落ちぶれたとはいえ、イギリス人には美学が残っている。
「やらかした人間は、消える!」という文化。
ジェームズ・キャメロンは、EU離脱騒動でやらかした後、首相を辞任するだけでなく、政界を引退した。再起をはかりたい、などと考えない。
古くは、ネヴィル・チェンバレンやアンソニー・イーデンも、自分がその任に堪えないと思ったら、潔く身を引いた。
ウィンストン・チャーチルのように見苦しく居座った者もいたが、それでもイギリス人には美学があるように思える。
翻って、わが日本はどうだろうか。などとつらつら考える朝。
そもそも、日本の歴史を枕として見た時、そういう美学自体、あまり無い気がしますが・・・。
デービッド・キャメロンでは。