最後の一段落以外は良記事。
インフレ目標2%に黄信号 黒田日銀は審議委員人事でピンチも
要するに、アベノミクスを続けたければ3月と6月の日銀人事を勝たねばならないということ。
その通り。
では最後の一段落を引用。
いずれにしても、3月、6月の審議委員人事で追加緩和賛成派を増やせるかどうかが日銀運営のカギを握る。審議委員の指名では、衆参両院で与党が多数を握っているので、人選の事務を担う財務省がポイントになってくる。財務省のお眼鏡にかない、追加緩和に賛成の人は誰だろうか。
なんで、財務省がカギを握るのだ?
なんで、たかが事務屋の財務省のお眼鏡にかなわねばならないのだ?
安倍首相と財務省の対立関係は、もはや誰の眼にも明らかになったはずなのに、この期に及んで連中の御意向を窺うのか?
安倍首相が先手を打って人選するなり、
安倍首相の意向に沿う名簿を財務省が提出するまで拒否権を行使し続けるなり、
それこそ首相官邸が政治主導を発揮すればよいだけでは?
こんな調子で、今の財務省の言うことなんか聞いていたら、それこそ
アベノミクスは3月で即死
もありうる。
あえて回りくどい言い方するけど、私はこの記事で「黄信号」と感じた。
経済学的には全部正しいけど政治的には白痴に等しいリフレ派が舞い上がるのは仕方ないけど、
倉山塾生だけはこの状況に危機感を抱いてほしいと思う今日。
「倉山はリフレ派を攻撃したー」って言うコメントが来るか??
財務官僚を動かしているバックは何なのでしょうか。
追加緩和支持派を増やせるかどうかがカギ。
議席が多数であっても、名簿を作るのが財務省だということがポイント。
追加緩和を良しとして、財務省のお眼鏡にかなう人なんていないだろぉ(´Д` )
危ないね〜
という、高橋洋一さん流の嫌味なのでは…