見本です。
章目次
第一章 天皇と先例
第二章 天皇と武家
第三章 天皇と近現代史
第四章 譲位を論じる
以下、第一章と第二章に登場する天皇と上皇(節見出しになった天皇のみ)。
今回の譲位の問題を考える上で必要な知識という視点なので、通常の「天皇本」とは違います。
推古天皇、皇極上皇、天智天皇と天武天皇、称徳天皇、嵯峨天皇、嵯峨上皇、宇多天皇、後一条天皇、白河上皇、後鳥羽上皇、後高倉上皇、後深草天皇と後亀山天皇、後醍醐天皇、後花園天皇、後土御門天皇、後水尾天皇、後桜町天皇、光格天皇、孝明天皇
嵯峨帝のみ、天皇と上皇の二回、見出しになりました。ここまで嵯峨天皇をとりあげた天皇通史は無いと思う。
続けて以下、第一章と第二章で、天皇・上皇以外に見出しになった事項と人物
皇室、古事記、高野新笠妃、源頼朝、北条義時、西園寺寧子、足利義満、織田信長、豊臣秀吉、伏見宮貞致親王
第三章で見出しとなった事項
一世一元の制、皇室典範、摂政、帝国憲法、日本国憲法、皇統
神武天皇から今上天皇まで、200頁弱で一気読み!
早い地方では、明日にも店頭販売!
「属国日本論」の「老人一年生」が読むと大昔、フレッド・ブラッシーの噛みつき攻撃をテレビで見てショック死した人のようにならないか心配だ。加藤陽子や小林よしのりというよりブレーンは枠組みを理解できないだろうな。
故 渡部昇一先生にこそ読んでもらいたかったと思う。
記事本題とは違う雑知識で申し訳ないのですが。
桓武天皇の御生母・高野新笠妃。「百済王家の血筋である」と仰っていた渡来系帰化人の姫君ですけれど。武寧王に「ジュンダ」って言う名の王子が確認できないんですよね。
逆に、仏典にはその名が載っているんです。釈尊に最期の供養をした鍛冶屋の青年が「純陀(ジュンダ)」。
書記職の家系で、生母の身分としては低いので、本来なら皇位は望めませんでしたから。少しでも息子の助けになりたかったのでしょうか?(勿論、姫の生家が言い出した事でしょうが)