グローバリズムとの戦い方(倉山塾メルマガより)

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昨日の国会、深夜にまで及んでましたね。
「脱税もみんなでやれば怖くない」
みたいな政治をやられても、
不満しか湧かない。
税金払うのがバカバカしくなる、
と言っても仕方がない。
ちゃんと納税してるから、文句が言える。
我ながら質素に、
悪いことせずに暮らしているものだ。

さて、本題。
よく「グローバリズム反対!」を主張する
保守の人がいる。
保守全員が
「グローバリズム反対!」ではないけど、
そういう人は多いし、誰かに聞かされて、
そういう主張になる人はいる。

私も賛成反対を聞かれるけど、必ず
「あなたのおっしゃるグローバリズムとはなんですか」
と聞いてから答える。

昔、「ペリー以来の歴史を」と言われたので、
「せめてザビエルから」とCGSでシリーズをやった。
本当はコロンブスからやってもよかったくらい。

グローバリズムと言うけど、
ザビエルから日露戦争まで、
外国の圧力を跳ね返してきたのが日本の近世近代史。
一方的にやられっぱなしだった訳ではない。

また、現代だってやられっぱなしだった訳ではない。
WGIP(GHQの洗脳)で押し付け憲法と言うけど、
日本国憲法には日本人から
GHQに押し付けた条文もある。
民間の「平和憲法」「人権規定」を取り入れたとかじゃなく、
ちゃんとした条文。

しかし、
「グローバリズムにやられっぱなしだった」と
嘘で商売している輩が後を絶たない。

事実としてグローバリズムからは逃げられない。
鎖国なんかできない。
じゃあ、どうするか?
どうグローバリズムと戦えばいいか。

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「グローバリズムとの戦い方(倉山塾メルマガより)」への10件のフィードバック

  1. ちょっと前は、私は、笑い話にしていた。しかし、いろいろ調べていくと馬淵元ウクライナ大使の主張することと
    符合する事実が、全面的ではないが、点々と出てきた。「軍産複合体」と「ネオコン」との繋がり、
    「ネオコン」の思想からくる世界戦略と「軍産複合体」の利益が一致する互恵性を持つこと。
    「ネオコン」の思想の中に「ネオコン」の悲願の「ネオコン」思想による世界統一があり、
    「ネオコン」思想に密教のように隠されたフランクフルト学派が悲願のインターナショナルという
    赤い思想での世界統一が統一戦線のように混合されている。
    オバマが大統領時代に各省庁の官僚やスタッフを上記を実現する為に、その思想の信者達で
    固めてしまっている。トランプが、ニッキー・ヘイリーを嫌う理由も、そこにあるようだ。
    彼らは、自分の思想を隠しているので(むしろ、対立する思想の持主を装う)一見しても分からない。
    私は、日本にいる、あるアメリカ人弁護士を疑っている。近づく人達の政治的言説がオカシク
    なっている。林千勝氏が主張する「国際金融資本」に関しては、林氏の想像の産物と捉えていたが、
    最近、「超限戦」の作者の喬良が、「帝国のカーブ」という本を出した。
    「超限戦」のターゲットは、いろいろな分野で仕掛けられているが、その主なターゲットが、
    アメリカが牛耳る「国際金融資本」だったことが書かれている。勿論、これらの点在する事実を
    勝手に繋ぎ合わせて、「ディープステート」という想像的怪物を現実世界に引き摺り出すことは
    乱暴すぎるのは、事実だが、調べもしないで全面否定というのも乱暴な話だ。

    1. >調べもしないで全面否定
      >というのも乱暴な話だ。

      ……仰る通りですね。
      是非、否定している側の主張もしっかりと調べて下さい。取り敢えず、オススメは以下の2冊です。まだご覧になっていないようでしたら。
       ↓↓↓

      倉山満
      大間違いのアメリカ合衆国
      (KKベストセラーズ)2016/7/26

      内藤陽介
      みんな大好き陰謀論
      (ビジネス社)2020/7/4

  2. これから話すことは、私が推理した現代の共産主義者達のインターナショナルを実現する為の策謀です。
    エンゲルスの著作に「家族・私有財産・国家起源」という本のことは前に話ました。その中で階級社会の起源を
    家族に見出しています。夫は搾取し、妻と子は搾取される。これを拡大したものが、社会的階級で、
    これもまた家族の搾取階級と被搾取階級を最大化したものにすぎないとしている。革命的社会を
    実現するには、小さな単位の家族制度を各個撃破するよように解体していき、
    最後は大きな単位の家族(国家)をも解体、破壊することで、国境の無いインターナショナルを実現する
    素地ができると考えたようだ。戦前、ナチスドイツから迫害を受けたホルクハイマーやベンヤミンの
    弟子達、所謂、フランクフルト学派がアメリカに亡命してきました。彼らは、恩を仇で返すように
    アメリカ国内に赤い影響力を植え付けていきます。60年代から70年代にかけて、フランクフルト学派から
    ハーバーマスというスターがハーバード大学に誕生します。ベトナム反戦の波に乗り、
    退廃的ヒッピー文化を誕生させたのも彼です。やがて、ハーバーマスの教えの影響力は、民主党にも及ぶようになり、
    民主党の党是が左翼的になっていく原因にもなっています。ンサンダースやオカシオ・コルテスなど色濃い影響力を感じる。
    「世界を自由民主主義価値観に染め、各民族の伝統・文化を融合させ、大規模な混血政策を進め、
    世界の民を一つの民族にして、世界の文化や価値観も一つになり、自然と国境が必要なくなる。
    当然、戦争はなくなり、国連に代わるグローバルガバナンスを人々は、求めるようになる」
    フランクフルト学派の狙いは、「一つになった世界が、共産主義を求めるようになる」
    ということだと個人的に想像している。ただし、普通の人が考えれば、笑い話にすぎないがね。
    アメリカ民主党とネオコンは、利用されているにすぎないことになる。現代のアメリカ民主党やネオコンの世界戦略である
    グローバリズムには、裏の密教としてのインターナショナルの
    実現もあるはずだ。一般で使うグローバリズムと
    馬淵元ウクライナ大使達が使うグローバリズムとは、
    意味がどうも違っているようだ。
    資源のない物造り大国日本にとってのグローバル経済は、
    命綱と同じものだ。しかし、アメリカ民主党の
    戦略である経済も文化も伝統も各民族の価値観も
    統一して、一元化することで、国境を無くすという
    狂った思想は、日本の「国体」にも牙を向いて
    きている。

  3. ふわふわさんへ

    アメリカの記録映画「アジェンダ」を動画で視聴してください

    昨年に出た本ですが、マーク・R・レビンという著書
    「アメリカを侵食する共産主義」という本を
    読んでみてください。

    1. 私が人生の貴重な時間を割いてそれを読めば、大盛り無料様は倉山先生や内藤先生の本を読んで下さるのでしょうか?

      私が「陰謀論の解析に必要だから」と、最新の心理学や脳科学の本(当然のように学術書)を奨めれば、大盛り無料様はそれを読んだ上で発言して下さるようになるの?(^^)

      何れにせよ、私には大盛り無料様を変える意志がありません。大盛り無料様の発信によって、陰謀論に転ぶ人間を減らそうというのが、上記コメントの狙いです。

      大盛り無料様の趣味は趣味。
      趣味に口を挟むつもりはありません。
      どうぞ、お好きに生きて下さい。

      そもそも、「陰謀論者の主張にも一抹の真実が含まれているかも知れない」と言われましても。それはそうでしょうね。ド素人の主張にだって、一抹の真実は含まれていますよ。

      だからといって、ド素人と陰謀論者の主張を片っ端から検証していては、脳が分析疲労を起こします。時間がいくらあっても足りない。

      勿論、大盛り無料様が、そういった作業を好む方なのは存じております。一冊の古書に、3500万円を注ぎ込む人間など、そうそういない。普通は自分と家族の生活を考えて、散財は控えますから。

      そして、これは、貴重なリソースをどこに割くか、というお話なのです。要は確率ですね。陰謀論者の100の主張の中に、1の真実が含まれていたとして。100の中に20、100の中に50、100の中に80の真実が含まれている人間の主張に耳を傾けたほうが、認知コストを節約できます。

      繰り返し申し上げますが。私の場合、共産主義の策謀について学びたければ、江崎道朗先生の情報史学の本を真っ先に読みます。私の目の前には、既に信頼できる研究者がいるのです。

      大盛り無料様が、その立ち位置にとって代わることはありません。ガチの陰謀論者であれば、尚更そうですね。優先順位の問題です。

  4. 陰謀論に関して、もう一つ書き込みしたい。どうも、馬淵元ウクライナ大使や林千勝氏が主張する「国際金融資本」の
    ことだが、ヒトラーがターゲットにした「ユダヤ金融資本」と重なって見えたりする。
    ヒトラーが影響を受けたのは、レーニンが「戦争経済原因論」から探求し、「帝国主義論」で結論を出し、
    それを書籍化することでヒトラーの目にも入ったことだ。レーニン以前の社会主義者の「戦争経済原因論」は
    資本家階級(産業資本家・経営者・投資家など)が海外に市場を求めることで、戦争を引き起こす、
    としていた。しかし、時代を経ていくうちに争うことが費用対効果と合わないことが分かり、
    経済協定を結ぶことで、交易主義的になっていく。しかし、交易関係の相手国でも戦争に至ることが
    分かってきた。リデル・ハートは、そのことを研究し、「戦争は、経済的原因は少なく、感情的原因が多い」と
    説いている。レーニンは、共産主義思想のドン詰まりに困ってしまい、イギリスの識者のホブソンの説に
    飛び付きます。ホブソンは、「銀行家が投資先を求めて政府に圧力をかけることが戦争の始まり」と
    説いていました。レーニンは、マルクス以来の「戦争経済原因論」を捨て、ホブソンと同じ主張を
    「帝国主義論」で主張しました。ヒトラーは、「我が闘争」の中で、幼少の頃から「反ユダヤ主義」と
    書いてますが、ヒトラーの幼少を知る人物は、ヒトラーの友達は、ユダヤ人が多かったことを述べています。
    ヒトラーが変わったのは、第一次大戦から復員した後です。ミュンヘンで共産主義活動を行い、
    共産党が勉強用に配布した「帝国主義論」を貪り読むようになってからのようです。
    この頃からユダヤの金融資本家に敵意を持つようになっていったようです。
    ヒトラーは、ポーランド侵攻後の英仏参戦について側近に「英仏参戦の背後にマーチャントバンクを
    操るユダヤ人がいる」と語っています。アウシュビッツで多くのユダヤ人が殺されていますが、
    彼らの死が、ヒトラーの妄想のような陰謀論からだったとしたら共産主義の陰惨な罪が
    もう一つ増えることになる。

    1. 大罪を犯した人物が、①陰謀論に取り憑かれ、②それを実行した……という観点は面白いですね。

      中でもユダヤ陰謀論は老舗です。紀元前の昔から、歴史上の大きな出来事はユダヤ人が陰で操っていた、というものですが。いやいや、自分たちの国すら持てないディアスポラの民(今でいう難民)に、そんなこと無理でしょう、とツッコミたくなりますけど。

      根強い人気があるんですよね、ユダヤ陰謀論。「ユダヤ金融資本⇒国際金融資本」と言葉を変えていますが。国際金融資本について解説している陰謀論者のサイトで確認すれば、「最終的にはユダヤ財閥のことである」、或いは「ユダヤ財閥を中心とする多国籍の財閥の集まり」といった記述が為されています。

      >馬淵元ウクライナ大使や
      >林千勝氏が主張する
      >「国際金融資本」のことだが、
      >ヒトラーがターゲットにした
      >「ユダヤ金融資本」と
      >重なって見えたりする。

      ……多分、同じです(=。=;
      馬淵睦夫さんは、「ユダヤ人とユダヤ思想は違う」と仰っていて、差別や迫害は間違っているとお考えのようですが。結局、ユダヤ陰謀論から派生した【神話】には抗えないご様子です。

      文化人類学……と言いますか、心理人類学的な観点から、【陰謀論≒現代の神話体系】と捉える向きがあるんですけど。ユダヤ陰謀論のように、数々の派生形があるような【物語】が正しくそれです。私はそういった研究の本なら読みます。

      ただ、冒頭に書き出した「大罪を犯した人物が陰謀論に取り憑かれていた」という可能性を検証する場合、文献史学に通じた方でないと無理ですよね。大盛り無料様のように、丹念に史料を読み込む方だと強い。物凄く強い。

      陰謀論の研究自体は必要だと思っています。切り口の問題です。同じ研究でも、人々に受け入れられやすい提示の仕方がある。直球がダメなら変化球で勝負する、みたいな。

  5. ふわふわさん、父は、ロス疑惑の判決が出た時に
    いつもより深酒して「間違っている。絶対間違っている」
    と呟いていました。しかし、あれだけ膨大な証拠があっても
    状況証拠ではダメなようです。
    江崎先生は戦前の海外の「敗戦革命」を実行した
    隠れ共産主義者を追っていますが、私のライフワークは
    戦前の日本軍部内にいた「敗戦革命」を実行した
    者達を追うことです。(最近、仕事が忙しく休止)
    たくさんの資料は揃いました。しかし、どれもこれも
    状況証拠ばかりです。それを公開しても
    陰謀論になってしまいます。
    伊藤隆先生の本を読むと資料を紹介する本の
    書き方に苦心されていることが分かります。
    匂わすように書いているのですが、分かる人には
    ピンとくるように書かれています。
    共産主義者は、戦前から現在にかけて、正体を隠して
    アンダーグラウンドなところで活動します。
    彼らの革命活動を所々の状況証拠を暴いて
    繋ぎ合わして推論しても、これも陰謀論に
    なってしまいます。難しい作業ですが
    誰かがやらなければならない。
    倉山先生は「国体」を守る為に頑張っておられますが、
    私のやっていることも「国体」を守る為の作業と
    思っていただければ幸いです。

    1. >私のやっていることも
      >「国体」を守る為の作業と
      >思っていただければ幸いです。

      ……別に疑ってませんよ?(°。°;

      >あれだけ膨大な証拠があっても
      >状況証拠ではダメなようです。

      ……今は科学全盛の時代ですから。状況証拠のみではアウトなのは当然ですけれど。文献史学とは、土台からそういうものだと思っております。全て、記述した人間の目(別の言葉で言えばフィルター)を通して書かれたもの。要は、「証言」を扱う分野でしょう?

      直接証拠なんて何処にもない。

      ですが、社会は人間で構成されている以上、歴史とは「証言の寄せ集め」です。最も強力なツールと言えます。実体のないものなのに。面白いですよね(*^▽^*)

      歴史とは、実体がないにも関わらず、社会の中核を成すミーム(模倣子)です。では、とある証言(歴史観)を覆し、別の証言(歴史観)を押し立てたくば、どうするか?

      勝つしかないです。政治的に。権力闘争ですよ。古代は虐殺を伴いましたが、日本のような先進国では、随分と様相が変わりました。

      闘争に打ち勝つだけでなく、
      ある程度の「証拠」を提示しないと。

      私は「どう動くか」に重きを置いている人間だということです。状況証拠を集める仕事はどうでもいい、などと思っているワケではありません。しかし、一般人に向けて提示する場合、そこはどのようにアプローチすべきかを考えて頂けないと困るんですよ。

      一言で云えば、「社会性」です。

      私は一貫して、大盛り無料様に対し、「どのように伝わるかを意識して下さい」と申し上げております。2023年6月もそうでしたね。
      https://office-kurayama.co.jp/?p=2106552#comments

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