じっくり学ぼう!憲政の常道 第34話 嘘をついて騙すのは三流。一流は?(倉山塾メルマガより)

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3刷御礼!
噓だらけの日本古代史 (扶桑社新書)

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評論家の田崎史郎さんが
「安倍派90人も逮捕なんかしたら大変だ」と発言。
元明石市長の泉房穂さんが
「誰も困らない」と応酬。

平成初頭の政治改革の時期に
雰囲気が似てきました。
「政治家、総とっかえ!」って。

本日は連載。
世紀の悪書『小説吉田学校』の冒頭です。

芦田内閣が倒れた。政権は野党自由党に戻る。
しかし、総裁の吉田茂はGHQ、特に
民政局次長のケージスに忌避されていた。
そこでケージスは
自由党副幹事長の中井川隆一郎を呼び出し、
幹事長の山崎猛を総理にするよう示唆する。
吉田は貴族趣味の官僚で、
中井川や星島二郎ら党人に嫌われていた。
中井川は同じ党人の広川弘禅とはかり、
党内を山崎首班で固め、野党にも根回しする。
吉田は通訳の須永一雄に直接確かめ、
ケージスの陰謀を感じ取るが、何もできない。
自由党総務会にて。
総務会長の斎藤隆夫は戦中に軍部と戦った
気骨の代議士だが、どうにもならない。
広川らのシナリオ通り
吉田が引退声明をさせられそうになった瞬間、
一年生議員の田中角栄が発言を求めた。
「これは憲政の常道の蹂躙だ。
たとえ敗戦国でも内政干渉を許してはいかん!
そもそもマッカーサーの正式な命令書はあるのか?」
これに吉田は
「なぜ、そんな簡単なことに気付かなかったのか」
と得心。
「覚え書きを貰おう!」と逆襲。
これに自由党総務会は吉田首班に流れが変わる。
真っ先に吉田擁立を言い出したのは広川だった。

田中角栄の華々しいデビュー、とされてますが、
その事如くが嘘。
もっとも戸川伊佐武さん、半分が本当で
嘘を混ぜるから、みんな信じちゃった。(笑)
「人を騙すときはこれくらいやれ」
の見本なので、事実関係を検証。

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