3刷御礼！
噓だらけの日本古代史 (扶桑社新書)
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「条約フェチ」になってはならない。
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どうも、19世紀的帝国主義者です。(笑)
昔、もうとっくに退官された東大教授に
「君は19世紀的帝国主義者じゃないか！」
と激昂されて
「お褒めに与り恐悦至極に存じます」
とお答えしたことがある。
最後は
「君がウッドロー・ウィルソンを
大嫌いなことはよくわかった」
と仰られるので、
「仰せの通りにございます」
と答えておいた。
ウィルソニアンは世界観が歪んでいるし、
世界を歪めている。
しかし、
ウィルソンとその末裔が世界を歪めようが、
国際法は存在している。
微力だが無力ではない。
ただし、
刑法のように適用しようとするのは、
百害あって一利なし。
戦場の悲惨さを軽減できない。
その典型が
「イスラエル軍がやっていることを罰せられなければ、
法を制定した意味が無い」
のような言説。
これに関し私は、
イスラエルにもハマスにも、
違法行為が無いはずがない。
戦場なんだから。
これは国際法学者なら全員一致できる事実。
争点は、どの行為をどこまで
責任性阻却をできるか。
実務ではそうなる。
根源的なことを言うと、
この「制定」という表現が、ウィルソニアン。
他はともかく、国際法と憲法は
制定するものではない。
「国際法を制定」とか
ウィルソン的な価値観を実務に持ち込むから、
世界観が狂うし、
戦場の悲惨さを軽減できない。
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国際法の条文は、条約の条文に近いものですよね？
多国間の合意の上でそうなっているというだけで、罰則規定が存在しているワケでも何でもない。
にも関わらず、「制定」と騒いでいる人達。確かにウィルソニアンなのでしょうが。国内法と国際法の区別が付かない、ということですか。
そういう人達が、「学者だ」「知識人だ」と大腕を振って大衆煽動に勤しんでいる様子は、素人・一般人に過ぎない私としても、非常に恐ろしいのですが（°＿°；
南米も大変なことになりそうですね。世界的に乱世を迎えた今 、国際法の学びが本当に重要だと感じています。いつもありがとうございます。ストレスも多い事と思いますがどうぞお体をお大事になさってください。