どの本から読めばいい? 第4話 誰が殺した?日本国憲法!(倉山塾メルマガより)

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菅内閣の支持率が最低。
当たり前ですよね。

緊急事態宣言をしながらオリンピック。

コロナがただの風邪なら
オリンピックを堂々とやればいいし、
夏にマスク生活なんか頭がおかしい。

コロナがエボラやペストのように危険なら、
オリンピックどころではない。

この議論に足して二で割るはありえないのに、
妥協に妥協を重ねて支離滅裂。

結局、「新コロって何なのか?」という
最も大事な事実特定をいい加減にしているので、
その後に理屈を重ねるほど支離滅裂になる。

昨日も河野ワクチン大臣が
「菅内閣のワクチン普及がいかに素晴らしいか」
仕事の速さを必死に語る。

これもそう。
「日本人全員がワクチンを打てばどうなる?」
という根本を置き去りにして話を進める。

マスコミも
「はじめて疾患のない10歳の子供がコロナで重症化した!」
と報じるけど、
昨日の新コロの死者は3人。

なんなんだか。

結局、今の日本で評価されるのは、
学歴秀才。
テストで100点を取る能力はあるけど、
何が問題かは自分で見つけられない。

ある目的に向かって合理的であったかという
目的合理性に優れた人たち。
目的そのものの合理性は考えない。

じゃあ、その
目的そのものの合理性を考えるとは
どういうことか。

哲学です。
法の世界においては憲法です。

今の日本人は憲法学というと
日本国憲法の条文の解釈だと思っていますが、
違います。

そもそも日本国憲法が憲法の全部だと
思っているのではないでしょうか。

 

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