政治改革の歴史第8話 政治改革で手付かずだったこと(倉山塾メルマガより)

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目白御殿が燃えましたねえ。。。
私が物心ついた時に中曽根康弘が首相になり、
自民党最大派閥田中派の影響力が強いので、
「田中曽根内閣」と呼ばれてたニュースは覚えてます。

闇将軍時代の田中角栄は
目白の1000坪ある屋敷で
池の鯉に餌をやってたイメージ。
地方議員のボスって、
みんなあんな感じですけどね。
国政で出世を目指す人は貯めこめないので、
東京にあんな屋敷は立てられない。
どんだけの錬金術だったんだか。

さて、金権政治を制度化したのが、竹下登。
その竹下派支配への怒りから、
とにもかくにも政治改革が行われる。

良く話も悪くもできたことは三つ。
金のかからない政治。
小選挙区制導入。
政党助成金。

できなかったことが二つ。

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「政治改革の歴史第8話 政治改革で手付かずだったこと(倉山塾メルマガより)」への1件のフィードバック

  1. >とにもかくにも政治改革が行われる。
    >良く話も悪くもできたことは三つ。
    >金のかからない政治。
    >小選挙区制導入。
    >政党助成金。
    それ以外にも、1990年代の政治倫理向上に関する制度改正については以下があります。
    ・百日裁判規定について選挙違反の刑事裁判で具体的公判期日の明記による迅速裁判化
    ・連座制が確定した場合の公職の当該選挙区の5年間立候補制限(元々は当選無効のみであった)
    ・選挙違反の刑事裁判での連座制の実効性強化による当選した公職の失職や返り咲き制限
    ・公職(公職選挙で当選した政治家)が在任中に犯した収賄罪の有罪が確定した場合、裁判所に「情状」が認められた場合を除き原則として執行猶予期間中又は刑期満了後から数年間(現在は10年間、当初は5年間)の公民権停止
    ・政治資金規正法違反で有罪が確定した場合、裁判所に「情状」が認められた場合を除き原則として執行猶予期間中又は刑期満了後から5年間の公民権停止(この規定により政治収支報告書の不記載罪は罰金刑でも原則公民権停止となり失職や一定期間公職復帰制限となり、今話題の政治資金パーティー問題で清和会国会議員を悩ませている。法改正以前は実刑にならなければ失職しなかった)
    ・公職の候補者と関係が密接な組織的選挙運動管理者等の選挙違反についても連座制の適用とする規定(通称「拡大連座制」)

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