今日も粘着、論破祭り（自称）。実態はただの罵倒と誹謗中傷。
ついでに言うと、金の問題で揉めているゴー宣道場。
え？なんで、そんなこと知ってるかって？
教祖自身がばらしている。
若者に期待して裏切られた教訓 | ゴー宣ネット道場 (gosen-dojo.com)
これに対する当事者からの反論。
https://twitter.com/punyukkusu/status/1643310581582303233?s=20&fbclid=IwAR0ZJHK3Mm75VNk6BeCLoRUHwRkZl0RH_cgVT5Ma-JVnehPRgvXVx4r4GZk
カルトの特徴は金に汚いこと。さっさと離れるが吉。
さて先日、「君たちは先行研究の整理をしたことあるのかね」と返答したら、
「先行研究というなら、素人考えながら、ご自身が神武天皇の実在証明と、欠史八代の説明をしたうえで、男系血統の説明が必要なのではと考えてしまいます」
とか逆質問で返してきた。
グロ注意。一番下。
↓↓↓
人には「答えろ」と言うくせに、自分は絶対に質問に答えないのも粘着カルトの特徴。それは別に驚かないけど、この人たちの「先行研究」の認識。
先行研究とは、自分が取り上げる分野に関して、先学が何を言ってきたかのこと。
文系理系に限らずあらゆる学問で「この分野に関して、先学に誰がいて、どの人がどういうことを言ったうえで、この部分に穴があるから、取り上げる」として、証明に入る。
だから先行研究と証明は別物。
丁度いいから、この人たちでもわかるように説明しよう。
先日、「母娘の皇位継承が女系継承なんて、先行研究の誰が言っている？」と聞いた。ただし、ただ聞いたのではない。
青木和夫先生や北山茂夫先生、吉川真司先生がそんなこと言っているのか？
日本書紀、慈円、北畠親房、新井白石、本居宣長、誰一人そんなこと言ってないぞ。
と最低限の反証をしたうえで、聞いている。
青木先生や北山先生は古代史の権威。吉川先生は現役の京大教授。いずれも概説書を書かれ、体系化されている。
新井、本居は言うまでも無く、近世における古代史研究者の代表。北畠、慈円は中世の代表。慈円の『愚管抄』は皇室が今（慈円が生きた鎌倉時代）に至る道理を記した歴史書。北畠の『神皇正統記』は、「どの男系が正統な直系か」について論じた皇室史。そして『日本書紀』は歴史書でありかつ、史料集であり、異説を集めている研究書でもある。
古代史は膨大な先行研究があり、その誰が「母娘継承が女系だ」なんて言っているのか？と聞いている。
最初に「女系天皇論」を言い出したのは、高橋紘一先生と所功先生。高橋先生は、「母娘継承が女系だ」なんて死ぬまで一度も言わなかった。所先生も管見ではそんなこと言っている文献を見つけていない。
ついでに言うと、小林よしのりもかつてはそんなことは言っていなかった。昔は「天智天皇と元正天皇が女系天皇だ」と言っていた。それがいつのまにか元正天皇だけになった。
ここで誤解してはならない学問の方法論は、小林氏の言っていることが変わったことのみで批判してはならないこと。そこに合理的な理由が説明されたうえで変わっていれば、それは変節ではないから。もし何も説明せずに変わったなら、変節。
以上のように、『日本書紀』以来、どこの誰が「母娘の皇位継承が女系継承だ」と言ったのか。それがどういう理由で出てきたのかの説明が、先行研究の整理。
特に、研究者ではないが、女系天皇論の論客として知られる小林よしのり氏の説が、女系天皇の例として「天智天皇と元正天皇」から「元正天皇のみ」に至った過程を説明するのが、先行研究の整理。
その説の中身が妥当か否かは、先行研究の整理があってはじめて議論可能となる。
なんか大学一年生に教えているみたいだが。
繰返す。「母娘の皇位継承が女系継承だ」って言っている先行研究、整理して提示して？
最後に逆質問への答え。
神武天皇の実在証明と、欠史八代の説明をしたうえで、男系血統の説明が必要
「男系血統の説明」←以上の先行研究のすべてが、事実（である）として認めている。それをどうす「べき」かは別の話として。
「神武天皇の実在証明と、欠史八代の説明」←別の話。なんでもかんでも言えばいい話ではない。古代史研究者の多数派は、「継体天皇以降は史実」で合意しているので、男系血統の説明に神武天皇と欠史八代の説明は不要。
なんか哀れになってきたんで、まともに教えてあげた。
で、改めて話を整理。
一、「母娘の皇位継承が女系継承だ」って言っている論者をあげられるだけあげて。
二、小林よしのり氏は、昔は「天智天皇と元正天皇が女系天皇だ」と言っていたけど、今は「元正天皇だけが女系天皇だ」と言っている。理由は？ ←しつこいが責めているのではない。
論破の前に証明があり、証明の前に先行研究の整理がある。さすがに小林よしのり氏は、この理屈わかるぞ。
＞実態はただの罵倒と誹謗中傷。
ゴー宣がやっているのは、広報（プロパガンダ）であって、学問（学術議論）ではないですからね。ここに倉山先生との食い違いがあるのですが。
プニュックスさんと云う方、小林よしのり氏に棄てられて気の毒ですが。この方が企画していたイベントも、実質的にはエンターテイメントで間違いないでしょう。講座でもセミナーでもないんですよ。「学びの場」ではなく、「盛り上がる場」。
※学びの場であっても、盛り上がりや一体感が重要なのは否定しませんが。
＞神武天皇の実在証明と、
＞欠史八代の説明
天照大神を持ち出して愛子天皇を推す人に言われたくないですけど。神武天皇が実在しなかったとして、だったら何だと言うのか。継体天皇（26）から数えても、一貫した男系継承の歴史がある。
正確には、光仁天皇（49）までは双系（男系＋女系）で、桓武天皇（50）以降は男系。双系の陛下も、勿論いらっしゃいましたけれど。上皇陛下は双系ですし。
ただ一つ、私が気になっている点があります。ゴー宣と倉山先生の食い違いですよ。
ゴー宣 …… 広報
倉山先生 … 学問
目的が違うということは、得ようとしているものも違います。ゴー宣側からしたら、倉山先生の「強い言葉」が欲しいんですよ。言い方は悪いですが、要は「素人相手に上から目線。大人げない」と、切り取り（印象操作）に使える言葉です。彼等がやっているのは広報（プロパガンダ）ですから。実際、大喜びではしゃぎ回っています。
倉山先生が、「切り取られる」と理解した上で「強い言葉」を使ってらっしゃるのは見て判ります。第一、倉山先生が幾ら貶められたところで、愛子天皇は実現しません。
倉山先生は、「既に勝利している」状態で、現在の対応をなさっているワケですが。
それでも、ファンとしては、何も事情を知らない第三者に向けて、「倉山満は素人相手にこういう言葉遣いをするぞ」と『広報』されたくないんです。
スミマセン、何もお手伝いを出来ない状態で、我儘を申します。お悔みツイートにまで粘着してくるゴー宣メンバーが、人としておかしいのも重々承知しております。法務大臣の死刑ネタにも激怒なさったほど、倉山先生が、人の命を軽んじる行いを憎悪しているのも存じております。そして、そういう先生だからこそ、私達は学びたい、付いて行きたいと思うんです。
愛子内親王殿下の肖像画をアイコンに使用している、ゴー宣道場の公論戦士（？）さん。ツイッターで、倉山先生に対し、「子供のご飯見ながらやってるんですから。庶民はそんなもんです」と返信して来ました。
学術議論としては、何の意味もない一言です。ただ、広報においては意味があります。味方を得やすくなるんですよ。「子育てで大変なお母さんに対し、キツイ言葉を投げつけるプロの言論人」という構図。
弱者の強みです。
だからといって、ゴー宣側の主張の正しさが証明されるワケではありません。学術・学問において、既に彼等は大敗しています。ですが、「同情」を買うことによって、これからも「信者」を増やし続けることが出来るんですよ。プニュックスさんのような被害者が増え続けるということ。
秋篠宮家への皇位継承が盤石となった今、ゴー宣道場のように、質の低い女系派による被害拡大を防ぐ方法はないでしょうか？
私は取り敢えず、笠原英彦先生や所功先生のお話を伺いたいと思ったのですが。くららにご出演を依頼することは出来ませんか？
両先生もきっと、現在の皇室への罵詈雑言の嵐に、お心を痛めていらっしゃると思います。
1930年代のコミンテルンの対日テーゼに「天皇制廃止」
があり、日本の共産主義者にその方向で動くよう
指示がでた。宗教のドグマと思想から信者への啓発は
その時代と合わなくなってもドグマ化して
生き残る。結果、思想に支配された時代遅れな連中は
モグラのようなアンダーグランドな方法でドグマを
現実化しようと企む。彼らは使い勝手の良い団体に
入り込み、彼らの思想で乗っ取ってしまう。
彼らの笛で踊る、もともといた団体に所属していた
連中をデュープス（マヌケ）と言ってバカにする。