これが今のカバーストーリーなのね

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 税率をドン。さらに倍!

今年もやってきました財務省ダービー。

首相官邸が財務省人事に介入!と報道されまくっていたので、それへの疑義を片っ端から並べてみた。その説、あまりにも荒唐無稽だし。

参考までに優良ブログの分析。

https://ameblo.jp/scorpionsufomsg/entry-12293904492.html

そしたら、こんな記事が流れてきた。今回の人事は前事務次官の佐藤慎一が自分を舐めくさった奴らに報復粛清人事を食らわせた?今のカバーストーリー、そういう風になっているのね。

 

『週刊エコノミスト7/25号 「霞が関人事」の裏側』

 財務省のトップ2は、福田淳一氏(82年大蔵省)が事務次官、岡本薫明氏(83年同)が次期次官の有力ポストである主計局長という定石通りの人事だった。
 しかし、そのほかの人事では、佐藤慎一氏による”粛清の嵐”が吹き荒れた。
 サプライズでは、主計官や主計局次長を歴任した藤井健志氏(85年同)が国税庁へ転出したことだ。
 仕事に厳しいが、優秀ぶりも際立つ藤井氏は省内外で「大佐」の愛称で呼ばれ、同期の中でも早くから次官候補と目されていた。国税庁次長は、次官への道を歩むコースとは言い難い。
 省内では、年長の佐藤氏にも率直に物申す藤井氏が、人事で割りを食ったとの見方が強い。
 理財局長人事でも、番狂わせがあった、統括審議官から理財局長に異動する太田充氏(83年同)は次の次、つまり、2年後には次官になることが有力視されている。
 財務省では次官になるには、政治家回りを担当する官房長は登竜門ポスト。 
 今夏の人事で官房長には太田氏の就任が予想されていたものの、蓋を開けてみれば太田氏より年次が若い官僚が起用された。 年次を考えると、太田氏は理財局長→主計局長→時間と昇任する可能性が大きく、官房長未経験のままの次官就任が現実味を帯びる。
 あえて登竜門ポストを外したとも取れる人事には「太田氏の態度が気に食わなかった佐藤氏の意向」との声が省内で聞かれる。