その力、大切にされる事をお勧め致します。
また今後とも、宜しくお願いします。
有難うございました。
かわ君の再現力にはちょっとビックリ。
まあどこぞのハーバード政経塾のサンデルみたいな子供だましと思われはしないでしょうけど、まあ誤解するアホは仕方ないか。(自己完結)
ちなみに、聴衆があまりにも発表者の言っていることを理解できていなかったので、これでもかとリアルに設定を飲み込ませるためにこういう説明をしました。
ちなみに、これは比喩でも何でもなく、一九九〇年代のボスニアで本当にあった話です。
私の答えは、女子供にも爆弾をくくりつけて突撃させ、その間に逃げるです。
先生の問題提起は、まさに戦中の軍部がやった手法そのもので
女生徒にいいとこ見せたいなら特攻しようぜ!と煽っているのと同じ事です。
みなさんの中に、特攻しなければならない空気が温まっていますね。
私はなんとしても逃げます。
そして生き残って、運よく逃げ帰ってきた女性に種付けをして
ベビーブームを起こすことが戦後社会のためじゃないでしょうか。
繰り返しますが、みなさん煽られて死ににいく愚か者にならないでくださいね。
倉山先生のこういう授業は、私も若いときに受けたかった。
忘れられない授業になっていただろうと思います。
書き込み参加者の方々が真面目によく勉強しておられる事に、改めて感心したり恥ずかしくなったり、です。
>30オコチさんのような人たちばかりで作られた社会は、ろくでもない社会だろうね。
そんな社会で生き残って一員になるより、地雷を抱いて突撃死する方がマシです。
最近は「人間の尊厳」が、全く分からなくなっている人が少なからずいらっしゃるのですね。
2014年8月15日ページの共産主義者さんのご意見もそうでしたが、人間を知能ある「動物」としか捉えられない。
つまり、ご自分のことをも、その程度の存在としか認識出来ていない。
更に言わせて頂くと、今までその程度の存在としてしか、扱ってもらえなかった、ということでしょうね。
大人が何とかしなければ、と思うけど、この不幸の原因は何処にあるのでしょうか・・・少しばかり混乱しています。
戦後、私はどうして生まれてきたかといいますと、
特攻を志願して試験にはパスしたが、飛行機が不足して、くじ引きで命を拾った父と、
近くにビール工場があったので爆撃を免れて生き残った母との間に生まれました。
(アメリカさんは、占領した後、ビールを飲みたかったから爆撃機は通過して行ったのだそうで、ふざけてます。)生と死は、紙一重でした。
戦中戦後、苦労だったでしょうが両親から愚痴めいた話は、いっさい聞いた事が無い。
オコチさんのような方法で生き残った両親ではなかったことに、心からほっとしています。
もしそうなら、自分の存在が恥ずかしくて後ろめたいだろうと思う。