これは、皇室問題を研究し世論を啓発するシンクタンクを民間で作らねばならないと、かなり本気で考えた。
きっかけは、有識者会議の報告書を読んだこと。感想は一言。
義憤にかられた!
典範を一条だけいじり、内容を法律で決めるという最も重要な点は100点満点の200点と称揚して良いので本筋は守っている。まさか上皇以外の尊号はあるまいと思っていたが、さすがにそれは守られた。
しかし、邪な内容も入っている。
筆頭が「上皇后」なる聞きなれない称号。この名称は新儀である。と言って、新儀の意味を安倍内閣が理解しているかどうかすら疑わしい。
なにしろ漏れ伝わる報道だと、「践祚と即位」を混同しているかのような議論まで伝わるのだから。”有識者”がこれなのだから、大丈夫か?と言いたくなる。
皇嗣殿下の称号も、如何なものか。
皇位の安定継承に関して「女性宮家とは何事か?」と脊髄反射で牙を剥く、あるいは男系女系と誰かから聞いた結論を丸暗記して反対意見の人間を罵る。そして本質的な議論は何も進まない。
そんなことをするよりも、あるべき「典憲体制」を研究し、啓蒙普及するシンクタンクを作らねばならないとの結論に至った。
予算は年間5億とは言わないが、1億は欲しい。
内3千~4千万が○○費、6千~7千万あれば、○○費とその他諸経費でどうにかなる。以上が研究と最低限の啓蒙のため経費だが、もう4億あれば何に使うかと言えば、○○費。
人文系のシンクタンクはいろいろと難しいこともあるのだけど、実は金額が困難なのではない。
経験者は語る。
典憲体制研究所
あっても良いと思うのだが。
皇太子殿下が即位した後の秋篠宮殿下の称号は、
皇「儲」じゃなくて皇「嗣」じゃありませんでしたか??
1980から90年代半ばまでにあったことらしい近代の終了(©古田博司筑波大学教授 チャンネルくららへの出演希望)とともに東京大学(法学部)なるものの拠って立つ前提が崩壊したことが大きい。
御厨貴のような知識では皇室問題に対応できないことは当然。
渡部昇一先生がおなくなりになったことは残念です。
中川八洋先生もこの件に関して怒り心頭のようで、御厨氏をこれでもかと罵倒しています。
倉山先生と意見が違うところが色々あるとは思いますが、中川八洋先生をチャンネルくららで見たいです!
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com
連絡はこちらからできるようです。