慶賀に耐えん。その一。
河野龍太郎日銀委員候補、おそらく否決!
この期に及んで辞退していない時点で悪あがきか。
ようやく反撃の狼煙ですな。
ただしまだまだ緒戦。
慶賀に耐えん。その二。
今週の『週刊ポスト』4月13日号。部分的には以下。
http://tinyurl.com/6ra7zgm
重要なところを抜き出すと、
主計局や銀行局の元審議官が
「増税と経済政策は車の両輪」みたいなことを連呼して勝次官をアホ呼ばわりした後で、
今世紀に入って財務省に君臨した元次官2人の意見はこうだ。
「拙速すぎる。増税というのは、叩き台があって、議論があって、調整があってできるものだ。まるで1日で潰れた細川政権の『国民福祉税』のようだ。勝君は功に走っているなら、今からでも勇気ある撤退を決断すべきだ。今はその時期でないことを表明し、2年後くらいに議論を再開する余地を残して身を引くべきだ」
「私の得たニュアンスでは、勝はあそこまで強引に増税する気はなかったと思う。野田さんが勝以上にスイッチが入ってしまっている。
増税の影響は様々なところに出てくるから、じっくり検討する必要がある。増税すればパラダイス、という今の霞が関の雰囲気は、私から見ても異常だ」
この記事の指す元次官なんて武藤さんと細川さんしかいない。
どっちがどちらの発言をしているかは、まあ想像するということで。笑
この記事の意味を知りたい方は、今すぐ本屋に走りましょう。
相変わらずアマゾンの
「公務員・官僚部門」1位!
検証 財務省の近現代史
政治との闘い150年を読む
光文社新書 税込861円
皆さん、おめでとうございます。河野龍太郎の不同意、参議院本会議で決定しました。去年の春、白井さゆりをうっかりスルーした時のことを思うと、夢のようです。中国では「水に落ちたイヌは叩け!」と言います。一気に日銀法改正までこの流れをもって行きましょう。今日は御礼のメールを打ちまくりましょう。
「週刊ポスト」の記事、これから消費増税の審議に入ろうというときにブレーキです。こういうのを「ハシゴをはずす。」というのでしょうか。自民党の日銀法改正原案公表も、私は財務省の後押しを感じます。倉山満著「検証 財務省の近現代史」を読んで、一番喜んでいるのは財務省の官僚とそのOBではないでしょうか。武藤敏郎氏もこの本を読んで、鼻の穴を大きくしたはずです。倉山先生の御本が財務省OBの長老達の背中を押した可能性が大いにあります。
素晴らしいです。私のようなしがない歯科医師が、国会議員にメールしたりFAXするくらいですから、倉山先生上念先生三橋先生らの説得力の賜物です。これからも色々教えてください。三橋先生のブログによると日銀法再改正案に、みんなの党案と自民党案があるそうですが、倉山先生はどちらの案がより良いとおかんがえでしょうか。
松本様
遅くなりました。
>一番喜んでいるのは財務省の官僚とそのOB
でなければそいつは組織の裏切り者ですね。
13日には、「なぜ私や上念先輩が今の財務省を徹底批判するのか」「我々のほうこそ大蔵省の本流である」という話をしたいと思います。
リクエストのガンダムネタで時間切れになったらその限りではありませんが。笑
牽制歯科様
みんなの党案です。
自民党案はねじれ国会が存在しないことを前提にしています。
あの人たちのいまだに治らぬ与党ボケ、再起不能ですね。