新帝践祚を奉祝しつつ、皇室の敵に備える

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すめらぎ いやさか

本日、些細な不手際がありましたが、無事に新帝践祚が行われました。おめでたいことです。

現在、皇室を「日本国憲法のロボット」にしようとする、よからぬ勢力が暗躍していますが、その程度では日本の国体はビクともしません。過去、あまたの権力者たちが皇室の伝統を滅ぼそうと悪事を恣にしましたが、一度として成功しませんでした。

新帝践祚を奉祝しつつ、皇室の敵に備え、国体の護持に尽くしたいと思います。

まずは、こちらを。

「愛子天皇」待望論者たちよ 、
もう一度壬申の乱を起こしたいのか

平成の御世代わりにも皇室分断をはかる言論がありました。日本を保守したい勢力は雑音に惑わされず、正しい皇室の歴史を学んでほしいと思います。

★皇室の歴史における三つの原則

その一 皇室は先例を貴ぶ世界であること。
皇室は先例の中に吉例を探してきました。
新儀は不吉です。
無理やり、やるものではありません。
大化の改新、承久の乱、大東亜戦争敗戦のような、どうしようもない血塗られたときに、やるものです。

その二 皇室の絶対の原則は男系継承であること。
一度も例外はありません。悠仁親王殿下がいる以上、殿下に無事に皇位継承をしていただくことを考えるのが絶対です。

その三 男系継承の上に直系継承があること。
皇室の歴史は、どの男系に直系を継承していくかの歴史です。
「男系原理主義者」のように男系であれば、民間人だろうが五世の孫を離れていようが誰でもよいわけでも、ありません。また、女系論者のように、男系を無視して直系だけを言えばよいものでもありません。

 

★この内、一つでも言ったら皇室を語る資格なし

・日本国憲法と外国の君主制だけで皇室を語る。

・天皇は官僚の言いなりであれ、と言い出す。ちなみに、そいつらの常套手段が「国民主権」と「民主主義」を持ち出すこと。

・男女平等を絶叫するのに、皇室の歴史を無視する。もしくは都合が良いように曲解する。

・明治からの歴史だけで皇室を語る。

・感情論を振り回す。「愛子様は立派」「秋篠宮家はなっていない」etc. こういうことを言う奴、言葉を並べているだけで理屈が無いのでタチが悪い。

・秋篠宮様の過去の発言「70からは無理」を言質をとったかの如く大はしゃぎ、「だから愛子天皇だ」と言い出す。←直接、今の陛下を悠仁さんが継いで何が悪い?

・「皇位継承に人格は関係ない」と言いながら、愛子さんを持ち上げ、秋篠宮家を落とす。

・民意など関係ない、と言いながら、週刊誌や世論調査を論拠にする。

 

★「男系」を言っていても、これを言ったら不可

・Y染色体遺伝子

・天皇より血が濃い皇族がいる

皇室を語る時にやってはいけないのは、「私が考えた理想の皇室」を発明すること。

皇室は歴史の中に発見する伝統です。

 

「新帝践祚を奉祝しつつ、皇室の敵に備える」への7件のフィードバック

  1. テレ朝のモーニングショーで玉川局員と青木理が「皇室を語る資格なし」の条項ほとんどクリアしながら、皇室を語ってて本当に面白かった。

  2. 何人かの顔が浮かびます。

    悠仁親王殿下がお生まれになってもなお
    「愛子天皇」を主張する人。

    日本国の分裂以外にどのような意図があって
    主張しているのかを説明する義務があります。

  3. 新帝陛下、凛々しいですね。頼もしいことこの上なし。

    お茶大付属の侵入事件、あれが刃物じゃなくて『パタリロ!』とか『ストップ!! ひばりくん!』とかの民間の悪書がそっと机に置いてあったら震え上がったのに。左翼はセンスがない。

    皇甥殿下が男の娘になってしまわれたらと想像しただけで悶絶してしまいますね。

  4. >Y染色体遺伝子
    仮に天皇家に伝わるのが縄文古来のD系統とするなら、日本人男性のうち、ざっと2000万人が保有している計算になるんですよね。ちなみに、お隣の韓国からも出て来ます。率としては3~4%ですが。計算が面倒なので日本の人口の約半分として考えますと、凡そ100万人は保有しているということ。Y染色体を皇位継承に持ち出したい方々って、いったい何をしたいんでしょうね???

    >天皇より血が濃い皇族
    コレまた、言っていることが解らない。彼等は、藤原摂関政治の時代、皇后は民間(臣下)から嫁いでいたと知らないのでしょうか。更に云うなら、桓武天皇。お母上は百済系子孫の姫君(高野新笠)ですが。

    生物学(遺伝学)の世界では、近親婚で滅んだ某王家が有名です。ハプスブルク家。いとこ同士どころじゃないんですよ。叔父や姪で婚姻を繰り返していた。その結果、カルロス二世の頃には、実の兄弟姉妹間での婚姻より、近交係数(近親婚率みたいなもの)が高くなってしまいました。数多の遺伝性疾患に悩まされ、ついに王朝は途絶えたワケですが。

    族内婚を繰り返すと、不利な遺伝子がマスクされなくなるんですよね。実は、いとこ婚・またいとこ婚までは、近親婚として扱われます。日本国の法では禁止されていませんが、生物学的な扱いは違います。たまにそう云ったカップルが成立すること自体はさほど気にする必要はないんですが、その家系で何組も誕生するようならアウト。それだけ血が濃くなりますから。

    ちょっと趣味に走ってしまいましたが、「皇族の血ガー!」って叫んでいる人達、何なんでしょう??? これから100年、200年と、その論法で陛下や殿下を貶めるおつもりかしら。入内された妃殿下が皇族でないと言うのなら。まるで、嫁を家族と認めない、何処かの国の人達みたいです。くわばら、くわばら。

  5. 水間政憲ですね。youtuberのkazuyaや、虎ノ門ニュースにおいて、あなたの先輩たる上念司と共演してる大高未貴も水間の考えに傾倒していましたね。

    1. 虎ノ門をよく見ると、上念さんは全く傾倒していませんでしたよ。

  6. 倉山先生、男系継承・直系継承の正当性を伝統以外に求めることはできないのでしょうか。私としては、民俗学的というか神道学的というか、例えば折口信夫の言うような天皇霊が付着するためには、そうである必要があるのだというような説明を期待するのです。その辺りの理論化された「教義」のようなものは残念ながら皇室や神道には存在せず、歴史的事実の中に発見される「伝統」で納得するしかないのでしょうか。
    次の ダライ・ラマを勝手に法律では決められないというのは、多くの日本人でもそう思うでしょうが、天皇の場合は必ずしも皆そう思わないのは、伝統以外の説明がされてないからのように思うのです。

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