だったら、新自由主義者がいい

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今日の国会で、枝野幸男さんが、

「今の政府は新自由主義だ!大きな政府をやれ!」と批判していました。だったら私は新自由主義でけっこうです。

なんでもかんでも新自由主義のレッテルを張って、「補助金寄越せ」「官僚の規制を強化しろ!」という人たち、枝野さんのお仲間ですし。

なぜ増税反対と規制緩和が不離一体なのか。増税こそ最大の規制だからです。規制とは、官僚が民間に対して指図することです。こんなものは最小限であるべきです。必要不可欠なものを減らすなら批判されてしかるべきだけれども、じゃあ軍備や福祉や災害た細工に無限大の予算をかけるのが正しいのか?

枝野氏はそれに近いことを言っている。

竹中平蔵さんのせいで「小さな政府」というレッテル張りが横行してきたけど、この辺の議論はいずれ整理する必要があると思っています。

枝野さんが「大きな政府」を主張し、減税に反対し、規制強化を求めるのは理の必然ですから。

今後、「小さな政府をやめろ!」「大きな政府をやれ!」「規制緩和反対!」「公共事業をやって補助金を増やせ!」「公務員の数が足りないぞ!」という方は、たとえ減税を主張していても、枝野さんのお仲間と扱わせていただきます。

「だったら、新自由主義者がいい」への11件のフィードバック

  1. 大きな政府、社会主義・・全員公務員、共産主義、、

    今日の国会はつまらない。給付金を配るのに「電通が~~;」追求すべきところはそこか?!
    10兆円、全国民に1人10万円を配る。500億円ぐらい事務経費は妥当…
    ATMで1万円下ろすにも手数料は最低110円、土日、時間外とか330円とかかかるときもある。

    もっとコロナ対応の悪さとか、追及してもよさそうなもの?!
    専門家会議も速記録は公開されているそうだから、「この発言はおかしいんじゃないですか?」ツッコミどころはあったはづ、、
    「速記録を発言者を明らかにした議事録化しろ!」って、追及するところはそこか?
    速記録自体に政権追及するネタ満載なはづだろう。

    「解散せよ!」とは言えない。言わない状況・・
    野党はなんか与党に盛られたな?と疑うようなシャンシャン国会。。
    第二次補正、予備費10兆円の使い方のうち、2兆円くらいは野党のみなさんが配っていいですよ!ぐらいの裏で握り合いがあったかのような…

  2.  小さな政府って悪いイメージがつきまとってますね。お上信仰でしょうか?

    1. 竹中平蔵氏のイメージが強いんだと思います。
      あと、経済評論家と名乗ってる人でも新自由主義を叩いてる方も見かけますので、その影響もあるんだと思います。

  3. 本当に!あのシブチンと言われてきたドイツメルケル政権ですら、さっさと消費税減税!
    続け日本も減税!

  4. 大きい政府だろうが小さい政府だろうがネオリベだろうがまずは税金の無駄遣いの防止を徹底する事からじゃないですかね。
    バケツの底を直さずに水を入れる行為など愚かなだけですし。

  5. 新自由主義は普通に真っ当な考え方だと思います 竹中さんは利益誘導しただけでは

  6. 「新自由主義」とは古典的自由主義に対する批判的継承として登場した政治経済思想全般を指す用語です。

    市場経済を前提としつつ、そこに生まれる貧困・格差を解決しようしようとする思想です、「ニュー・リベラリズム」とも「ネオ・リベラリズム」とも自称しています。

    今日的視点で重要な主な「新自由主義」を列挙すると、

    1.19世紀英国の分権的なギルド社会主義
    2.上記を継承したフェビアン社会主義
    3.上記を継承した河合栄治郎の「新自由主義」
    4.「ニュー・リベラリズム」を自称したケインズ経済学
    5.ハイエク・ナイト・ミーゼスなどの社会主義・ファシズム・ニューディール政策に反対した新自由主義第1世代
     (「ニュー・リベラリズム」と「ネオ・リベラリズム」の呼称で揺れ動いている世代)
    6.ミルトン・フリードマンらの自由市場経済を重視する新自由主義第2世代
     (昨今の「新自由主義批判」批判の主な標的)
    7.「就学・雇用の均等」を重視するジョン・ロールズの「政治的リベラリズム」
     (市場経済の均衡の微調整を重視する点で「新自由主義」。少し前までのアメリカ民主党の政策の基軸だった。)
    8.警察・軍隊・裁判所・立法機関も民営化すべきだと主張する経済的リバタリアニズム=無政府資本主義
    9.個人の自己決定権を最大限尊重すべしと主張する政治的リバタリアニズム

    以上を踏まえた私見としては、渡辺喜美議員がチャンネルくららで表明された、自由市場経済を前提として「小さな政府=政府と地方と民間がそれぞれの役割を分担して全うする政策」であると考えます。

  7. 勝谷 誠彦SHOWに倉山先生がゲスト出演された3週後の
    ゲストぐっちーさんこと山口正洋さん(岩手県紫波町の
    オガールプロジェクトのファイナンス面で参画した
    経済金融家、昨年9月にご逝去)が、話されていた
    公共施設とランニングコストの話が示唆的だったように
    思います。
           (一部抜粋、敬称略)
    山口 津波で流れちゃったと・・・。公民館が流れました
       と。で、公民館の定員が600人だったというわけ
       ですよ。それが今回復興予算がつくんだって、
       それで1200人の公民館を造ったわけですよ。
       ちょっと待てよと。
            (中略)
       600人の公民館が満員になったことは1回もないん
       です。ドリフターズが来た時ですら満員になって
       いないんですよ。それを倍にするって話なん
       ですよ。それって、誰がそうするんだろうって
       ・・・。
    勝谷 一発芸では儲かるんです。つまり土建屋さんは
       一発は儲かる。

    山口 そうなんです。

    勝谷 けれども、その後、大変なランニングコストの
       負債をずっと払い続ける・・・。
            (中略)
    山口 しかもですよ。公民館でも鉄筋コンクリートです
       よね。鉄筋コンクリートの5階建以上のものを
       建てるのって、いわゆるスーパーゼネコンって
       いって、東京にある名前いっていいのか分から
       ないけど、×××建設とか、×××建設。ここ
       しか建てられない。それで地元の人たちはみんな
       その下請けに入っちゃうわけですよ。
           (以上、抜粋終わり)

    黒字にするための収益構造がない事業を推し進めようと
    する愚か者がいる限り、財政政策は負債製造機でしか
    ないでしょうね。(誰かの負債は誰かの資産w)
    ただ個人的には、大阪万博と吉村さんと先端技術を
    活用したプロジェクト群にはそこそこ希望を見出して
    おりますが。

  8. ‪大きな政府にせよクラウド活用にせよ、電通委託中抜き「疑惑」のような事例を増やしますよね。‬
    ‪永遠に反対野党を続けるために疑惑を増やしたいのではないかと思ってしまいました。‬

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