応仁の乱の領袖一覧。
東軍
足利義尚、細川勝元、赤松政則、
畠山政長、斯波義敏、京極持清、
西軍
足利義視、山名宗全、大内政弘、
畠山義就、斯波義廉、六角高頼、
土岐成頼、一色義直
この中に一人だけ仲間はずれがいます。
大内政弘です。
他の人は？
全員が、父親の父親・・・をたどっていくと天皇にたどり着く、「男系男子」です。
では、その人たちが「天皇の血を引く男系男子だから」と皇位継承権を主張したら？ 血みどろの殺し合いになりますね。応仁の乱どころではない。
他の国ではいざ知らず、日本では認められません。
ちなみに、義尚と義視以外は、応仁の乱で将軍になろうとすら考えていません。それが日本の歴史です。ましてや天皇になろうなど、かけらも考えない人たちです。
これで、「神武天皇のY染色体遺伝子を受け継いでいるから尊い」と主張する議論が、如何に無意味かわかりますでしょうか？ Y染色体遺伝子を持ち出して、「何代離れていようが、天皇の子孫だったら、天皇になる資格があるのだ！」などと言い出すことは、女系論と同じくらい日本の歴史にありえないことなのです。
ついでに言うと、女帝は「神武天皇のY染色体遺伝子」を受け継いでいません。（失笑）
応仁の乱の領袖たちが天皇の男系子孫か否か、なんてこの年まで調べようとは思わなかったくらい、バカバカしい話です。
皇室を語る時に、「ぼくの（わたしの）考えた理想の理論」のような邪道はいけませんね。
確かに、それだけでは弱いっすね、さんや、伏見小僧さんは、ほとんどそれだけでしたから、
神武天皇には兄君がいらして。
彦五瀬命、稲飯命、三毛入野命。稲飯命は新羅王の祖となったとも伝えられますよね。御兄弟であれば当然、同じハプロ型を保有していらしたということ。
コレを直接言うと、大抵のネトウヨが黙ります。「韓国にも僅かだけど、Ｄ系統を保有している人達がいるんだよ」と何度言っても、伝わりませんでしたが。
彼等は古事記すら読んだことがないようです。
この話をホント叩き潰したいです。
なんで染色体で皇室はすごいと言うのか意味が分かりません。
一般人ですが（ネトウヨともいいたくない）、
Y染色体は父系の必要条件で宮家である事の証とか言われて、
？？？最初何言ってるのか分からなくて、
「臣籍降下、皇別摂家って知ってる？」と書いても返答はありませんでした。
自分が浅学である事は重々承知してますが、
こんなのよりは知ってるつもりです。
皇室に関する当たり前の用語（知識ですらないｗ）が
広まってくれればいいと思うのですが、
何故かこっちの方が支持される。意味が分かりません。
千歩万歩譲って、
せめてこの話を言う人は中野信子氏の生殖医療の利用はどうする？という疑問に答えてほしいです。
そのうち、そこいらの男の子が、皇族だと言いはじめるかも知れませんね。人の遺伝子組み換えとかね。
大内政弘は天皇の男系子孫ではないが、
人類は一人のアフリカ人男性から派生したので、
天皇の男系子孫の細川勝元も、
そうではない大内政弘も、
神武天皇の存命中よりもずっと前の
何万年も前まで先祖を遡らせれば
一人の男性にたどり着く。
そういう風に考えた場合、
神武天皇のY染色体ハプログループと広げ過ぎずに
現在の天皇陛下のY染色体ハプログループに
比較的に近い時代に別れた血統から選ぶという風に
言い変えたほうがより良いと思う。
例えば、現在の皇室と
第二次世界大戦後に皇籍離脱した旧宮家の
共通の祖先は北朝の崇光天皇なので、
崇光天皇の男系子孫（Y染色体ハプログループ）
ぐらいに限定したら良いかと。
江戸時代には正親町源氏が派生しましたが、
ななし様はどのようにお考えでしょうか？
勿論、正親町源氏の祖である正親町天皇は、
遡れば北朝の崇光天皇に辿り着きます。
臣籍降下と、ＧＨＱによる皇籍剥奪は全くの別物です。
順位は低くとも、かつて皇位継承権をお持ちだった旧宮家の方々のお血筋と、臣籍に降った方々を同列には扱えません。
これを「君臣の別」と言います。