今後の日本経済と政治を動かす二つの視点(倉山塾メルマガより)

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これからの時代に生き残るための経済学 (PHP新書)

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今は国民輿論の力で
日本を天国にも地獄にもできる
珍しい局面。
これほど国民輿論の力が大きい場面は
滅多にない。

現在の日本経済は、デフレ完全脱却の正念場。
コストプッシュとは言え、インフレはインフレ。
デフレよりマシ。
しかし、ここでおかしなこと、
「早すぎる金融引き締め」なんてやられたら
すべてがおしまい。

さんざん日銀がやってきたことなので、
国民の監視が重要になる。
私は今まで
「経済学は口喧嘩の道具。大事なのは殴り合い」
と言ってきたけど、
今後は「口喧嘩」が重要になる。

もう一つが財務省の動き。
なぜ財務事務次官にとって最高の天下り先である
日銀副総裁→総裁の「ロイヤルロード」を
今回は奪えなかったのか。
色んな情報が乱れ飛んでいるけど、
一つの可能性が見えてきた。
それは夏の財務省人事でわかる。

ということで、この二つについて詳解。

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「今後の日本経済と政治を動かす二つの視点(倉山塾メルマガより)」への1件のフィードバック

  1. 日銀の総裁・副総裁・理事は沈黙主義で金融政策決定会合のあと、結論を言う。そうじゃないと、マーケットにインサイダーな情報を与えてしまう。
    国会は議論の場、逆に発言主義と言えるだろう,,,議論して物事を決定する機関…
    日銀の総裁を選定する今のときだけ、参考人尋問をして日銀総裁や副理事(予定者)が持つ自分の金融政策思想を問える。
    候補者が上がる前にちょっとした総理の言動や金融政策担当の秘書官の行動とかで、円ドル相場を乱高下させてしまう。でも、それはそれで仕方ない…

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