塾掲示板より。
現世利益を求めないからこそ、一番現世利益があるものです。
ROM専だったので初投稿です。宜しくお願いします。
倉山塾は現世利益がないということになっていますが、私は学んだことを仕事に応用しています。
例えば定義を確認すること。
倉山先生は言葉の定義の重要性を常々強調されておられますが、言葉だけじゃなく何についてもその定義(定義の意味を拡張して使っています)を考えることは大切だと思います。
仕事をする上でその対象の定義を確認すると本質が分かってきて問題点も見えてきて、何となくやっていた仕事や先人を踏襲していただけの仕事に意味を見出したり改善させたりすることができるようになりました。
皆さんは倉山塾で学んだことが、政治・経済・歴史を理解する以外で役に立ったことはありませんか?
参考にしたいので教えて下さい。
僕は政治そのものには無関心というか、政治家のことを「日本を良くしたいという善意を利用して、金を巻き上げる人達」とかすら思っている。
政治について語るとき、言葉の定義やここでその言葉を使う場合の意味の範囲などを規定することはビジネスや科学でも議論するときに役に立つ。
「責任を持つ。」と言うことは簡単だ、、
ただ、その責任がどんな意味で範囲なのか?
例えば、食品なら「食べて安全」ということなのか?「食べて美味しい。」ということまでの責任なのか?
責任の取りようにしても、「1週間以内の返品の場合、全額返金します。」というのがよくあるが、不味かったり、量が少なかったり、正月のお節とかだと取り返しが付かない。。
科学でも”信憑性”、エラーバー(誤差の範囲)とかしっかり示していない論文も多々ある。
そういう論文は結論で何が言いたいのか?それは「本当か」と思ってしまう。。
倉山先生の議論では「言葉の定義」や「ここまでのことは言っているが、ここからのことは触れていない。」という立場や議論、結論などがしっかり示されている。
言論の方法という点では学ぶべきことがたくさんある!