最近気付いた。
デフレ容認派とデフレ派の論争の実相に。
デフレ派=天動説の宣教師。
リフレ派=地動説の科学者。
つまり、経済学的にはデフレ容認派の主張など、天動説のタワゴトとして一顧だにする必要がないものばかり。
デフレ派の増税推進は異端審問(火あぶりとか魔女狩りとかのアレ)と一緒ですな。
中世ヨーロッパでは「火あぶりや魔女狩りを推進すれば、世界は平和になる!」とか平気で言っていたし。
「増税すれば景気が良くなる」も同じ論理ですな。
ただ、アンチ・カトリックだからと、プロテスタントが近代精神を持っているとは限らない。
別に小沢一郎氏が「反増税」を政局の具にし、自分が権力握ったら同じことやろうとしているとかそういう話ではない、、、と言えなくなっている。。。
そのたとえでいくと、
ローマ教皇 =日銀白川総督…総裁とは仮の名。
神聖ローマ帝国=財務省…本当は力があるのに洗脳されている。
貴族 =国会議員…両派に分かれて抗争している。
プロテスタント=小沢派。一郎氏はザクセン公か。ルター派のスポンサーだった。
近代科学者 =リフレ派エコノミスト。
誰がコペルニクスでガリレオでニュートンかはお任せします。
さて、リシュリューはいずこに?
ちなみに武藤敏郎さんはグスタフ・アドルフとクリスチーナを一人でできる立場にあります。
重版御礼!
検証 財務省の近現代史
政治との闘い150年を読む
光文社新書 税込861円
心優しき侍が日本人の本質なのでしょうね。
福沢諭吉が学問した様に、日本人として正しい知識を探求し”立身出世”をしたいのでしょう。
ある時にはエリート病のポジション取りをする愚かな事もあるかも知れないけれど、それはそれとして研究した結果なのかもしれません。
天動説文学しか無い所で愛国心が生まれれば、勉強できる教科書が天動説のみになりそれを信じ込んでしまうのでしょう。
そこでアカデミック(学術的)な検証を行う倉山先生の本が発行されれば愛国心の琴線に触れ地動説の意味や内容を欲しがるのでしょうね。
それにしてもスポンジが水を吸い込む勢いで、知的欲求が満たされるのですが、その範囲は広大であり少々時間は掛ると思います。
現代を生きる忙しい人々は疲弊するまで労働させられています。
そこからして1ヶ月1冊の本を読むのが限界位のペースでしょう。
だから、増税大魔王のタネ明かしはもうしばらく”おあずけ”が適当でしょうね。
個人的欲求としては、倉山先生の図解シリーズに今回の財務省の近現代史を加えて頂ける日が来ることを希望します。大人の教養を身に付けたい人は多いはずです。しかし如何せん活字離れが進んでいる昨今、自分のこの思いを共有してくれる仲間が欲しいのですが、今は活字離れが顕著な時代で友達に「読んだ?早く読んで!」とせかすのも中々出来ません。
増刷ならぬ新刊発行期待しております。
敬具