権力と先例 番外 皇室に嫁いだ女性の地位(倉山塾メルマガより)

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本日も連載。
女系天皇容認論者に対していつも思うのだけど、
「そんなの先例にならない!」とがなり立てて
男系維持派(つまり普通の人)を糾弾しながら、
日本の歴史に一度も先例が無い
女系天皇をやろうとする。

女系天皇容認論者でも所功・笠原英彦といった
マトモな人たちはそうでもないけど、
いまだに女系天皇を主張する人たちは
絶対に質問に答えない。
あのスルー力、たいしたもんだわ。

女系天皇容認論者はよく、
「結婚によって民間人の女性が皇族になれたのは
近代になってからだ」
と言います。

杓子定規に、
律令と典範だけを比べるとそういう結論になる。
その間、1100年。
杓子定規に運用されたと考える方がおかしい。

では、近代になって
「民間人の女性が皇族になれるようになった」
のは確か。
では、皇女になれるようになった?

元は、美智子さん、雅子さん、紀子さんは
皇族にはなったが皇女ではない。
愛子さん、佳子さんは皇族の中でも皇女。
現代でも区別はあるし、昔もあった。

皇室は、
吉例を探し、時代に合わせて、准じて、変えて、
大枠を守る。
いきなり大枠をぶち壊す議論は
皇室の専門家はしない。

この議論をする時、
誰でも光明皇后は出すんだけど、
もっと転機となる人物は出さない。

ということで本日は番外で、
皇室に嫁いだ女性の地位。

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