物騒な世の中になってきた。
いたずらじゃすまないだろう。
ちょうどこの日に小林よしのりブログ。
題名からしてどうかと思うが。とても商業出版に載せられない、個人ブログだから許される内容。
「チベットやウイグルがテロをやるのもダメなのか」とか問題提起しているが、それを真に受けてチベット人やウイグル人がテロをやると、弾圧の理由にしかならないのだが。
これは事情が違う外国の話だが、つい最近、「岸田首相暗殺未遂事件」があったばかりなのに、国内問題でも同じように主張している。
テロにも序列があると言いながら、最高のテロリストは大隈重信に爆弾を投げた来島恒喜で、山上には同情、木村には同情しないとか。
そのテロの序列、誰がどうやって決めるんだ?
まさか小林よしのりに決定権があるのか?
そして〆のセリフ。
「わしは権力者が弱者を踏みつける独裁者と化した時には、
テロを決行する覚悟を持たねばならないと思いながら、
言論をやってきた。」
日本のどこに独裁者がいるんだ?
これじゃあ、テロを使嗾しているにすぎない。
世代的に正直小林よしのりさんてよく分からない(一応図書館で天皇論を立ち読みした程度)
倉山さんの「保守とネトウヨ」でへーそうなんだーぐらいの知識しかない(興味もないw)のですが、
自分の気に入るテロは良いテロ、気に入らないのは悪いテロって、幼稚すぎますね。
まさかの弁護依頼された宇都宮さんが「暴力はダメ」と珍しく良い事を言ってるのに、
こんな事を書く人が皇室や保守について語ってほしくないし、
あまりに一般感覚への理解が無さすぎますね。
親任官である首相を暗殺しようとした事に差なんてあるわけがない。
ウイグルやチベットの方々からしたら、ただの暗殺犯と同列に語られるなんて迷惑でしかないでしょう。
一時期懇意にしていた、金美齢さんは何を思うのか。
教祖がこれだと、暴走した信徒が
皇位継承に実力で介入しようとしても
不思議ではありませんね。