自民党の「お上」意識

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野党と違って自民党は政権担当能力がある大人の政治家の集まりだと放言してた諸君、大丈夫?

たいていの場合、言い間違いは訂正すれば許されるが、例外はある。

恥ずかしいことに、これが現職法務大臣の言い訳。↓

無罪の『主張』と言うところを『証明』と言い違えてしまいました。謹んで訂正致します。記者の皆様に配布したコメント文面には”わが国の法廷において『主張』すればよい”と記載してましたが私が言い違えてしまいました。無罪推定の原則は当然重要な原則であり日本の司法もこの原則を遵守しております。

↑信じがたいが、この御方は司法試験を受かった弁護士でもある。だから、確かに推定無罪の原則、知ってはいるはず。

ということは、我が国の刑事裁判を「お上」が平民を裁く御白洲と同じものだと認識しているということだ。

筋論で言えば、即刻、辞表の一つでも出すべきだが、現実的にはどうでもいい。もっとどうでもいいのが、安倍首相の任命責任。

どうせ、自民党だから。

自民党の無知無学無教養は今に始まったことじゃないが、「お上」意識は度し難い。

昔の自民党は常に政権与党だからこそ権力者としての自覚があって謙虚さを心得ていたが、最近はその建前すらかなぐり捨てている。能力が無い人間の集団が権力を握って横暴になっている。この現実を認識しないから、国民は痛い目に遭わされる。

「自民党の「お上」意識」への5件のフィードバック

  1. 新年の安倍総理の国民向け挨拶を聞いて「国民の幸せを祈ります。」という言葉に微妙な違和感を感じた。
    「国民の幸せを祈ります。」は国王(日本であれば天皇)の言葉であるべきであって、宰相は「天皇陛下の国民の幸せを願う気持ちを実現するために一生懸命働きます。」というのが適していたのかな?
    「天皇はもう年下だし、天皇を即位させたのは自分だ!」というような国王気取りを感じたのが、危険だな…

  2. 森法務大臣のこのタイミングでのこの発言は
    日本国の国益を大きく損なうものであるにもかかわらず、
    国益を重視しているはずの論者の人達は
    ゴーンの批判はしても法務大臣を批判していませんね。

  3. 日本の司法と日産とゴーンを自虐パロディにして、コメディ映画で英語仏語で国際配信でもすれば、日本もやるじゃないかと少しは好印象になるんだろうけど、そんなウィットの効いた強烈パロディ映画作れる日本人いないだろうなぁ…
    (村西監督ばりにSM下ネタいじりも織り交ぜるのだ)
    これなら悪化はしないよ。

    1. ゴーン役の俳優はローワン・アトキンス(Mr.ビーンの人)で決まりだな(^^)

  4. 日本人にお上意識は拭えない、だから主上御謀反で対処するしかない。それも相当切羽詰まってから言い出す始末。
    閑話休題。選挙中選挙区がいい。自民党が主流派と反主流派と別れる事が日本式二大政党。極左、極右。カルトと各々お友達が反社会勢力。共産党=共産主義コミンテル、旧社会党=ナチスJAPAN、カルト=オームの流れ。普通彼らのルールを適用すればポア。殺処分だよね。

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