英国がEUを離脱。
国民投票は僅差だけど、別に予想外ではない。
むしろ、キャメロン退陣宣言の方があとあと心配。
スコットランドやアイルランドもきなくさいし。
さて、報道を見ても、「なぜ、この理由を言わないの？」
と驚いていることがある。
イギリスがEUを嫌がっている、決定的な論点があるのだが。
多くの人が、グローバリズム（この場合、超国家主義と訳す）に対する、ナショナリズム（国家主義）の反発と解説しているけど、それはそれで抽象的すぎて隔靴掻痒。
もっと具体的な理由がある。
現在、チャンネルくららで緊急特番を組むべく、この問題の専門家に出演交渉中だけど、相手が大学の先生なので難航中。もし無理なら私が代わりにやります。←ブッキング成功。来週木曜に特番やれそうです。
とりあえず、明日の帝国憲法講義第2講ともろにかぶるテーマなので、サワリだけお話しします。
一つだけ言っておくと、トニー・ブレアはフレデリック・ノース以上のアホ宰相として歴史に名を残すかもしれない。
以下、事務局より。
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いよいよ明日！
★6月の帝国憲法講義は25日（土）に開催します！
今回のテーマは、「財政と地方自治」「憲法保障」
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6月の帝国憲法講義のご案内です。
今回のテーマは、「財政と地方自治」「憲法保障」の2つ。
皆さまぜひお越しください！
終了後、塾長も参加の懇親会もあります。
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開催日時 平成28年6月25日（土）
14時00分開場 14時30分開始 17時00分 終了予定
場所： 東京都中央区八重洲
交通 JR山手線 東京駅 八重洲南口徒歩3分
東京メトロ銀座線 京橋駅 7番出口徒歩2分
（詳細は購入後、チケット（PDFもしくはJPEG）をダウンロードすると分かるようになっています。）
金額： 6,480円（税込）
＜スケジュール＞
14:00 開場
14:30～15:30 第1講 「財政と地方自治」
15:30～15:45 休憩
15:45～16:45 第2講 「憲法保障」
↓↓↓
https://kurayama.cd-pf.net/store
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倉山塾事務局
EUによってイギリスの誇る議会主権が侵害されていることへの嫌悪感でしょうか。
EUって明らかに国家の主権を犯してますもんね。で誰が得してるかって、そりゃドイツでしょうね。
EUが出来たおかげで為替変動がなくなって、自国がいくら輸出して儲けてもマルク高にならない。しかも、その儲けた分の財政的な恩恵は他国に分けなくていい、っていうドイツ一人勝ち。それで主導権を握ったドイツが、自国の財政均衡原理主義とか移民救済の綺麗事とかを平気で押し付けてくるから、イギリス以外の国々も怒り心頭ですよ。内政干渉、甚だし。
（でもこれは表面的なことなので、思想的にどこが問題なのか、次の特番楽しみにしています！）
ええ、自分たちが決めたことを部外者によって覆される、決めていないことを押し付けられる、そういった状態(アンコモンな状態)への不満かな、と。
イギリス独立党の主張(コモン・ポリティクスを取り戻す)が肝なんじゃないかなと予想しています。
やった！！木曜日待ってます。
欧州議会の勢力争いで
どう転んでも英国が損するから
全く前知識も根拠もないのですが、今後スコットランドがEU残留になったとしてイギリスはスコットランドと個別の貿易協定をすればほぼ現状維持になるのではないでしょうか？
イギリスのＥＵ離脱は、初めから計画的だとすると、今後の混乱も‥‥。