ジェラルド・カーチスが総選挙への展望について述べている。http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090730/201274/?P=2
やたらと日本人がありがたがるアメリカ人の政治学者である。彼は自民党が政権を失いそうな理由を支持基盤の喪失として、経済政策に関しては以下のように述べる。
経済情勢の悪化が理由でしょうか。これは、エコノミストなどがよく指摘するポイントです。しかし、「失われた10年」と言われた1990年代でも、細川政権のわずかな期間を除けば自民党は政権を維持し続けました。それどころか、実は自民党は経済が悪くなればなるほど強かった。「こんな経済が厳しい時に、経験のない野党には政権を任せられない」というのが、ずっと日本人の常識だったんです。
そもそも自民党は何のための政党だったのか。一言で言えば「富の公正配分」をするための政党なのである。総中流社会が崩れ、格差社会だと国民が不満に思うようになったら、
「民主党でも良いから自民党はイヤ!」
と思われても仕方がないのである。ちなみに私は講演で今の情勢を、鎌倉幕府末期になぞらえて解説している。
カーチス先生の最大の問題は、民主党を小沢と鳩山と菅だけで語っている事である。
なぜ自治労と日教組がでてこない?
それがすべてでは?
ところで古い自民党と決別する方法?
「陛下の野党」になれ!
これを右翼だと思ったあなた!相当な左翼です!
右翼でも左翼でもなく下なんじゃないですか?
世の中が左寄りになっているときは、真ん中が右に見えるものです。「でもなく」と二者択一ではないわけです。左にも上もいれば下もいる訳で。問題は、左の人たちの中に、言論の自由を保障するという意味での自由主義者にまずお目にかかれないのが問題なのです。その国の左派に本来の意味の国家主義者でも自由主義者がいないというのは、日本国の不幸です。
カーチス氏は、日本のマスコミからコロンビア大学の自分の研究室に
記者を留学させて、シンパを作って
彼らをネタ元にして生きている人です。
頭がいいといえば頭がいいですけれども。
ちなみに留学した彼らは、英語もろくに使わず覚えずに、
(研究室内で日本の留学生だけでたむろっている)
コロンビアの研究生だたっという肩書きだけもらえて、NYで遊んでます。
コロンビア大学政治学留学とついている政治部記者は要注意ですね。
みなさん気をつけましょう。
かしわもちさん、素敵な投稿ありがとう(笑)。記者どころか、政治家でありがたがっている人も多いような。『代議士の誕生』なつかしいなあ。なつかしいだけだけど。意外と知られてないけど、アメリカって、日本なんかと比較にならないほど金権政治がすごいんだよね。もはや政界浄化とか誰も言い出す気力がなくなってしまうくらい。