「誰も教えない時事と教養」カテゴリーアーカイブ

結局、教育の議論に

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 昨日は、町田のロータリークラブで講演でした。演題は「日本の地政学的意味」でした。会員制の会なので告知はしませんでしたが。

 23日の「日本活性化への処方箋」も、あと1〜2名しか空きがないそうで。来月以降の申し込みもお早めに。もっと広い会場に移ります。

 ところで、ワイドショーが「政治と金の問題より、国家をどうするかを語って欲しい」と報じるように。ワイドショーが正論を言うようになった。。。

 ちなみに昭和六年に満洲事変が起きると、一番に関東軍を支持したのは、朝日新聞と婦人公論でしたとさ。

 どちらを向いても暗い世の中、ヤンキー先生こと、義家弘介参議院議員が北教組追及などで気を吐いている。舌鋒に鳩山首相がタジタジ。特記してよいと思う。

 ついでに、かの中村喜四郎センセイが

「小沢、恐るに足らず!」

と説いているらしい。
確かに、顔だけでも貴方の方がコワイ。汗。。。

 それはさておき、こんなことに。
大学生の就職内定、「氷河期」下回る80.0% 2月1日現在
http://sankei.jp.msn.com/topics/economy/3061/ecn3061-t.htm

 就職難に苦しむ皆さん、呪いを込めて名前を覚えましょう。

 日本銀行総裁は白川方明です。

 大学生、白川総裁が何を言っているか、やっているか、知らないですね。だから搾取されるのです。まず、知りましょう。
「私は悪くない」と主張したがる小役人根性の人間にとって、世間から自分の一挙手一投足が注目されることほど恐いことはないですから。

無気力・無感動・無関心は悪です!

 いつのまにか経済誌と化した『Voice』に早稲田の若田部正澄教授が書いていたのだが、ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授とメリーランド大学のカーメン・ラインハート教授によれば、
一八三〇年の独立以来、2年に1回の割合でデフォルト(債務不履行)を起こしているとか。ギリシアがとんでもない国であることは、いずれまとめて書きます。

 世界的不況がまたぞろ。。。財政危機が懸念される国々のことを欧州では、PIGSと呼ぶとか。ポルトガル・イタリア・スペイン・ギリシャのことだそう。覚えておきましょう。

 さて、巷で話題なのがこちらです。愛子様に女帝(自体は先例があるので、やってはならないわけではない。最後の手段だが)になっていただきたいと主張される方、どう考えているのだろう。普通の人と同じような経験をしていることが大事なのだろうか。

 愛子さま学習院不登校 学校側「学級崩壊」否定
http://www.j-cast.com/2010/03/08061854.html

 そもそも、皇族はすべて家庭教師教育にすべきだと思うのは私だけでしょうか。
問題は文系の家庭教師人選が難しいのだが。
もっと問題なのは、帝王学の中身ですね。
(ということで、政治学の教科書シリーズ、近日復活)

 ちなみに学習院が妙に注目されてたので、学習院が宮内省の管轄に入った時の議論を紹介。

 徳大寺実則曰く、

「教育は制度ではなく、内容が大事です」

と。(『明治天皇紀』明治十五年四月十二日の項) 

 徳大寺に関しては、去年の『正論』の一回限りのつもりだったのだが、彼の逸話をもっと知りたいという声が多いのと、この発言があまりにも普通でまともであるので思い出して紹介した次第です。

「普通=まとも」の時代、ですな。どれだけ狂っているのだか。

 ちょっと谷に沈んでいたのですが、抜け出せそうです。ということで、執筆ヒキコモリで更新止まったらすみません。
そうなったらいつものようにレスの議論で盛り上がってください。笑