私も父を肺炎で亡くして1年もたたないので、
「ただの風邪だ!」と言うのは気が引けるし、
風邪だって深刻な病気になりうるので、甘く見ろと主張する気は毛頭ないのだけど、最近の人心の乱れは目に余るので、あえて言っている。
首相官邸が風評被害の発信源だし、ネットも含めたメディアでも無責任に人を怖がらせるような情報が垂れ流されているので、多くの人が不安になるのは理解できる。
そんな時だからこそ、日本人には、ありがたいことに道しるべがある。
天皇陛下のご存在である。
9年前の大震災では、先帝陛下はあえて玉音放送を行われ、我々国民を激励してくださった。1000年に1度の大災害で国が危機にあったからだ。
では今は?
まだ陛下は、お出ましになっていない。本当の危機なら、陛下の玉音放送があるはずだ。
ということは、まだそこまでの危機ではないということだ。
今回の疫病が深刻化する理由は三つ。
一、中国人の行き来が多い。
二、衛生環境が悪い。
三、医療環境の不備。もしくは、パニックによる崩壊。
さて、今の日本は?
一、中国人は勝手に来なくなった。
二、世界一清潔な民族である。
三、今のところ、明らかに大丈夫。
本当に危機ならば、陛下の御言葉があるはずである。
慌てるのは、それからで良いのでは?
今は、自分の健康と生活を守るために、正しく警戒すべき時。
陛下が民の安寧を祈っていないはずがない。ならば、あえて陛下は御言葉を発しないことで、我々に道を示しているのではないか?
日本人ならば、まだうろたえる必要はない。
「未知のウィルス」と言えど、ウィルスです。しかもコロナウィルスの一種です。従って、それに伴うリスクは限定的なはず。なのに今、欧米は明かにパニックを起こしているように見える。日本のマスコミも連日危機を煽っている。
にも関わらず、私の周りの友人や知り合いの人たちは意外にも冷静で、それが逆に不思議に思っておりました。
しかしその謎が解けたような気がしました。
> まだ陛下は、お出ましになっていない。
> 本当の危機なら、陛下の玉音放送があるはずだ。
そうですね、そのことが、日本人の潜在的な心の支えになっているのかもしれません。
不敬の塊の安倍政権でも、流石にこの程度の事で陛下にお出まし願うのは・・・という心理が働いたのか何なのか、急に人心を落ち着かせるような施策を打ち始めましたよね、遅過ぎだけど。(笑)
二度の消費増税による、アベノミクス大失速をチャラにする絶好の機会なんですけど、無理なんでしょうねぇ・・・。
陛下の玉音放送の有無を国家の重大事の判断の基準にするって、なんだか明治の元老達が最も憂慮した、陛下に多少の責任が向いてしまうことに繋がりかねないような気がするのですが。