権力と先例 第20話 女系だと草壁皇子は天智天皇の孫(倉山塾メルマガより)

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文春砲第三弾、飛びましたねえ。
これで、内閣改造で木原官房副長官の処遇が
焦点となりました。
マスコミが取り上げようが取り上げまいが、
真の焦点。
法律の問題はさておいて、政治の問題としては、
ここまで前代未聞の疑いをかけられて、
首相が無視するのか対処するのか、
自体で政権の性格が変わる。
くすぶっているので、注目です。

野党の方に目を移すと、
国民民主党が代表選挙を行うことを決定。
玉木代表の他に候補が出るかどうかが焦点。
たぶん誰か出るでしょう。
選挙をやって党の路線を議論するのは良いこと。
チャンネルくららで、
全候補にインタビューを申し込もうと思います。

政界は夏休み、別の言い方をすれば仕込みの季節。
その間に連載を進めます。

偉大な天皇であった天智天皇も、
崩御後に天武天皇に皇位を奪われた。
武力で皇位に就いた天武天皇は絶大なカリスマ。
この時点で、天智天皇の系統に皇位が戻るなど
誰も想像できません。
当然、天武天皇の系統の誰に皇位が移るかが
政治の最大の争点。
古代において政治の勝者とは、
「自分の息子の系統に皇位を継がせる」
ことができた人です。

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