【第2回倉山塾教養ゼミナール「政治を近くするにはどうすればいいか？（仮）」】
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9月26日15時からです。
※倉山塾教養ゼミナールは塾生ではない方もご参加いただけます。
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派閥が液状化している。
領袖の命令を子分たちが聞かない。
今回の総裁選は、衆議院の先生方は
自分の議席（イノチ）がかかっているんで、
必死です。
親分が何を言おうが、
自分を当選させてくれる候補に
投票します。
ただし、今くらいの逆風なら当選できる
実力者の先生方は、誰が首相になれば
自分がおいしい思いをできるかで決めます。
こうした構図が露骨に出ているのが
麻生派。
世論の人気ナンバーワンは
河野太郎さん。
若手は「河野総理」待望論。
でもベテランは「河野だけは嫌」
派閥ナンバー２の甘利明さんは
「勝手に岸田支持」
領袖の麻生さんは頭を抱えるしかない。
ということで今回は、
候補者が乱立した過去の自民党総裁選の歴史では
誰がキャスティングボートを握り、
キングメーカーになったかを振り返り、
今回の総裁選のヒントにしてみる。
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麻生派の動きは関ヶ原の毛利家の動きに似ている。
「河野、お前を支持したいのは山々だが、岸田と戦ってお前が負けて見ろ。岸田は麻生派の議員を公認せず、対立候補を立てる可能性もある…」そんなふうに言っているような気がする。
総理が選ぶ幹事長に公認権がある。総理が公認を選べると言っていいだろう・・
岸田総理になったら、麻生派から大臣も出せず（減らされたり重要閣僚は外され）、冷や飯を食わされる可能性もある。
河野さんは自民の若手を（岸田派を除く）派閥横断的にまとめることができるか？が勝利条件！
高市さんも麻生派一部が支持って、、
清和会の旧田中派潰しみたいなことも過去にあった。
麻生さんは河野、岸田、高市(敬称略)の誰が勝っても、生き残る戦略なんだろう。。
今回、議員票が読めないんだろう…マスコミ（各議員に電話を掛けて調査）でも読めないし、一部選挙専門家は当てるかもしれないが、１つの発言、失言で、まだこれから総裁選の結果を左右しそう。。
実際に誰に入れるか決めていない議員も多そう、、
風雲急を告げる。自民党内を２つに割った争い〆！
「イノチ」という表現に笑ってしまいました（笑）
若手の皆さんは必死ですね。
派閥に囚われない投票をしたいと集まってましたが、
一年前に言えよとツッコんでしまいましたｗ
ベテランの方々は現職閣僚6人が落ちるなんて事はなさそうですから、ある種好き放題ですね。
河野さんが高市支持の安倍さんや青山さんなどに
自分は女系容認論者ではないとご説明に回った
という報道がありましたが、これは河野vs岸田の
決選投票になると考えてのことなんでしょうか。
だとすると、キャスティングボートを握るのは安倍さん？