倉山塾今月の学び 自民党はなぜここまで落ちぶれたのか?第4話 政局が分からない政治家たち

発売即重版!
嘘だらけの日本中世史

—————————————-

第7回倉山ゼミ「総括!減税第1ラウンド」
第一部「103万円の壁、何がおきたか」
https://kurayama.base.shop/items/96622446
第二部「アクティビスト三十六計序章」
https://kurayama.base.shop/items/96622557

—————————————-

この連載、前回のテーマは
「ビジネスマン感覚が政治を蝕む」

私、経営者感覚の政治にすら批判的。
なぜなら、経営は
合理的に物事を組み立てていくのが本質だから。
競合相手とも、
合理的(=お互いに得をする)なら共存できる。
ウィンウィンも、ありうる。

しかし、政治の本質は潰しあい。
不条理との戦い。
敵と共存できることもあるけど、
基本はゼロサム。
自分が当選すれば相手は落選。
相手が当選なら自分が当選。
仮に複数当選制度でも、順位により差が出る。

それでも経営は、人を使う仕事ではある。
政治に経営の要素は必要。

しかし、最近は
プロジェクトを与えられて喜んでいる国会議員が
多すぎる。
そのこと自体が悪い訳じゃなく、
それが政治だと思われたら困る。
人に使われてるだけの政治家に
国は任せられない。

—————————————-

続きは倉山塾メルマガで。18時配信
https://kurayama-school.com/

—————————————-

この本に書いてある通りに動いている!
自民党はなぜここまで壊れたのか

倉山満の著作一覧です。

著作

—————————————-

倉山塾ショップです。
https://kurayama.base.shop/

★オーディオブック期間限定特別販売・帝国憲法講義第62講「ビジネスマンのためのインテリジェンス」
https://kurayama.base.shop/items/55640386

通常価格:3,300円→特別価格:1,100円
(販売期間:~2025年1月14日まで)

「倉山塾今月の学び 自民党はなぜここまで落ちぶれたのか?第4話 政局が分からない政治家たち」への1件のフィードバック

  1. 織田信長の桶狭間の合戦にしろ、
    北条氏康の川越の合戦にしろ、勝負に出る時を
    読む能力は、半端じゃないものを感じる。
    NHKの歴史ものの番組で、西南戦争の時に
    熊本城に籠城した熊本鎮台のトップだった
    谷干城(たにたてわき)の特集をやっていた。
    明治政府軍の後詰めが九州上陸した時に、谷は、
    明治政府軍が現地に到着するまで籠城せずに、
    その前に熊本城から打って出ることになるが、
    その決断も鮮やかな読みからだった。
    関心したのは、谷は、日露戦争に反対だった
    とのことを歴史研究家が言っていたので
    調べたが、驚いたことに石橋湛山より以前に
    「小日本主義」的なことを主張していた。
    「大陸に関与することが、日本に災いを
    運んでくることになる。何十年後に
    私の言ったことが分かるはずだ」というような
    ことを予言していたらしい。
    話は変わるが、「失敗の本質」を監修した
    野中郁次郎氏が亡くなられたそうだ。
    私は「日本凄い論」を言う人を信用しない。
    井上某氏は、「日本軍は、こんなに強かった」
    などと自分が戦ったように胸を張るが、
    「じゃあ、何で敗けたのですか?」という
    本質の問いには、答えないはずだ。
    何日か前の書き込みで、シーザーが言った
    「ライオンに指揮された羊の群れを恐れる」
    という格言のほうが説得力を感じるのは
    私だけではないだろう。
    何年か前に野中氏がテレビでインタビューを
    受けていた。アナウンサーが、「あの時に
    こうすれば良かったですね」と野中氏に問うと
    野中氏は「いえ、日本が石油も含めて90%も
    頼っているアメリカに戦争を仕掛けた時点で
    勝負はついていました。プライドを捨てることは
    一時の恥ですが、捨てられなかったことが、
    アメリカの一方的支配を受ける原因になりました」
    というようなことを冷静に話されていた。
    勝負時を見極めるというのは、攻める時だけではなく、
    引く時の見極めも意味しているようだ。
    自民党のオボッチャン、オジョウチャンの
    保守派政治家に言いたいのは、「風林火山」とは
    「静かなること林の如く」「動かざること山の如く」
    だけじゃないぞ。と言いたい。
    「早きこと風の如く」「攻めること火の如く」
    もあるぞ。と言いたい。
    「二十一回孟子」を実行すべき時がきているのでは
    ないか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA