小泉政局

LINEで送る
Pocket

 過去、これほど影響力を持った元首相がいただろうか。
 国会に議席がないのに。
 まあ、国会に政争家がいないからですが。
(だから、延々と「三木武夫」シリーズをやっている)

 30分で変転すると言う政局だけど、3分前に自分が言ったこと忘れてるからなあ。。。

 さて、結果的にどうなるかを考える。

一、増税を通して、解散。
 自民党と公明党の要求ですね。
 でも民主党の誰がそれを望むの?

二、増税を潰して、解散。
 郵政解散と同じですね。
 野田さんが小泉さんみたいなことできる?

 いずれにしても、解散権を握る民主党内で解散歓迎論など皆無。
 では、取引は野田首相の首?

三、増税を通して、総辞職。
 民主党内増税派が狙う落としどころですね。
 この場合でも、「大政翼賛会」に反旗を翻した人たちが明日の勝者だ!
 
四、増税を潰して、総辞職。
 後継は?民主党から大量脱党が無い限り、民主党政権続投ですね。
 特例公債や定数是正だけをやる?

五、増税を通して、居座る。
 野田さんはこれを狙っているけど、参議院で問責が通ったら無理ですな。

六、増税を潰して、居座る。
 四と同じ。今国会では懸案を通して、九月の代表選挙に出ないと宣言。

 以上、日本国民にとって大事なことは解散するとか野田内閣を総辞職に追い込むとかじゃありません。

 争点は、

増税を潰すか、どうか

です。

 まだまだ

圧倒的じゃないか、わが軍は!

「小泉政局」への0件のフィードバック

  1. 残念ながらというべきか、当然のことながらというべきか、
    五、増税を通して、居座る。
    になりましたね。参議院の問責は当然否決されます。谷垣は誰かさんのように、また騙されたと言ってわめくのでしょう。見たくない光景です。しかし、物事にはすべて二面性があります。これで民自公が亡国の三政党であることが、はっきりしました。次の選挙では愛国政党VS亡国政党の戦いであることが確定しました。

  2. 倉山先生の予測通りに事が進んで「すわ解散か」と思ったら、先生の悪い予測通りに事が進んで「すわ日本解体か」と思った。
    谷垣はただ誰かさんの顔を立てて騒ぐポーズをとっただけという気がします。

  3. もう脱力です。谷垣は本当に使えないやつです。どこまで弄ばれたらわかるのか。これで参議院での問責も無意味になりました。谷垣の胆力の欠如には心底あきれます。もし、これが命のやり取りをする戦場だったら、部下の将兵の死屍累々というところですか。さて、自民党内での釈明がみものですな。自民党でクーデターを起こす議員はいないものですかね。

  4. 増税は潰せるのかハラハラです。
    話は変わりますが、この前FaceBに登録して倉山先生にお友達認証して頂いたのですが、翌日アカウント停止されてめんどくさいので復旧してません。
    FBはやはり不気味です。
    せっかく倉山先生や上念先生や佐波優子さんとお友達になれたのに!
    お友達になれたのに!!

  5. 増税のために政権を延命させる野党党首。
    こんなギャグみたいな人がデフレで苦しむわが国に存在したとは最悪です。

    谷垣って国民の恨みを自民党に引きつけたいんでしょうか。
    消費税で年寄りからも税を取りたいって気持ちも分かりますが、デフレで国民が苦しんでいる現状で執着することじゃないでしょうに!
    なんでインフレ対策をデフレ下でやるのか、全く理解できません。
    なんか自民党の終わりの始まりではなくて、終わりの終盤って感じでしょうか。
    なんだか気が抜けました、さようなら自民党。
    もう擁護しません。
    つうか谷垣しね!

  6. 谷垣総裁の体たらくを見て、西田昌司参議院議員は黙っていられるだろうか。

    それとも私はまだ絶望が不足していたのだろうか・・・

  7. 谷垣こそ亡国売国の輩だった事が確定しました。思い出してみると復興増税をいち早く提案してましたしね。自民党は社会党とくっついた時点で終わってましたが小泉純一郎の開き直りで生き残ってしまいました。小泉純一郎の言うちゃぶ台返しに一縷の望みを抱いてましたが、谷垣に一任で早々にジ・エンドでした。政党としては民主党も自民党も大差ないですね。松本様の言う通り次の選挙の争点は愛国vs亡国です。日本の為に絶対に負けられない選挙です。

  8. 近いうちにというのは来年の任期満了で、民主党代表戦で野田が下ろされ、幕引きという「三、増税を通して、総辞職。」に一票です。あの民主党が解散するとは到底思えず、新首相でよほど支持率が高くない限りは解散はしないでしょう。
    次の選挙の争点は愛国vs亡国という分かりやすい図式になって欲しいわけだが、今のままだと変な争点で劣化民主党という悪夢が待っているとしか思えませんね。

  9. 消費税は老人にも課税できるという人がいますが、消費増税分は物価上昇と認識してその分年金が増額されるようです。預貯金は少額で、収入は年金だけという老人は消費増税は痛くも痒くもありませ。こんな老人はドブに突き落とせとは言いませんが、こんな老人は必ず選挙に行きます。そして、民自公のどれかに投票します。若い皆さんは選挙に行ってください。若くない皆さんは、若者に投票を呼びかけましょう。

  10. 消費税が老人から税をとるための錦の御旗でないのなら、なんで消費税にこだわる政治家がいるんでしょうか。
    年金安心100年プランの財源に消費増税分が既に織り込まれていると金子先生がAJERで話されていましたが、単なる財源としてしか見てないんですかね。
    今の日本がインフレが加熱し始める時期だったら、消費税には反対しない。
    なんで生活苦・失業で日本人が苦しんでいるのに、企業にさらにリストラを加速させるようなデフレ深刻化政策を推し進めるのか。
    ほんとは理由なんかどうでもよくて、日本人を日干しにしたいだけだったりして・・・こわい。

  11. 附則第18条は三党合意の上で無効になったのでしょうか?
    そうでなければ面倒でも条件付増税案(できれば説明を添えて)と記載しなければ国民はまたミスリードされますよ。

  12. 今話題?の首相公選制について質問があります。
    首相公選制は、アメリカの大統領制を目指していると言われています。そこで、現在の議院内閣制とどちらが優れた制度なのかを考えていた。そのうちある事に気が付きました。
    それは名古屋と大阪の議会の例を見たとき、既に議院内閣制の方が優れていると証明されているのではないか。だとすれば、首相公選制が目指しているのは明確な独裁制である、ということです。

    先生のご意見と、宜しければご解説を頂ければと思います。
    宜しくお願い致します。

  13. 条件付きだろうがなんだろうが、今この時期に増税を言う奴は人殺しだよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA