「9月2日終戦史観」を駁す

LINEで送る
Pocket

 この前、池上あきら先生も仰っていましたが、世界の大勢は第二次大戦の終戦は9月2日だそうな。
 だから日本も世界にあわせよ?何のために?
 まったくそんな必要がないと思いますが。

 終戦というからには、戦争が終結することです。
 戦争は宣戦布告によって開始されます。
 ではどうやって終わるか?
 講和条約の発効によって終わります。せめて締結ですね。
 では日本はいつ誰に宣戦布告をしたか。
 昭和十六年十二月八日に米英両国に対して行いました。大東亜戦争です。
 十日に、支那事変も大東亜戦争に含めましたので、重慶の蒋介石政権を交戦団体と認めています。別に国家とは認めていませんが、戦時国際法を適用してあげます。
 他の国からは宣戦布告されました。特に昭和二十年に「駆け込み宣戦」してきた国が多かったですが。それ全部に関して説明しだすと大変なので、主敵である米国との話に絞ります。ついでに、これでもかと国際法違反が目に余ったソ連にも脱線しますが。

 昭和二十六年九月八日にサンフランシスコで対連合国講和条約を結びました。
(日本人が「対日講和条約」などと言ってはいけません。どこの国の人ですか?となります)
 翌昭和二十七年四月二十八日に発効しました。
 終戦はこの日です。

 では昭和二十年八月十五日は?
 前日に回答したポツダム宣言の受諾を公表した日です。
 停戦宣言の日です。米英ソ支の要求を呑んでいるのですから、その四カ国も当然停戦義務があります。というか、自分で言い出したんだから守りなさいよ、という理屈です。
 当然、この日より後に戦闘を中止しなかったソ連軍は国際法違反です。そもそも日ソ中立条約を破っている上に二重の国際法違反です。というか、ポツダム宣言にソ連も名を連ねているのに、それを受諾した日本に対し戦闘を継続するソ連って。
 そういう鬼畜の国に対して交戦した根本博中将とか日本軍は偉い!
 それにしても九月二日までは戦闘を継続しても良いのだ!とかソ連を弁護したがる日本人って何なのだろう。

 では昭和二十年九月二日は?
 正式に停戦を調印した日です。
 ここが大事なことですが、ポツダム宣言は無条件降伏ではありません。日本だけでなく連合国も拘束されます。これでもかと破りまくっている米国の数々の行為は国際法違反です。日本にその気と能力があれば、ユーゴスラビアのチトーみたいなことをやっても合法になります。というか、テロの一つも起きなかったことがアメリカを増長させました。(やればよかったとは言っていませんよ。単なる事実ですので。)

 問題は「日本対連合国」の戦いを最後に、宣戦布告で開始されて講和条約の締結・発効で終わるという意味での戦争がなくなったことです。
 国際連合憲章で、「戦争」をこの世から全部根絶しましたので。
(ちなみに全部、「紛争」にしました⇒余計悲惨に)

 では日本と連合国の戦いを、国際連合憲章に則って解釈すべきでしょうか?
 んなアホな。ですね。
 大体、日本に対する国際法違反をどさくさに紛れて、というか日本の国際法学者その他が反日的なのを言いことに、捻じ曲げてごまかそうという意図がありありの「九月二日終戦史観」に、なぜ日本がお付き合いしなければならないのか。

 日本は主権国家です。自分の国の歴史観を持つ権利があります。
 世界中の国が変なことを言っていても、同調する必要はありません。
 終戦記念日は、四月二十八日です。

追記
 八月十五日を終戦記念日とするのは以上の理由で反対です。
 ただし、八月十日に昭和天皇が「終戦の御聖断」を下していますから、その御威徳を称える意味で、国際法用語とは関係のない修辞表現で「終戦記念日」とするのには反対しません。
 そうか、日本人の大半は私より右翼なのか。笑

「「9月2日終戦史観」を駁す」への0件のフィードバック

  1. 小沢さんが議員会館を挨拶回り。菅さんは奥さんまで議員会館を挨拶回り。
    さすがに実弾は飛んでないみたいだけど…
    それもそうか…
    どっちが勝っても総評の支配下だから…

  2. そうそう、昨日、日テレの「ニュースzero」でサッカー日本代表の新監督について星野仙一氏がいいことを言いていました。
    「日本人じゃダメなのか?なんで日本人監督じゃないんだ。日本人監督で戦えるようにするべき。」
    普通にこういう言葉が出てくる星野氏は素晴らしいと思いました。

  3. 今後は八月十五日は「終戦の御聖断記念日」
    (終戦の詔書玉音放送記念日)と言うことにします。
    はー すっきりした。

  4. 根本司令の他、占守島の堤師団もそうですね。

    >これでもかと破りまくっている米国の数々の行為は国際法違反です
    ここのところもう少し掘り下げてほしいです。始めて砦を読む人には理解しづらいものもあると思うので。

    しかし瀬島のどこが偉かったのかちっとも分かりませんね。
    牟田口、富永、服部、辻、瀬島、あとは誰でしょうか。
    東條さんは偉かったと思いますよ。

  5. 今日ちょうど地域の実力者の家で大東亜戦争勃発時の朝日新聞を見せてもらいました。
    あとその人に言わせれば宜野湾の米軍は周りの住人より先に居たと。
    当時米軍基地の周りは何もなかったらしいです。
    だから辺野古に移動するべきは軍ではなく住民のほうだと言ってました。

    ちなみにこの人秋篠宮殿下と一緒にブラジルに行った事があるって、並んで撮った写真が飾ってありました。
    いろんな人いますねー。

  6. スレ違いですみませんが、紹介させて下さい。
    今朝の東京新聞です。
    「<はたらく>“公務員”でも不安定 自治体の臨時・非常勤職員」
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2010090302000047.html

    以前よりあった話ですが、自治労の見て見ぬふり、ここに極まれりといった感じですよね。というより、可能なものはどんどん民営化するべきだと思います。こういった事も統一地方選で取り上げて欲しいです。それではまた。

  7.  日本側の停戦受諾を連合国が受諾した日は何時になるのでしょうか。そこが問題になりませんか。各前線の細かい部分を除けば、8月16日アメリカ政府より、「日本軍の正式降伏受理のために打ち合わせをする権限を
    有する使者をマニラ(フィリピン)のマッカ−サ−連合国最高司令部のもとに出頭させよ」との通告を発した時ではないでしょうか。この時点でそれまで連合国の内的意思が、外部に対し企図として、軍使の受入を表明したわけですから、双方の意思が外部に明らかとなったわけです。
     日本政府がその後、停戦の意思を覆したり、日本政府が転覆消滅したことはないので、一応、この時点で双方に停戦の義務が成立し、講話まで続いたと考えます。(もちろん国によって差異はあるでしょう。マッカーサーにどこまで権限があったのか興味深いですね。)

     もちろん停戦を破る自由も双方にありますね。あくまでも停戦ですから。当然、応戦する権利もあります。停戦というのは破られることが前提のものでしょう。

     9月2日は単に、両者の意思を証文にしたためただけの日でしょう。同日、降伏文書の調印についての詔書が命ぜられていますが、日本の権限者が追認したということになると思われます。停戦の効力はその日より前に遡及していると解釈すべきでしょう。(そのように考えないと権限者の追認まで停戦を発効できなくなり、実効上問題が生じます。)

  8. 新田様
    金権政治と恐怖政治、どちらを選ぶか、それが問題?

    隆満様
    お役に立てて光栄です。

    仙台様
    米国の国際法違反はそのうちやりましょうか。
    実はネタの大渋滞がまったく解消されていません。泣

    村松様
    その理屈だと、ハワイは日本固有の領土ですね。
    しかし、山階宮がハワイ女王の皇婿になられていたら、どうなっていたのでしょう。。。

    藤沢様
    昔の私も同じ立場でした。
    自治労とか日教組って、特権階級であって弱者の敵ですから。
    毎月第一水曜日の「政治を近くする会」で要望してみてください。

    SC様
    8月15日12時です。それ以外の解釈があるのですか?
    連合国が要求したのですから、日本が公に声明した時点で連合国兵が一発でも発砲すれば戦時国際法違反ではないでしょうか。もちろんソ連は論外。
    あちらさんにその旨が届いていたかどうかなどこちらが斟酌してあげる必要は無いでしょう。当時は主権を制限されていたにしても、今のわが国は主権国家なのですから。この点で16日説も不可。

    >停戦を破る自由
    あるでしょうが、ソ連のような破り方をしたら、破られた側の日本に未来永劫罵られることを覚悟しなければならないでしょう。「停戦を破る自由はある。国際政治はそういうものだ」「日本はソ連を悪く言うな」は同時には成立しません。
    ちなみに、SCさんが言わんとすることはわかるのですが、この文脈で「停戦を破るのは主権国家の権利だ」と言われるとソ連擁護論にしか聞こえなくなるのですが真意は如何。

    ここはSCさんも同意されていますが、9月2日説など論外です。ましてや「終戦」にしてしまうなんて、売国奴の所業です。

  9. 倉山さま

    連合国の要求は一方的な提案でしょう。日本側が要求を呑むと表明しても、連合国もそれを認める意思表示が必要になります。日本側の意思表示が届いていたかどうかも本質的な問題ではありません。届いていたとしても、連合国はそれを認めないことだってありえます。

    高陞号撃沈がそうでしょう。難波の艦長は高陞号が停船しないため、相手の降伏を認めていません。

    連合国側に限らず、どちらか一方が発砲しても、それは戦時国際法違反ではなく、停戦条件の違反にしかすぎません。停戦が崩れただけです。もちろんそのまま戦闘を継続すればよいだけのことです。ただし軍使旗や、赤十字旗などを用いて停戦の意思を表明しながら、対敵行為をすれば、それは背信行為として戦時国際法違反になります。それから投降を認めない宣言は戦時国際法違反ですね。

    対敵行動が禁止されるのは、停戦の時点ではなく、相手が投降して武装解除をした時点です。(もちろんそれは戦争行為の停止ではありません。)

    逆に15日の玉音放送は、国内向け(しかも一般臣民向け)のお知らせに過ぎないのではないでしょうか。私も確認しないとなんどもいえませんが、連合国へは確かそれ以前にポツダム宣言の受諾の意思を伝えていたと思いましたが。陸海軍へは14日に停戦命令を出したと思いますけど。

    停戦それ自体は戦時国際法の規定するところではありませんね。そもそも戦時国際法はユスアドベルムではなく、ユスインベロの規定ですから軍使旗についての取り扱いなどは定めていても、停戦そのものは範疇外です。

    停戦は、あくまで両当事国の間の取り決めにすぎません。それを破ったからといって、取り決めが無効になるだけで法的規範ではありません。

    むしろソ連が非難されるべきは、日ソ中立条約の破棄方法にソ連が違反していることです。まあソ連にすれば非難覚悟のことでしょうけども。いくら条約違反を日本が主張しても、それを守らせる担保としての力がなければ効果はありません。いいとこ国際仲裁裁判で日本側の主張が正しいという判決を得る程度のものでしょう。

  10. SC様
    で、「国家主権」をさんざん強調しておいて、日本にだけ一方的に不利で、連合国のあらゆる違法行為が免罪されてしまうのその解釈を、既に主権を回復した国家の日本で日本人がしなければいけない理由は何ですか?
    SC様が外国人ならば話は別ですが。

  11. 一方的に不利でしょうか。そもそも停戦は押し付けられるものではありません。両国が停戦が必要であると思えば成立するし、片方の意思だけで成立するものではありませんよ。日ソ間で言えば、ソ連が停戦したくないという意思を示したため停戦が成立しなかっただけのことです。これに対し日本側も戦闘行動を続ける自由があります。事実、ソ連に対し攻撃を行っています。

    そもそも停戦を否定することが、どうして違法なのでしょうか。

  12. SC様
    >ソ連が停戦したくないという意思を示した
    つまりだまし討ちは合法ですね?
    SCさんも認めてらっしゃいますが、ソ連は日ソ中立条約の遵守義務がありますし、ポツダム宣言の要求国です。停戦を一方的に破ったら国際法違反です。

    SCさんの主張をまとめます。
    軍事的・・・ソ連がやめる気が無いのに、日本は停戦を主張できない。
    ⇒日本がバカ。
    国際法的・・・そもそも停戦違反など国際法違反ではない。
    ⇒ソ連は悪くない。

    どうもSCさんは軍事合理性と国際法の問題を混在させて、二重基準によって日本を断罪しているようにしか聞こえません。
    軍事的に負けている以上日本軍には日本国(日本国民)に対する責任があるという意味でバカなのは首肯できても、それならばなおさらソ連の国際法違反は免罪できないのではないでしょうか。

    >そもそも停戦を否定することが、どうして違法なのでしょうか。
    スターリンが聞いたら泣いて喜びそうな主張ですね。
    これが通るなら、この世から「約束」という概念は消滅します。

    ついでに言っておきますと、日本軍の抗戦はソ連の違法行為に対する正当行為です。まるで次元が違います。
    ソ連の対日侵略のような、歴史上これほど不正が明々白々な違法行為を弁護される方がおられるとは思いませんでした。
    SCさんはロシアの方ですか?

  13. 倉山様

    だまし討ちは合法ですよ。戦時国際法でも奇計は認められています。そもそも「兵は詭道なり。」です。違法になるのは、国際赤十字旗などを掲げながら戦闘したり、便衣兵の場合のような背信行為に対してです。

    ヘイグ陸戦規則
    「第24条: 奇計、敵情報、地形探査に必要な手段の行使は適法」

    停戦だけでは、攻撃を禁止する理由になりません。武装解除して初めて攻撃禁止に該当します。国際法上も合法です。

    要求はあくまで提案にすぎません。両者が合意して初めて効力が発生します。「約束」が成立するのはそれ以降です。しかし停戦はあくまでも暫定的なものに過ぎませんから、停戦条件が破られれば戦闘が再開するのは通常のことです。ソ連が停戦の意思がないことがわかったのですから、日本も停戦を継続する必要はないのです。

    これは軍事合理性の話ではありません。戦時国際法の話しです。ヘイグ陸戦規則には次のとおりですね。休戦とありますが、停戦と同じ意味でしょう。

    「第五章 休戦
    第36条:休戦は、交戦当事者間の合意をもって作戦行動を停止するものとする。期間の指定なき時は、交戦当事者は、いかなる時点においても再び交戦を開始する事が可能である。ただし、休戦条件に順じ、所定の時期にその旨を通告すべきものとする。 」

    これがもし日本が武装解除と投降をした以降に、ソ連が敵対行動を日本に対して行えば、それは国際法違反になりますし、それに対し抵抗するのは正当防衛です。しかし今論じているのは停戦ですし、それが合意にも至っていない以上、戦時国際法の議論ではありません。

    そもそも8月15日正午に戦闘が終わったという解釈が誤りです。戦闘は双方の当事者がやっていることですから、一方の意思だけで成り立つものではありません。日本が戦闘をやめれば相手も攻撃をやめるというなら憲法9条論者と同じです。日本が戦争しなければ世界は平和だということと違いはありませんよ。

    降伏=停戦と勘違いしていませんか。停戦といっても必ずしも降伏を伴うものではありません。もちろん降伏のための交渉をするために停戦をする場合もありますが、たとえば遺棄遺体や遺棄装備の回収のために停戦するとか、戦闘地域にいる文民の避難や救援のためとか、国際機関が横槍を入れてきたときとか、さまざまです。

    降伏が前提の場合でも、武装解除や投降、進駐の要領を交渉しなければなりませんから、交渉のテーブルを設けるために停戦するのです。もちろんその時点では交渉決裂もありえます。ただ普通は戦闘中に軍使を送ったり、無線通信で停戦を呼びかけ、○月○日○○○○から○月○日○○○○まで停戦するとの合意をしてから戦闘を停止するのが普通です。日本のように戦闘を停止してから停戦するほうが珍しいのではないでしょうか。

  14. 仮に私の解釈が間違っていてSC様の議論が成立すれば、日本にどのような利点
    があるのですか?
    全部箇条書きに列挙してください。

    ソ連への一方的な免罪ではないのですよね?
    日本の国際法的立場を正当化する議論なのですよね?

    その他の点にも即座に原稿用紙二枚分くらい反論を思いついたのですが、煩雑になるので、まずはこの一点にお答えを聞いてからです。
    もう一度繰り返します。

    仮に私の解釈が間違っていてSC様の議論が成立すれば、日本にどのような利点
    があるのですか?
    全部箇条書きに列挙してください。

  15. 倉山様

    利点欠点の話では本来ありませんが、唯一利点があるとすれば、日本側の自衛行動が合法化できることです。

    停戦中であることを理由に、対敵行動を行っても背信行為にはなりません。単純に停戦が崩れるだけのことです。ソ連も日本が停戦を言いつつ攻撃してきたとは非難していないでしょう。これがもし軍使旗や赤十字旗を掲げながら攻撃したとか、文民を装って攻撃したとすれば、戦時国際法違反として糾弾されるでしょうね。

    ソ連に対する一方的な免罪ではもちろんありませんが、日本側の行動は稚拙さが目立ちます。その点は弁護はしません。

    通常、停戦が発効するまでは、講和条件を有利に運ぶため、両者とも最後の駆け込み戦果を狙って戦闘を激化させるのは常識です。停戦を日本側だけで行うどころか、一部武装解除まで進めてしまっているのは常軌を逸しています。本来ならソ連が戦闘を中止するまで、攻撃の手を緩めてはいけないはずです。

    現地の部隊は、もちろん支那や欧米相手に停戦交渉など何度もやっているでしょうから分かっていたのだとは思いますが、さすがに天皇陛下が停戦しろと命じたのなら逆らえなかったのでしょう。であれば日本政府の責任は重大ではないでしょうか。

    日本の国際法的立場を正当化するというより、日本政府の戦時国際法についての無知を非難する議論にならざるを得ません。

  16. SC様
    反論の前に一点だけ確認しておきます。

    >日本政府の戦時国際法についての無知を非難する議論
    これをしたいのが趣旨ですね?

    「はい」か「いいえ」だけで結構です。

  17. 「はい」です。

    日ソ中立条約の破棄条件違反(これは戦時国際法ではなく、平時の二国間条約不履行の問題)、軍使殺害、捕虜に対する苦役、非戦闘員を主たる目標としての殺害については、ソ連側に完全に非があることに議論の余地はありません。

  18. SC様
    「はい」でしたら、国内法・国内政治・国内政軍関係の話です。日本とソ連との関係で持ち出す話ではありません。
     かの松村謙三ですら北京で「日本の政治家である私の前で日本の総理大臣の悪口を言ってもらっては聞き流すわけにはいかない。国内においては佐藤総理の批判者である私だからこそだ」との建前を守っています。

     で、
    >日ソ中立条約の破棄条件違反(これは戦時国際法ではなく、平時の二国間条約不履行の問題)、軍使殺害、捕虜に対する苦役、非戦闘員を主たる目標としての殺害については、ソ連側に完全に非があることに議論の余地はありません。
    との御立場なら、私に何を求めているのですか?
    私の言説の修正すべき点を明確に示してください。

  19. 「停戦宣言の日です。米英ソ支の要求を呑んでいるのですから、その四カ国も当然停戦義務があります。というか、自分で言い出したんだから守りなさいよ、という理屈です。当然、この日より後に戦闘を中止しなかったソ連軍は国際法違反です。」の停戦義務は間違いということを主張しています。

    必ずしも文書にする必要はないにせよ、ポツダム宣言の受諾を公表したのは日本側だけのことであって、各連合国が受諾したことを意思表明しない限り合意したことにはなりません。

    「昭和二十年九月二日は?正式に停戦を調印した日です。」
    調印は調印であって、合意とは違います。両者が証明書にサインしたに過ぎません。証拠資料を作成した日という意味しかありません。

    したがって、停戦の発効は8月15日でも9月2日でもありません。ソ連側が日本の受諾を了解した日でしょう。

    「九月二日までは戦闘を継続しても良いのだ!」も違います。講和が成立する昭和二十七年四月二十八日まで良いのです。停戦はあくまで停戦に過ぎません。単に停戦が発効しない、あるいは停戦が無効になるだけです。

    ただし、一方の当事者が武装解除している間の攻撃自体はジュネーブ法上は違法でしょう。(だからといってヘイグ法上まで違法とはいえないでしょう。)

    発効が何時になるのかは、場所や相手によっても異なるでしょうが、発効以降において、日本側は停戦を停止する権利を行使していませんから、日本の武装解除以降はソ連側も(ジュネーブ法上)合法的に戦闘再開はできないということになります。

    停戦の議論は、あまりにも日本側の無知が明らかになるだけですから、あまり批判はできません。そもそも8月15日や9月2日を持ち出す以上、倉山さん自身が日ソ間の関係の話で停戦を話題にされているということではないでしょうか。

    事実の錯誤は主張できても、法律の錯誤は主張できません。発効していないものを、発効したと言い張っても何の利益もないだけで、日本は馬鹿だったと主張しているだけになってしまいます。単に国際法を知らなかっただけのことでしょう。

    日本側としては、条約にソ連側が違反して開始された戦争に、合法的に反撃したと言えばよいことです。

  20. とりあえず、「九月二日までは戦闘を継続しても良いのだ!」は???
    少なくとも私がどこでそれを言いました?主語を確認してください!

    相変わらずの横田喜三郎も真っ青の空前絶後のソ連弁護、感服しました。
    ただし喧嘩を売られたものと看做します!!とことんやりましょうか?
    ただし24時間以内に反論がなかったら自動的な敗北宣言と看做しますので!

    米英ソ支が要求して、日本が表明したのだから、停戦義務があります。
    これで合意形成です。あらゆる国際法上の義務が生じます。理由も無く先に破ったら侵略国であり国際法違反です。本当はこちらが通告した前日の14日と主張してもよいくらいです。

    あとで国際法違反と言われたくなければ、その瞬間に攻撃をやめればよいのです。事故でもないのに意図的にやめなかった以上、日本人から何を言われても文句は言えないでしょう。ちなみにアンドリュージャクソンはイギリス人からすればだまし討ちですので。アメリカ人は事実の錯誤を主張するでしょうが、イギリス人からすれば法律の錯誤です。英米ともに主権国家なのでまったく逆の主張をします。「間違ったことを言って外国に笑われたらどうしよう」など、主権国家にあるまじき態度です。

    その時点で意図的に攻撃を続けた、でも違法だとは言われたくない、は単なるご都合主義です。

    で、講和条約までは停戦を破っても良いなら、いまでもロシアは日本に侵略をして良いことになりますね。サンフランシスコ条約にソ連は調印していません。日ソ共同宣言は講和条約には当たりません。それこそ当時のフルシチョフの明言ではあれが「停戦」ですね。SC様の主張はここで完全に破綻しました。
    プーチンが貴説を聞いていないことを祈るばかりです。ただし貴方がロシア人もしくは外患誘致を企む売国奴、あるいは日本の不幸を願う第三国人ならば話は別ですが。

    現実にはわが国が国防努力を怠っているから侵略を止めれませんが、日本が弱小国だからと侵略をしたらその国は国際法違反です。

    ついでに、北朝鮮が韓国に奇襲をしても国際法違反ではないですね。

    あ、あとハーグ条約の解釈思いっきり間違ってましたよ。軍隊の奇計と国家の条約違反はまったく別ですから。ハーグ条約が想定しているのは正当な行為としての奇計であって、違法である侵略に基づくだまし討ちは二重の違法にしか過ぎません。

    停戦を守る義務はある。ただし、それを強制するのは軍事力です。
    よって、軍事小国や軍事努力を怠った国は強制力を持ちません。ただし、主権国家である以上、相手国の国際法への違反を主張できます。これを「お前は軍事努力を怠った」とする国内での議論と混同はできません。やられた側がいかに自国民からあしざまに罵られようと、やった方は免罪されません。というかしてあげる理由がありません。

    国際社会からバカにされることを想定しているようですが、日本人がソ連のやったことを一点でも認めればバカにされるのが国際法の世界ですが。
    英国のコペンハーゲン焼き討ち、ソ連の東欧火事場泥棒、アメリカの原爆投下、イスラエルのトルコ船撃沈、等など、そいつら以外に誰も認めていない主張などいくらでもありますが。

    ちなみに基本的なことを教えておきますが、国際法は侵略を正当化するようにはできていません。
    もう一回聞きます。あなたはロシア人ですか?それならばどうぞお好きなようにとしか言えませんが。
    日本人ですと貴方の主張は売国奴です。
    それ以外ならば、やはり国籍を明示してください。
    国際法の歴史問題の議論は主張者の国籍が第三者が議論を判断する際に重要です。それくらいはまさか知らない訳ではないでしょう?
    別に個人情報すべてを明かせとは言いませんが、国籍くらいはできるでしょう?

    申し訳ありませんが、私も暇人ではないので!(怒)
    もしかして貴殿は法律知識をひけらかしでもしたいのですか?
    あまりにも不毛な議論をどこまで続ける気ですか?
    やるんだったらとことんやりましょうか?

  21. >SC様
    すみません。あなたは何がしたいのですか?
    ただの知識自慢がしたいのですか(しかも間違った知識の)?
    ずっとこの議論を見てきましたが完全に論破されているのに絡み続けるあなたの態度は外野から見ていても不愉快で仕方ありません。
    いい加減にしたらどうですか?

  22. 倉山様

    日本人ですよ。日本が無知であった点を強く主張しても意味がないと言っているだけですが。

    今は時間がありませんが、24時までというので、とりあえず一言だけ書きますが、合意というものは両者が意思を表明することによって成立するのですよ。停戦するとは日本側だけが表明しているでしょう。

    それと停戦は暫定的なものです。

    新田ひろし様

    不愉快だろうが正論を言っているだけです。あなたがどう思おうとご勝手に。間違っているというなら、どこが間違っているのかご自身で指摘してはいかがですか。

  23. >SC様
    まぁとにかく落ち着いてください。こんなこと長々と書かれても読む気しません。

    「何が正論か」を議論する大前提として大事なのは価値判断です。この砦の趣旨から言って、大事なのは「いかに日本に正義があるか」という価値判断に立って、その理由付けを論理的に構築するか、にあります。支那共産政府やらソ連やらに有利になるような理論付けなど、趣旨に反します。

  24. 倉山様

    「サンフランシスコ条約にソ連は調印していません。日ソ共同宣言は講和条約には当たりません。」
    これは私も、送信してから忘れたことに気がつきました。サンフランシスコ条約にソ連が含まれていないことは議論するつもりはありません。日ソ共同宣言が講和条約としての効力があるかないかは正直なところ自信はありません。たしか領土問題があるため条約にはしなかったと記憶していますが、戦争の終結を含めないのであれば宣言そのものをする必要がありません。この時点をもって外交関係と領事関係が回復したのなら、領土問題を分離して、戦時状態を終了したと解してもよいのではないでしょうか。

    まず確認したいのですが、そもそもポツダム宣言のどこが停戦について述べている部分なのでしょうか。私も確認してみましたが停戦について言及しているようには読めません。「米英ソ支が要求して、日本が表明したのだから」と言われましても連合国が要求していないのなら議論になること自体がおかしいのではありませんか。

    「現実にはわが国が国防努力を怠っているから侵略を止めれませんが、日本が弱小国だからと侵略をしたらその国は国際法違反です。」
    開戦責任を論じているわけではありません。戦争が終わっていない以上、戦闘行為は合法です。

    「北朝鮮が韓国に奇襲をしても国際法違反ではないですね。」
    当然です。単なる停戦協定の違反にすぎません。両当事者間の約束であって、法的性質のものではないですよ。もちろん韓国が協定違反として非難することは正当なことですが、反撃によって権利を回復すればすむことです。新たに戦争を開始するのとは違います。

    「ハーグ条約の解釈思いっきり間違ってましたよ。軍隊の奇計と国家の条約違反はまったく別ですから。ハーグ条約が想定しているのは正当な行為としての奇計であって、違法である侵略に基づくだまし討ちは二重の違法にしか過ぎません。」
    戦争状態なのですから、両国の間に条約違反をそもそも論じることに意味がありません。通常の条約関係が破綻し、停止しているから戦争状態なのですし、だからこそ戦時国際法が機能する意味があるのですよ。それに停戦そのものが発効していないのに、どうして戦闘行為が違法になるのですか。

    「主権国家である以上、相手国の国際法への違反を主張できます。」
    停戦違反は国際法違反ではないですよ。両国間の約定にすぎないものが法的拘束力を持つわけがないでしょう。

    「国際社会からバカにされることを想定しているようですが、日本人がソ連のやったことを一点でも認めればバカにされるのが国際法の世界ですが」
    国際法を知らないということは、非文明国ということです。停戦を破ること自体が認められている行為であるにもかかわらず、攻撃されたといって泣きつくのは主権国家とはいえませんね。

    「国際法は侵略を正当化するようにはできていません。」
    停戦破棄は侵略ではありません。侵略自体が平時国際法の概念です。すでに戦争状態にあるのですから、持ち出すことがおかしいのではありませんか。

    どうも停戦を、違法と考え違いされているようですが、それなら停戦協定の条件としての大量破壊兵器の査察の受け入れに応じなかったイラクに対して、2007年3月に、停戦を破った米国は侵略をしたという論法になりますね。

    叔父さんの息子様

    落ち着いていますよ。

    一方的に「支那共産政府やらソ連やらに有利」というわけではありません。必要に応じて停戦は破ることができるのです。日本軍も各地では信用できる停戦命令を受けていないなどの数々の理由で停戦していない部隊もあります。停戦解除を義務付けてしまったら自衛戦闘すらもできなくなります。停戦の問題は正義不義とは別の次元の話です。

  25. 話を拡散させる前に、根本的な話に戻ります。
    主権国家には停戦を破る自由などありません。
    主権国家には、不合理な理由を受け容れてまで停戦を守る義務はありません。
    この違い分かりますよね?前者は止められないので制裁するしかないですが、やったら違法です。「違法だと言われたくない」こそ泣きごとです。
    他の話はこれを理解し合意できるかどうかからです。

    もう一つ、停戦協定の違反は国際法違反ではないというのが、何を言っているのかよくわからないのですが。まさか、慣習国際法と条約だけが国際法で、当事者間の約束は国際法ではないとか思っていらっしゃるのですか?
    まさか国際法を強制法とでも思っているのですか?すべて合意法ですよ。

  26. なにやら議論が紛糾しているようで、SC様の議論について疑問に思った点がいくつかあるので質問したいと思います。

    一つめの疑問なんですが、SC様の一貫した主張である「大東亜戦争の停戦は連合国側が日本の受諾を確認した時」についてです。
    なぜ提案した側の連合国が、日本の受諾について確認を取るといったような2回目(日本の手順も含めば3回)の手順に至った時がSC様の言う「停戦の時」なんでしょうか?
    無条件or条件付降伏や国体護持の件についての両国の齟齬の話なのであれば、8/9〜8/14に日本と連合国間で中立国を経てコンタクト済みです。
    高陞号事件がいい前例〜とか言っていましたが、アレは戦時国際法でも臨検という船の貨物検査等に関する規定であり、それこそ大東亜戦争という戦争の停戦に関する議論の前例として持ち出してくるには不的確な前例だと思います。
    そして仮にですが、戦争を終結させたいと思っている連合国(戦闘でかなり優位な立場)が、一方的で尚且つ相談・同意して出した提案なのにも関わらず、不利な立場の国が同意した後にその提案をいきなり放棄するというのは余りにも不誠実な対応だと思います。連合国内で意見の不一致や不和があったならいざ知らず。
    そしてこれは別に戦争における話でなくとも人間関係においても納得できることかと思います。少なくとも私は理由もなく急に約束を反故にされるのは嫌です。
    「一人間関係の約束の話を戦争の停戦という場に持ち込むな」というなら確かにそれもごもっともです。しかしそれならばこの不勉強な私に、人間的に納得のいくような約束の反故の仕方と戦争の「停戦」におけるこの事例の前例をお教えください(勿論、高陞号事件は除く)。どうなのでしょうか?

    そして次の疑問点は他の皆さんも言ってましたが、SC様の議論の目的や議論における日本への利点というものが見えません。
    この議論がSC様の理論通りに立証された時の日本への利点の説明はひどく不明瞭でわかりにくいです。
    日本の抗戦行動の合法化や停戦を破る権利を得たらどうなるのでしょうか?日本の状況が劇的に変わり日本が優位に立てるとは思いません。
    ただ単に理論を立証させてこの件における事実をはっきりさせたいだけなのでしょうか?それは別に構いませんが、間違った理論や目的が不明瞭だった場合、時にそれは「利敵行為」や「自己満足」などと呼ばれます。
    目的や利点がない、もしくはそれが説明できないのであればSC様の身のため、そして皆のために控えたほうがいいと思います。(別にやめろとは言っていませんよ。ただの客観的印象ですので。)ただ、理解が足りない私のために具体的事例を持ってわかりやすく、そして大きな利点が説明できるなら是非ご教授願いたいですが。

    以上2点、「停戦時期の事例の提示とそれに関する説明」「この議論に関する目的と利点」をわかりやすく簡潔に回答お願いします。

  27. 頭金状態ですなあ。
    途中角の頭は丸いと言うことを見つけていればどうだったか。

  28. 横から失礼致します。
    ポツダム宣言では、日本軍の無条件降伏を要求しています。しかしこれは飽くまで連合国共同声明であって
    降伏の呼び掛けに過ぎないのではないでしょうか? ご存じの通り8/14に日本国政府は受諾を通知します。 この段階では共同声明受諾を通知しただけであり、実際的な停戦も降伏も為されてはいません。
    ポツダム宣言は日本に権利として国体維持の上での降伏機会を与え、義務として速やかな無条件降伏や領土割譲等を求めています。従って国土への爆撃や更なる原爆投下を防ぐには、速やかに降伏しなければなりません。
    日本にが速やかな降伏の手続きに入る等宣言内容を履行すれば、ポツダム宣言を連合国は遵守するだろう という事です。この段階では共同声明なので連合国に履行義務は発生しません。
    さてここから日本国はポツダム宣言に従い降伏手続きに入る事になります。速やかに現地軍同士で停戦協定を結び、日本軍と連合国軍各国との最高司令部間で休戦条約を締結する必要があります。翻ってそれまでは最高司令部間での停戦ないし休戦条約は締結されていませんので、各地の部隊間で停戦協定が締結されない限り、戦闘状態は継続します。

    さて最高司令部間での、日本軍の武装解除を含む休戦条約が締結されると。即ち9/2に、全軍の停戦と武装解除義務が発生します。
    つまり、9/2以前に日本軍は、ポツダム宣言履行の為に速やかに停戦交渉を始める必要がありますが。現地部隊同士で停戦協定を結ばない限り戦闘状態は継続しています。
    また武装解除の義務もありませんし、連合国軍は停戦に応じるか否かの自由があります

    ソ連の上陸部隊が停戦交渉を目的としない攻撃部隊と見れば、日本軍には攻撃する自由があります。明確に停戦使である者を撃てば、ソ連が抗議するならポツダム宣言はオジャンになるでしょう。

  29. 公私ともどもの都合により、時間がとれずレスの作成が遅れております。暫し待たれたい。

  30. かな様
    私の説が誤りで、かな様の説が正しいとしましょう。
    私が当時のトルーマン米国大統領なら、9月2日までにありったけの原爆を日本に落とします。仮に当時のトルーマンがそれをやった場合、かな様の説ですとやはり国際法違反ではないのですか?日本もくやしければ反撃してみろ、ですか?

    連合国の側の発言ですね。
    さらに、無条件降伏思想という、特にアメリカ、さらにリベラリストに特有の思想ですね。これは戦争の終結を終わらせ、戦闘を残酷にする考え方です。
    連合国には戦闘を中止する義務がない、日本も嫌なら抗戦すればよい、という思想が普遍的だとしましょう。

    日本人のようなおとなしい民族以外なら、おそらく戦争も戦闘もやめないでしょうね。国家指導者は、「正式な停戦」なるものが「発効」するまで何をされるかわからないと思わなければならないわけですから。だったら「最後の一兵まで戦え」と命令するしかないわけですから。しかも歴史上、玉砕命令を出して自分は逃亡した、などという例すらあります。

    戦闘している現地に連絡が届いていない場合は、違法性もしくは違法に関する責任性は阻却されるでしょう。

    かなさんの発想はウェストファリア以前の「敗戦国への略奪は3日までなら許容」という当時の慣習法への逆戻りではないですか?
    通信機の発達は、戦闘を変化させ、戦争様相や国際法のあり方も変えてきました。
    以上の理由をもって、ポツダム宣言を日本が天皇の名前で受諾を公言した以上、それが届いていないという言い訳が最大限であって、それ以上の理論構築は不可能だと思います。

    SC様
    >暫し待たれたい。
    お断りします。

    別に貴殿の御講釈など聞きたくもありません。
    貴殿は気まぐれに喧嘩を売って人を不愉快な思いにさせておいて、それで自分の都合に合わせろですか?

    じゃあ宣言してあげましょう。負けました、降参します、あなたの条件は無条件で受け容れます。wwwww
    これがあなたの目的ですか?

  31. 倉山さん

    ポツダム宣言が共同声明に過ぎないというのは、宣言は戦闘状態を終結させる為の必要手続きでは無いのです。
    必要手続きで無いのならば、宣言単独では戦闘状態を終結させ得ないという事です。敗戦から三日までもなにも、まだ敗戦国では無いのです。

    原爆に関しては、8月末の段階では予備が一発あるだけだったと思います。
    そして日本政府がポツダム宣言受諾の意識を示した後に、米軍が大規模空襲や原爆を使用すれば日本政府が態度を硬化させ継戦を選択する可能性があります。

    もしそうなれば、米軍は本土制圧の為に数十万の犠牲を出さねばならず、無条件降伏の意識を表している以上得る物はありません。

    日本側としても、停戦意識を示さなければ宣言受諾の意識無しと見做される危険がありますので、攻撃作戦の発動は得策ではありません。

    一方ソ連は米国の単独占領安に反対で領土的野心を持っていましたので、休戦まで攻撃を継続しました。

    これは連合国内部協定違反かもしれませんが、対日本としては違法ではありません。

    前線部隊が民間人や軍の本土帰還の為に、休戦発効までは軍民が帰還可能な条件で停戦するか、さもなくば戦う事は
    別命無ければ軍としてあるべき姿であり義務だと考えます。

  32. 倉山様

    SC様「貴殿は気まぐれに喧嘩を売って人を不愉快な思いにさせておいて、それで自分の都合に合わせろですか?じゃあ宣言してあげましょう。負けました、降参します、あなたの条件は無条件で受け容れます。」

    当方にも仕事や生活がありますから、そちらの条件に応じられるわけではありません。そちらが降参だと言おうが、こちらの知ったことではありません。

    「別に貴殿の御講釈など聞きたくもありません。」

    貴殿の解釈に誤りがあるから指摘しているのです。

    「主権国家には停戦を破る自由などありません。主権国家には、不合理な理由を受け容れてまで停戦を守る義務はありません。この違い分かりますよね?前者は止められないので制裁するしかないですが、やったら違法です。「違法だと言われたくない」こそ泣きごとです。他の話はこれを理解し合意できるかどうかからです。」

     そもそも停戦どころか、国際条約だって破る自由はありますよ。もちろん制裁覚悟でならですが。国際社会で絶対的に国家より上位の権力はない以上、基本的に何をしようが勝手です。国際新秩序を作れる自信があればやればよいだけのことです。
     この両者に違いはありません。その真意が何であれそれは国内的事情であって外部に表出したものではありませんし、公表された停戦破棄の理由があったとしても、それが不合理か否かどうやって確認できるというのですか。結局自由です。

    「まさか、慣習国際法と条約だけが国際法で、当事者間の約束は国際法ではないとか思っていらっしゃるのですか?まさか国際法を強制法とでも思っているのですか?すべて合意法ですよ。」

    そんなことは言われなくても分かってます。主権国家より上位のものがないのですから合意法に決まっています。しかし、批准を要しないような取り決めまで国際法というには無理があります。事後法ではありますが、条約法に関するウィーン条約においても、文書の形式であることや、国の追認を要件としています。法というからには、国際法であろうと国内法であろうと、安定性がなければ法として機能しません。戦争状態においてまともに外交交渉がない中で、軍使も交わさず行われたような約束など法規範になりようがないでしょう。

    「もう一つ、停戦協定の違反は国際法違反ではないというのが、何を言っているのかよくわからないのですが。

    ハーグ陸戦規則にも、停戦を破棄することは認められています。また停戦協定そのものが戦争状態の中のものである以上、平時国際法は適用されません。

    「これがあなたの目的ですか?」

     他国を非難する以上、根拠を明確にしないと墓穴を掘るといっているのです。違法合法で認識がわかれているので仕方ありませんが、当方はソビエトが停戦を受け入れず戦闘継続したことを合法としている以上、白を黒と言いくるめるのには、相当な理屈が必要だと考えます。
     そもそも停戦は法的問題ではなく、作戦上の問題であって、一律に全軍全戦闘地域で実施できるものではありません。日本側でも停戦していない、又は停戦できない部隊はいくらでもありましたから、下手をすれば諸刃の剣に成りかねません。
     満蒙国境などでは停戦命令が届いていない、あるいは正式なものかわからず日本の国境守備隊は戦闘を継続しています。日本側も痛くない腹まで掘り返されますよ。
     ソビエト軍を非難できるものはいくらでもあるのに、なぜことさら停戦不同意を問題にされるのですか。

  33. ドラゴン様

    「一つめの疑問なんですが、SC様の一貫した主張である「大東亜戦争の停戦は連合国側が日本の受諾を確認した時」についてです。
    なぜ提案した側の連合国が、日本の受諾について確認を取るといったような2回目(日本の手順も含めば3回)の手順に至った時がSC様の言う「停戦の時」なんでしょうか?
    無条件or条件付降伏や国体護持の件についての両国の齟齬の話なのであれば、8/9〜8/14に日本と連合国間で中立国を経てコンタクト済みです。」

     中立国とのコンタクトはポツダム宣言の受諾です。これには日本に対する降伏の条件が掲げられていますが、停戦については含まれていません。宣言の受諾とは降伏を受け入れるという表明であり、それはその後占領を通じて、各々の講和までに履行されました。降伏については戦争を終了するということですから中立国を通じて日本側の意思が届いた時点で合意したとしても問題ないでしょう。降伏の条件を履行するためには、武装解除や進駐等々行う前提として停戦をしなければ、これらの戦争目的を連合国が進めることができません。したがって両国が戦闘中の自国の部隊に停戦命令を伝え、停戦を徹底する必要があります。細部は軍使を通じて停戦の要領を交渉しなければなりませんが、差し当たり何時をもって対敵行動を止め、軍使をどのような要領で何時送るのかなど相手方に伝えることになります。そのようなことがありますから、全軍一律に停戦することなど土台無理なのです。停戦の時はそれぞれの戦域でことなります。

    「高陞号事件がいい前例〜とか言っていましたが、アレは戦時国際法でも臨検という船の貨物検査等に関する規定であり、それこそ大東亜戦争という戦争の停戦に関する議論の前例として持ち出してくるには不的確な前例だと思います。」

     高陞号に乗船していた清国部隊にとっては同じことです。降伏したいのであれば、吉野からの停船せよとの指示に従わない限り、戦闘を中止したことにはなりません。したがって吉野は停戦を受け入れていないとして砲撃し撃沈したわけです。先に述べたとおり大東亜戦争という戦争を一包みに停戦などし様がありません。結局、部隊が個々に行うのであって問題として違いはありません。それから本筋とは異なる些細な話ですが臨検と貨物検査は異なります。戦時国際法では臨検が該当します。

    「そして仮にですが、戦争を終結させたいと思っている連合国(戦闘でかなり優位な立場)が、一方的で尚且つ相談・同意して出した提案なのにも関わらず、不利な立場の国が同意した後にその提案をいきなり放棄するというのは余りにも不誠実な対応だと思います。」

     先にも述べたとおり停戦は提案に入っていません。優位不利も戦域でことなります。支那方面など不利な国(というより、良く言って交戦団体)が勝者であったため、停戦はかなり慎重に行われました。ソビエトは戦争を終結させたいとは思っていても、極東の戦線では十分な戦果を挙げていませんから必ずしも優位とはいえず停戦が成立するまでに、駆け込みで戦果を得る必要があったということだろうと思います。停戦時刻が確定した後、あるいは予想される場合に、講和条件を少しでも優位にするため駆け込み的に戦果拡張をするのはごく普通の行動です。普通そのようなことは世界のどこの国の軍隊も理解していますから不誠実とは思いません。世界の常識です。

    「連合国内で意見の不一致や不和があったならいざ知らず。そしてこれは別に戦争における話でなくとも人間関係においても納得できることかと思います。少なくとも私は理由もなく急に約束を反故にされるのは嫌です。「一人間関係の約束の話を戦争の停戦という場に持ち込むな」というなら確かにそれもごもっともです。しかしそれならばこの不勉強な私に、人間的に納得のいくような約束の反故の仕方と戦争の「停戦」におけるこの事例の前例をお教えください(勿論、高陞号事件は除く)。どうなのでしょうか?」

    何度も繰り返しになりますが、停戦を約束していないのですから反故に当たりません。ユーゴ紛争は新しい事案ですからご存知でしょうが、数限りなく停戦と停戦破棄が行われました。スリランカの内戦もそうでしょう。そもそも停戦は軍事的必要性から行うものですから、様々な思惑の元で行われます。反故はごく日常的なことです。

    「そして次の疑問点は他の皆さんも言ってましたが、SC様の議論の目的や議論における日本への利点というものが見えません。この議論がSC様の理論通りに立証された時の日本への利点の説明はひどく不明瞭でわかりにくいです。日本の抗戦行動の合法化や停戦を破る権利を得たらどうなるのでしょうか?日本の状況が劇的に変わり日本が優位に立てるとは思いません。」

    自衛戦闘が違法になりますよ。そんなことを戦時国際法で決めたりしたら、自衛したら戦犯になります。

    「ただ単に理論を立証させてこの件における事実をはっきりさせたいだけなのでしょうか?それは別に構いませんが、間違った理論や目的が不明瞭だった場合、時にそれは「利敵行為」や「自己満足」などと呼ばれます。目的や利点がない、もしくはそれが説明できないのであればSC様の身のため、そして皆のために控えたほうがいいと思います。(別にやめろとは言っていませんよ。ただの客観的印象ですので。)ただ、理解が足りない私のために具体的事例を持ってわかりやすく、そして大きな利点が説明できるなら是非ご教授願いたいですが。」

    倉山氏宛てにも書いたことですが、他国を批判するためには、それなりの根拠が必要です。時には日本側にも跳ね返ります。明治37乃至38年戦役の末期において、日本は北樺太に軍事侵攻しました。ロシアはかなり状況が不利になっていた時期です。でもそれを誰も咎めていません。何が合法で何が違法か峻別して、日本が批判されないように。また日本の行動を弁護できるように、主張することは重要なことだと思います。なんでもかんでも他国を批判し、まして合法的に行われたことまで、日本が不利益を負ったからと批判するのは、駄々っ子と一緒です。

  34. 倉山様

    横レスで、嫌でしょうが、そちらが、私が喧嘩をうってきたというなら、当方もやむを得ません。

    「私が当時のトルーマン米国大統領なら、9月2日までにありったけの原爆を日本に落とします。」

    論旨がさかさまですよ。日本に絶滅戦争を挑むなら、もとから停戦はおろか、ポツダム宣言などでません。かな様はあくまでポツダム宣言受諾後のことを言っているのではありませんか。連合国がポツダム宣言を提示してきたのは、日本は、ほぼ武力により抵抗力を失い、ここで降伏条件を示せば降伏すると判断したからであって、それを連合国も望んだからでしょう。それが軍事合理性に適うからで、わざわざポツダム宣言を日本が受諾していて無血占領できるのに核攻撃や強襲上陸作戦を行い、本土決戦で出血を強いられるのを望まないでしょう。特に空襲や潜水艦作戦によって自ら日本に大きな戦果を上げていたアメリカなら日本は抵抗しないと見ていたに違いありません。ソビエトの場合、参戦して日が浅く自ら大きな戦果をあげていませんから、講和条件を考えて戦果をあげる必要があったのでしょうが、部隊規模も樺太作戦で基幹は1個師団と3個旅団で、10日夜攻撃命令、11日早朝に侵攻と、いかにもあわてて侵攻しており、通常敵の数倍の規模でなければ攻勢作戦を行わない傾向のあるソビエト軍らしくないところからすれば、これはドサクサまぎれの作戦で、あきらかに停戦発効までの短期作戦を意図したものです。日本に対し降伏を認めず、抹殺することを考えた作戦ではありません。

  35. かな様
    では一発だけの原爆を落とし、それ以外の手段で9月2日とかまで、やりたい放題やれますね。
    仮に一発だけ原爆を持っていたとしましょう。自分の都合とか軍事合理性を無視して、空爆した場合、日本は「文句があるなら反撃してみろ!」ですね?

    あと、連合国内部の都合など国際法の議論と無関係です。
    なぜ日本人が忖度する必要があるのですか?
    あなたの国籍はどこですか?
    連合国の人間なら話は別ですが。

    ドラゴン様
    お疲れ様です。
    既に敗北しているのに気付いていない亡霊との戦争、健闘を祈ります。

    それはそうと、自分の論旨に関して勝利宣言をします。私の意見に反する意見を採用すれば、絶対に戦争は終わりません。www

  36. 仙台竜三様

     そんなことはございません。一方の当事国が降伏を前提とした停戦を申し出るということは、それまでの戦闘により物的、精神的又はその両方の抵抗力を失ったということです。 もう一方の交戦国にとって、早く勝利したいのですから、通常は停戦を提案してきたとすれば喜んで受けるのが通常でしょう。もちろん敵国をそのまま殲滅する場合も考えられますけども、そのような状況になれば敵国の政府が瓦解して返って占領行政が面倒なことになります。それでも敵国政府が瓦解すれば、その時点で戦争自体は終了します。(この場合は戦闘の方が継続することになる。さらに合法な敵戦闘員がいなくなったあとは、治安行動が続きます。)

     イラク戦争がその好例です。もっともイラク政府は降伏も、停戦も申し出ないまま崩壊しました。イラクの政府がなくなったので、ブッシュは空母の甲板の上で戦争の終了を宣言しました。イラク軍も崩壊し、軍服を脱いで弁衣隊になったのと、もともと非合法の交戦者が多国籍軍を攻撃しましたが、これらは戦闘適格の無いものの行為なので戦闘ではなく、犯罪行為となります。

  37. 横レスならばこのブログは何を言っても良いようなので乱入。
    世の中、好きなように戦闘をはじめて好きなようにやめてよいようなので。

    SC君
    バカか君は?
    全然違う例だろ?!日付見ろ!>樺太占領

    とりあえず君の価値基準
    ソ連>法律オタクの自分>アメリカ>日本

    かな君
    国際法の知識をひけらかした後、いきなり軍事合理性の話にすりかえんじゃねえよ!

  38. 倉山様

     一方的に時間制限を設けても、当方は、それに合意していません。まあいいでしょう。こちらも勝手に書き込むまでです。

  39. 各位
    えーと。どうすればこの話に「停戦」だの「講和」だの「終戦」はあるのでしょうか。
    とりあえず、不愉快極まるカキコミが増えてきたのですがどうすればよいのですか?
    各自、提示してください。

  40. おい横レスとかいう輩

    自分の考えも説明できできねぇようなやつが、ホザクな。批判するならその理由を自分で書けよ。

  41. 砦主様
    この論旨では戦争を止める方法がないという事実を明らかにするために、永久に続けるのが正解かと。

    簡単に言いますとねえ、相手国を兵器実験場にできるということですよ。産軍複合体が望む限り永久に停止しない。私がルメイなら絨毯爆撃の実験場にしたでしょうなあ。戦後処理は政治の問題で軍の問題ではないですからね。

  42. 倉山さん
    こんばんは。藤沢です。
    レス最長記録更新まで行きそうですね、と言いたい所ですが・・・。

    これまでにも何回かあった過去の激しい回を見直しておりました。答えはそこにあると思われます。
    長くなっても良くないかと思いますのでそれではまた。

  43. 仙台竜三様

    「相手国を兵器実験場にできるということですよ。産軍複合体が望む限り永久に停止しない。私がルメイなら絨毯爆撃の実験場にしたでしょうなあ。」

    その兵器はただで調達できるのですか。戦争遂行には国家財政の限界がありますよ。産軍複合体だって支払いが履行されなければ開発も供給もできないというでしょう。昭和20年の時点で、すでに米国は軍事国債を乱発しています。いくら産軍複合体が望んでもそれは政府が代価を支払えばこそでしょう。

    ルメイお得意の絨毯爆撃も主な大都市を空襲した時点で、焼夷弾が枯渇し作戦中止に追い込まれたのはご存じないようですね。

    まして米軍将兵の死傷者が増加し、本土決戦になればそれが政府批判につながることは必至でした。だからこそ米国では2目標に対する核による都市攻撃が正当化されているわけです。もっともその効果は日本の降伏受諾を数日早めた程度のもので、オリンピック作戦もコロネット作戦もずっとあとに計画されていたことから、あまり効果は無かったのでしょうが。むしろソ連の本格的侵攻前に停戦するきっかけとなったことと、米軍に対する特攻作戦が連日続いていたことを考えば、日本側の将兵にメリットがあったと言うべきでしょう。

    戦後処理は政治の問題で軍の問題ではないですからね。

  44. 各位、とりあえず落ち着きましょう。
    まあ、レスを続けるのは皆様自由なのですが、人格攻撃は管理者権限で削除もありえますので、警告しておきます。過去には、どちらが先に仕掛けたとかそういうことではなく、喧嘩両成敗的に削除したこともありますので。

    仙台様
    そうか、レスで延々とやり取りが続くこと自体が、私の主張の正当性の証明なのですね。もうひとつ、双方もしくは一方が「疲れたからやめる」と尻切れトンボで収束した場合も私の主張の正当性の証明ですね。笑

    議論を続ける気がある人へのアドバイス
    とりあえず、国際法の議論(やった後にとやかく言われることか)と現実の権力政治・軍事の議論(やったほうがよいか、やれるかどうか)の議論を混同しないようにしましょう。

  45. 荒らしのSCへ
    理由?一行で書いてあるじゃん。ちゃんと読めよ。

    長々とよくわからない自説を書きなぐるのだけがノウじゃないってこと。
    日本語勉強したら?
    おまえ実はロシア人か支那人か朝鮮人だろ?
    まあ、少なくとも空気が読めてないことだけは確かだな。

    ついでに言っとくね。
    レス48、今まで君が言ってきたことを自分で全否定しているって気付いている?

  46. 横レス

    「全然違う例だろ?!日付見ろ!>樺太占領」
    「今まで君が言ってきたことを自分で全否定しているって気付いている?」

    すみませんが、言っている意味がわかりません。あんたが自分だけで理解できても、他の人間が分からなければ意味がないだろ。5w1hくらい網羅できるだろ。日本人なら日本語ぐらいまともに書けよ。おまえこそ何人なんだ。

    倉山様

    「とりあえず、国際法の議論(やった後にとやかく言われることか)と現実の権力政治・軍事の議論(やったほうがよいか、やれるかどうか)の議論を混同しないようにしましょう。」

    現実の問題として、停戦の敷居を高くされることは、現場の軍隊が困ります。状況にあわせて行うべきものを一律に規制されたのでは、停戦というオプションを自ら申し出る、あるいは敵に対して要求するということが難しくなります。

  47. 倉山さん

    もし日本が前言を翻して休戦条件闘争をすれば、圧力をかける意味合いで小笠原占領なり原爆追加投下は有り得ました。
    無差別爆撃の違法性議論を棚上げして考えれば、空爆継続は可能です。戦争はまだ終わってませんから。

    連合国内部の都合は関係ありませんよ。関係無く8/14以降のソ連の攻撃は可です。
    勿論、シベリア抑留や強姦略奪は不可ですが。

    ところで、何処の国の人間なのかが議論に関係あるのですか?

  48. 何か礼儀を守れない書き込みが続いているようですが、無視させていただきます。あんまりひどいようだと、一括削除もありえますので。
    「相手が先に暴言を吐いた」はこの砦では認めません。相手が何をしようが、礼儀を失した発言は削除対象です。

    かな様
    超基本的なことですが。
    >何処の国の人間なのかが議論に関係あるのですか?
    あります。国際法の議論の常識です。
    国際法や戦争に関する国家間の歴史的議論は、どの立場から主張しているかによって、同じ言葉でも意味がまったく変わります。国際「法」は、主権国家間の約束の蓄積としての慣習であって、国内法と同じ意味での「法」ではありません。この説明でわからないと、一から講義になるので勘弁してもらいたいのですが。すみません、私、そこまで時間がありませんので。

    で、かな様に限らず、今回の私の記事の反対意見の人は、原則と例外を倒錯させているのではないのですか?
    どうも、「連合国軍は原則として日本への攻撃をやめなくて良い、例外として自分の都合でやめても良い」としか聞こえないのですが。それならば、「略奪は3日までOK」と言っているウェストファリア以前の発想です。むしろ、どう計算しても3日よりも長くなるのですが。

    私の主張をもう一度まとめなおしますと、
    「原則として8月15日以降は連合国軍は一発も攻撃してはならない。ただし、停戦命令が伝わっていなかったその他もろもろのやむをえない事情によっては例外もありうるので、事後免責もありうる」です。

    だから、仮に日本がチトーのような真似をした場合は、連合軍は停戦をする必要はありません。そのような場合は、例外的に現地軍は停戦を遵守する必要は無いとの法理論構成になります。

    今回の事例ですと、連合軍も日本軍も8月15日からは原則として一発も発砲してはならない。ただし、まるでやめる気が無かったソ連に対する日本の抵抗だけがまったくの合法である。なぜならばソ連の参戦自体が日ソ中立条約とポツダム宣言に違反しているので、それに抵抗している日本軍の行為に違法性が発生しようが無いからである。になります。
    これで何か問題がありますか?
    かな様の議論が通ると、戦勝国に一方的に有利なだけですが、私の議論ですと戦勝国も有利な形で拘束される国際法の成立となります。

    ちなみに関係の無い議論を。
    当然、このように平時に至っていない戦時での過渡的状態ですので、現実の軍隊は戦時体制のまま、特に武装解除などません。「停戦が結ばれたからもう戦争をやめてよいのだ!」はやったらバカです。現に関東軍はそういう発想でしたが、それは国内の問題であって、国際法で持ち出す話ではありません。
    ものすごく卑近なたとえをすると、結婚詐欺にあった娘の迂闊さを親が説教することはあるでしょうが、それを加害者との示談交渉で言い出したらバカです。ましてや、加害者のあらゆる行為を免責しようという話になると、「あなたは一体誰の味方ですか?」ということになります。

    あと、かな様の言う「休戦条件闘争」は、歴史的事実としても国際法の解釈としても、ポツダム宣言表明から日本の玉音放送(受諾事実の公表)です。その間は確かに戦闘は継続していますので、私はそこは問題にしていません。
    以上の私の反論を踏まえて、8月15日から9月2日までは戦闘を継続してよい理由は何ですか?

    ちなみに、軍事合理性に反する自国に不利なことを受け容れる必要は無いとの国際法の大原則をわかっていれば、法技術論など難しくないはずですが。

    以上、ドラゴン様の議論の焼き直しです。

  49. 「原則として8月15日以降は連合国軍は一発も攻撃してはならない。ただし、停戦命令が伝わっていなかったその他もろもろのやむをえない事情によっては例外もありうるので、事後免責もありうる」

    その原則が成立していません。

    「結婚詐欺にあった娘の迂闊さを親が説教することはあるでしょうが、それを加害者との示談交渉で言い出したらバカです。ましてや、加害者のあらゆる行為を免責しようという話になると、「あなたは一体誰の味方ですか?」ということになります。」

    この例でたとえるなら、結婚詐欺自体が成立していません。示談交渉以前に、これは虚偽の結婚詐欺による、強要罪か恐喝罪です。

  50. SC様
    もういい加減にしてほしいのでレスをしますが。

    >その原則が成立していません。
    百万光年話を譲って、仮にその通りだとしましょう。
    どうやったら戦争は終わるのですか?
    ついでにこのレスの議論も?

  51. 砦主様
    議論が終わらないことによりSC様やかな様の説が崩壊するのでは?wwww
    ご愁傷様です。

    SC様
    ロシアがポーツマス会議をすると受け容れてから占領しましたっけ?
    ちなみに貴殿やかな様の言うとおりなら、スターリンが原爆持っていたら落としても構わないですね。ちなみにアメリカは原爆投下を違法だと認めたことは一度も無いので、「原爆は違法な兵器だ」は通じませんね。ついでに無差別爆撃も。

    二人に共通するのは、日本を攻撃するときは「国際社会の常識をわきまえよ」で、その国際常識だか国際法だか得体の知れないものをわきまえた瞬間に、日本に不利な連合軍の行為が免罪されてしまうどころかまったくの合法になってしまう。

    かな様
    思いっきりスルーしてくれましてありがとうございます。
    玉音放送後に原爆投下をしても合法なのですね。
    金正日が聞いたら泣いて喜びますね、って、前にもこんな議論なかったかしら?

  52. > 昭和二十六年九月八日にサンフランシスコで対連合国講和条約を結びました。
    >(日本人が「対日講和条約」などと言ってはいけません。どこの国の人ですか?となります)

    倉山氏が極右だというのは分かっていましたが、こんなバカなことを書くとは、所詮バカウヨだったのですね。
    条約の英語名はTreaty of Peace with Japan.正式な邦訳名は「日本との平和条約」です。
    「対連合国講和条約」なんて、国連との間に結んだのですか?
    戦後、連合国を国連と呼ぶようになったのは日本だけで、他国ではUnited Nationsのままですよ。相手はどこが批准するんですか?安保理ですか?

  53. たまに見る人
    では、日米安保条約も米日安保条約にしましょう。
    日露戦争も露日戦争にしましょう。
    主権国家が世界の多数派に従わねばならないならそうすれば良いのです。

    で、「右」の定義は何ですか?
    以上の理由で右ならば、日米安保条約とか日露戦争と呼び続けた日本人は全員「右」ですね?

  54. おー、そうだ。日本に一つだけ右ではない集団がいました。
    外務省条約局(現国際法局)。
    ということですな。
    以上、バカバカしいので終了。

  55. >では、日米安保条約も米日安保条約にしましょう。
    >日露戦争も露日戦争にしましょう。
    >主権国家が世界の多数派に従わねばならないならそうすれば良いのです。

    連合国=国連なのは世界の常識。
    とにかく「対連合国(=国連)講和条約」なんて、日本がいつ調印したのか教えてくれ。

  56. 61.>では、日米安保条約も米日安保条約にしましょう。
    >日露戦争も露日戦争にしましょう。
    >主権国家が世界の多数派に従わねばならないならそうすれば良いのです。

    なんでそうなるかなぁ。
    第二次世界大戦は旧ソ連にとっては「大祖国戦争」。
    あ、「大東亜戦争」と呼べないのが口惜しいのか。

  57. 滅多に他人のブログにコメントしないので、スペースが小さくてやりづらくてかなわん。

  58. 「対日講和条約」なんて、条約の正式名称に従った略称でしょうに。

  59. 蛇足の返事。
    なんでそうなるかなぁ。

    だから世界の常識で一貫すればよろしいのでは?
    貴説は二重基準もしくは単なる気まぐれで理屈がありません。

  60. まず。
    江藤淳 『忘れたことと忘れさせられたこと』文藝春秋,1979
    色摩力夫『日本はなぜ終戦の日付をまちがえたのか』黙出版,2000

    この2冊を読んでから議論しないか?
    学者世界では特に江藤淳の『忘れたことと忘れさせられたこと』は必読書
    なので。
    で、SC様、たまに見る人様は、御自分の主張をなさるということは
    きちんと参考文献あってのことなんですよね?
    倉山論に一応賛成しとくので、こちら側として根拠の参考文献をあげました。

    根拠となる参考文献がない議論は、不毛です。

    後は、倉山先生に返しておきます。
    倉山先生が上記の本を読んでいるか読んでいないかは
    知りませんけど。

  61. みっくみっくにしてやんよ様
    ありがとうございます。
    読んでますよ。
    内容、細部までは覚えていませんが。
    とりあえず、SC様、たまに見る人様の反応を待ちましょうか。

  62. 倉山様

    「どうやったら戦争は終わるのですか?」

    一方の当事国あるいは交戦団体が、相手国に降伏を勧告してくるということは、武力戦ですでに決着がついていると看做したからです。多少停戦交渉がもめることは良くあることでしょうが、結局、不利な方が最後は折れてくるでしょう。そのあとは淡々と戦争目的を果たして講和というのが一般的ではありませんか。もちろんこの場合は講和条約の発効で戦争の終了です。

    相手が降伏しないのなら、もちろん停戦交渉も成立しませんし、そのまま敵の軍なり、政府を殲滅するまででしょう。それがこのケースの戦争終了です。

    停戦発効までは武力戦なんですから、武力で相手をねじ伏せ、停戦を強要するだけのことですよ。「戦争とは暴力で我の意思を敵に強要する」という定義そのものです。それまで何度停戦をしようが、しまいが、破ろうが、それが問題になりますか。

    私には何で倉山さんがむきになるのかわかりません。別に喧嘩を売るために始めたのではありませんよ。成り行きですから仕方ありませんが。

    「ついでにこのレスの議論も? 」

    戦線が膠着しているところに、新しい参戦者が参加すればもちろん終わりませんね。

  63. 横レス様

    わかるように書いていただいてありがとうございます。

    「ロシアがポーツマス会議をすると受け容れてから占領しましたっけ?」

    ルーズベルト公文書が日露両国に手交されたのが6月6日です。
    それを受けてロシアが停戦勧告を受けいれたのが6月7日(大東亜戦争におけるポツダム宣言がこれに当たるでしょう。もっともこちらには停戦のことも含まれていますが。)
    樺太作戦の裁可が6月17日
    樺太侵攻開始が7月7日です。
    樺太のロシア軍の各部隊は抵抗しつつも7月31日までに降伏し停戦に至ります。
    ポーツマスの会談は8月10日からです。

    「ちなみに貴殿やかな様の言うとおりなら、スターリンが原爆持っていたら落としても構わないですね。ちなみにアメリカは原爆投下を違法だと認めたことは一度も無いので、「原爆は違法な兵器だ」は通じませんね。ついでに無差別爆撃も。」

    そうですよ。核爆弾の違法性は別の議論でしょう。軍事目標主義から言えば狙ったのが軍事目標なら合法です。敵に過度な苦痛を与える害敵手段かどうかはわかりませんが、銃剣で刺されるのもつらいですからね。

    「国際常識だか国際法だか得体の知れないものをわきまえた瞬間に、日本に不利な連合軍の行為が免罪されてしまうどころかまったくの合法になってしまう。」

    そのとおりですよ。だから国際法を上手く自国に利用して戦うんです。それも戦闘の内ですからね。

  64. SC様
    では、玉音放送にあたるのは、8月10日以降ですな。あなたがまったく違う例を持ちだしてくれたのだけはよくわかりました。ちなみに日本はロシアに(ほとんど無条件のような)降伏を突きつけたのではありませんので。
    ということで、全然関係の無い例じゃん。単に「停戦」って言葉で脊髄反射しただけ。ぷぷ。
    先の高枡号の例でもドラゴンさんにおもいっきり論破されているのに気付かないし。というか、この50レスくらい、何の発展性も無い罵りあいが続いているだけなんですけど。(俺もだけど)

    >私には何で倉山さんがむきになるのかわかりません。別に喧嘩を売るために始めたのではありませんよ。

    ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!
    本気でそう思っていたら、モノホンの××だ。(さすがに自主規制)
    ワロタ。
    倉山先生、ストーカー被害、ご愁傷様です。
    くれぐれも変質者にはお気をつけて。

    たまに見る人様
    連投って失礼ですよぉ〜。動揺が見て取れて楽しいですけど。
    ソ連は大祖国戦争で日本は対日講和か。やっぱ、ソ連の回し者は違う。
    お前、アカじゃなくてただのバカだろ?(この砦にこんなのあったな)

    かな様
    敵前逃亡ですかぁ?
    お返事お待ちしてマース。藁藁

  65. SC様
    >「実にバルカン的光景だ。」
    >その言葉好きです。

    あのう、、、だったら会話になりません。
    これ以上、からむの、やめていただけます?
    ちなみに横レス様にも返事はしないでください。

    おんなじことを延々と続けても仕方が無いので。

  66. みっくみっくにしてやんよ 様

    「SC様、たまに見る人様は、御自分の主張をなさるということは
    きちんと参考文献あってのことなんですよね?」

    上にヘイグ陸戦規則をあげています。

  67. 「ちなみに横レス様にも返事はしないでください。」ということなんで、××××××××、××××××××××××××。

    これ×××××への返事でないので。

  68. SC様
    管理者である私がやめろといったことをしましたね?

    いい加減にしないと削除対象ですよ!
    人をおちょくった書き込みもいい加減にしなさい!
    私が読んで不愉快な部分は伏字にしました。
    これが最後の警告です。

    以上、管理者権限でこの議論、強制終了です。
    勝った負けた以前の、礼儀や品性の問題です。
    文句があるなら二度とこの砦に来ないでください!

  69. SC様

    それは法律で本ではないです。
    法律があるならば、それがどのように解釈され、運用されたのか
    の根拠を示す本があるはずです。

    こんなに話がぐちゃぐちゃになってしまいましたね。
    根本に戻ると、貴方が疑問に思ったことなどは、私があげた上記2冊
    にあるのです。
    江藤淳に関して、必読書ではあるが、隠したい本の一冊です。
    学者たちは江藤淳を論破しようとしていますが、まだ論破は出来て
    いません。
    この終戦日問題は江藤淳が発端です。
    この本を読まずして、この議論には参加出来ません。
    これはイデオロギーに関係なく、どのイデオロギーの立場であっても
    必ずこの本を読んでいます。
    ですから、読んでいないのであれば、読んでみて下さい。

    なんだか、貴方を苦しめているような感じですね。
    何故に、この上記2冊をもっと早くあげなかったのかは
    不思議です。
    そうすれば、貴方も周りもこんなにも不毛な議論をせずに
    話の論点がズレルこともなかったのではないかと思います。

  70. 倉山氏は、早く「対連合国講和条約」すなわち「対国連講和条約」が調印された日を教えてくれ。そんな条約の存在、知らないもので。
    だいたい国連に国際条約を締結する当事者主体性があるというのも初耳だ。誰が唱えている学説?
    「対日講話条約」という呼び名が不快でしょうがないらしいが、こちらの参考にしているのは、外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会編の『日本外交史辞典』で、外務省の事実上の公式見解なので念のため。

  71. 横レス様

    私は冷戦中からソ連が大嫌いな親米派なのであしからず。

  72. たまに見る人様
    この砦の掟です。
    礼儀を守れない人は管理人の責任で排除します。

    >教えてくれ
    言葉遣いがなっていませんね。
    あと、無意味な連投はやめてくださいね。せめて考えてから投稿してください。たいして有益な情報でもないようですし。

    で、回答はレス60の繰り返しで十分でしょう。
    それでわからなければ、政府公式見解には学者はすべて従うべきなのですね?としか言いようが無いですが。

    ついでに、
    >『日本外交史辞典』で、外務省の事実上の公式見解
    の根拠は何ですか?貴殿がどのような方か存じませんが、わたくしはこの方面に関しては専門家でして。確かに「公式見解」とか「歴史認識」をおしはかることができると言う人もいますが、そうではないという人もいまして。
    貴殿の結論はわかりましたので、根拠を教えてください。

    私も『日本外交史辞典』を持ち出してそういうモノイイをされる方、始めてみました。少なくとも記憶に残る専門家では。そうか、外務省は『〜外交史辞典』に書かれてあることから一歩もはずれてはならないのですか。
    ちなみに鈴木ムネオという方は、外務省の歴史認識や公式見解をただす際は、質疑や質問を行ってから確定させています。例えば「日露戦争はいつ終わったのか」とか。「事実上」がどの範囲を指すのかわかりませんが、少なくとも私には「質問主意書に対する政府答弁書」の如き権威物だとは知りませんでした。ちなみにこれは閣議決定を経ている政府見解です。

    あと学説に関しては、みっくみっくにしてやんよ様が提示してくださっていますし、その他にもいます。せめてその二冊だけでもお読みになって感想文を示すなり、ご自分で先行研究の整理をされて「管見では見当たらない」など学界の決まり文句を言える程度に努力されてからならば教えてあげないこともありませんが。
    まあ学術的な議論に慣れていない方のようなので、それくらいで議論参加資格を容認しましょう。(てなことをやると、「倉山は素人に甘い」とか言われてしまうのですが)

    で、私と同じ事を唱えている学者がいないとか言われても困りますけど、貴殿への教育的配慮として伏字で教えて進ぜましょうか。
    国際法の学界では少数有力説で有名な○○○○先生とか。わたくし、この方の本と論文で勉強しましたので、憲法学会でご挨拶させていただきましたよ。(伏字ですけど、法学界の人間ならば誰でもわかるような書き方をしてます。)あ、ちなみに「界」と「会」の使い分けくらいわかりますよね。

    ということで、私に教えを乞いたいのであれば、相応の努力をしてからにしてくださいね。前にも貴殿みたいな方がいたのですが、礼儀がなっていない人にはそれなりの対応しかしませんし、態度が改善されなければ、それなりの対応をしますので。

  73. まだ続いていたの?すごすぎ。

    みっくみっくにしてやんよ様
    はじめまして。
    私はストーカーの如く倉山先生にからむ変質者にむかついたので、普段は他人様のブログにレスなどつけないのですが、「参戦」しました。 そしたら、向こう陣営の乱入者の方が多いみたい。
    私は、二冊読んでないので、参加資格無しです。笑

    倉山先生
    「素人に甘い」ですね。ww
    というかやさしすぎ。普通のブログならスルーして終わりっしょ?
    アクセス拒否とか。

    たまに見る人様
    わざわざ私一人のために別にレスをつけていただきありがとうございます(皮肉)。本当にどうでもイイ情報だなあ。
    あなたが親米派なのはわかった。
    上の倉山先生のレスに完璧に答えてくれ!そしたらアンタを尊敬する!
    弁士に期待するぅ!拍手、拍手!

    逃げんなよ?

  74. ずいぶんと続いていますな。

    見苦しい、という言葉をご存知ですかねえ。

    敗者は他人に殺められることなく自ら死を選び、
    かつ勝者は死ぬ機会は与える、これが日本の美意識だったわけですけれども。

    砦主様に論破された者は、辞世の句を残し潔く負けを認められよ。
    砦主様の説を支持する者は、そのまま相手の散りざまを見届けられるべし。

    それとも、いざや便出さん氏のように日本語が堪能な外国人でしたかな。

  75. まだやっていたんですねえ。
    面白いので、もっともっとどんどんやってください。
    各人の文章に品性と言いますか本性がが現れるようになったので、
    ますます面白くなりましたね。
    個人的な感想ですが、この議論、是非とも現役自衛官に聞かせてみたいものですな。
    交戦している相手が、停戦を認めると判るまでは、
    いつまでもいつまでも銃弾浴びっぱなしになるかどうかの話ですからねえ。

  76. かしわもちさん相手に喧嘩を売る覚悟のある人は、どうぞ書き込みを続けてください。きっと、「ネットで人格を破壊する方法」とかを実技演習で教えてくれるでしょう。爆

  77. 話をはぐらかせないで欲しいですね。
    「対連合国講和条約」すなわち「対国連講和条約」が調印された日を教えてくれ、と言っているのですよ。
    これは条約の内容ではなく、固有名詞の問題でしょうが。
    条約解釈の内容にまで、学者が政府に縛られるとどこに書きましたか?
    現役外交官に聞きましたが、『日本外交史辞典』の条約に関する項目は、OBまたは現在の主務者が書き、上の決裁を受けているから、事実上の公式見解とのことでしたが。
    余計な書き込みはいいから、私の質問に答えて欲しいですね。
    24時間以内に答えられなければ、貴殿をただのバカウヨと認定します。
    所詮、中大卒の崩れODですからね、貴殿は。
    これが最後通牒です。

  78. まだ議論参加資格を満たしていない、たまに見る人へ
    ↑貴殿に日本語能力があればわかるはずです。

    貴殿の詭弁を三つ指摘します。

    その一
    日本が宣戦布告した国≒日本が講和条約を結んだ国≒国連
    この≒を勝手に=にしています。
    よって、存在しない「対連合国講和条約」を作り上げています。
    それに私がおつきあいしなければいけないのですか?

    その二
    私は、日本が宣戦布告した国と日本に宣戦布告をしてきた国を「連合国」と称しています。この定義で問題ないでしょう?
    あなたの議論にのった覚えは無いのに、高圧的に答えろと言われてもねえ。
    ドンドン貴殿の日本語低下してますねえ。

    その三
    最初の記事をお読みください。
    私は「呼んではいけません」と言っているので政策論題で話をしています。
    貴殿は「そんな条約は存在するのか」と事実論題にすりかえています。

    で、何の権限で「24時間以内だとか」「認定」だとか申しているのか知りませんが。
    あなたの品性がよくわかるので伏字にもしませんが、今後は無視させていただきますので。

    今回だけは「現役の外交官」に話を聞いてきた努力に免じて返事しますけど、少しはもう少しまっとうな努力もしてくださいね。本を読むとか、ちゃんと日本語の論理でお話されるとか。

    私大卒の研究者はすべて現役外交官の言に従えと言う主張ですね。権威主義全肯定で議論の成立する余地を認めない方だとよくわかりました。

    以上、今後はどなたのレスにも私は返事をしませんので。
    不愉快な書き込みをされた場合は削除するだけです。

    どうしても返事をしてほしければ、貴殿も本名を明かして堂々と挑んでくればどうですか?現役外交官に話を聞けるって、たいそうな方ですね。www

  79. まぁこの議論、みっくみっくにしてやんよ様(このHNの元ネタを知ってる私は何者?)のご指摘で決着は付いたというべきでしょうね。
    私も議論することが自己目的化してるような議論になど付き合う気はありませんでしたし、変に茶々を入れて突っかかられて砦主様にご迷惑が掛かってもいけないと思ったので(実際、9月に入ってからの更新頻度、落ちてますね。これだけが原因ではないんでしょうけど)黙ってたのですが。

    みっくみっく様のご指摘された参考文献は私も機会を見つけて読んでみます。国際法に関連ある本なら、私も読んでおいて損はないでしょうから。

  80. 誰のこととは言わないが、
    こんだけ大上段にカッコウつけて一撃で負けた恥つかしい奴、初めて見た。
    お腹がいたい。wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    人に聞かれたことには答えずに、自分の言いたいことだけ「答えてみろよ」とか。。。サイコウ〜。

    判決
    お前はただのバカだ。ギャハハ

  81. もう、まともに相手にするのがバカバカしいほどのバカウヨですね。
    日本が宣戦布告した国orされた国=連合国=国連の原加盟国です。≒ではありません。
    で、日本が対日講和条約で講和した相手は連合国すべてではありません。
    中華民国、インド、インドネシア、ビルマ、ソ連やポーランド、チェコスロバキアも調印していません。
    対国連ではなくとも、対連合国講和条約ですらない。
    まあ、貴殿は大東亜戦争肯定論者のようでもあり、基盤が違いすぎるので、これ以上相手にしません。
    私の質問に答えられなかったことでバカウヨ認定はさせていただきますが。

  82. たまに見る人様へ
    もしかして、教科書通りにしか考えられない方?
    連合理事国はどこかって話です。
    それをひとまとめにすると対国連講和条約になるという話です。
    貴方がそれを認められなくても、戦争体験者は当時はそのように
    思っていたのですから仕方がありません。
    歴史を見る時は、当時、どのように考えていたのかが大事で
    現代とで比較をしてはいけません。
    それは、後だしじゃんけんです。
    それと、条約は自国の名前を先に持ってくるのは慣習法です。
    お互いにそれは認め合っています。
    対(国名)政策と言ったら、自国対(国名)政策になりますね。
    ですから、対日講和条約と言ったら、日本対日講和条約となり
    おかしくはないでしょうか?
    では、対日講和条約では、どこの国対日講和条約になるのですか?
    せっかくですから、そこを教えてくれませんでしょうか?

  83. >たまに見る人(敬称はナシ)
    >まともに相手にするのがバカバカしい
    >これ以上相手にしません

    鏡に向かってしゃべってんのか?

  84. 連レス失礼
    >みっくみっく様
    たまに見る人に何言っても無駄ですよ。砦主様は質問に答えてるのに、答えてもらってることに気付いてもいない愚か者ですから。そのくせ横レス様の質問には全く答えてませんし。

    「他人に厳しく自分に甘い」典型例だわな(この言葉遣い、どっかで聞いたぞ?)
    まぁ、鏡に映る自分の姿に独り言言って誰かと会話してる気分になってるぐらいだから、ネットやってるより精神科にでも行ったほうがいいんじゃないでしょうか?このままほっといたら、刑法39条1項のお世話になるかもしれませんし。

    …あ、だから左が右に見えるのか(≧▽≦)

  85. 久しぶりに見ての感想です。

    たまに見る人氏のコメント58にて
    『戦後、連合国を国連と呼ぶようになったのは日本だけで、他国ではUnited Nationsのままですよ。相手はどこが批准するんですか?安保理ですか?』
    コメント61にて、
    『連合国=国連なのは世界の常識。』と書かれておりますが
    皆さまはあまりこれを鵜呑みにされない方がいいと思います。
    と申しますより、賢明な観戦武官の皆さまであれば最初から首をかしげたはずです。
    確かに英語などでの呼称は同一ですが、
    国連での公用語であるフランス語・ロシア語・スペイン語などラテン語圏・スラブ語圏を中心に
    片方には組織つまりorganizationに当たる言葉がつけられており、区別されております。
    日本語でも一般的には、国の集合体を「連合国」、それらで構成された国際機関を「国連(国際連合)」と使い分けているわけです。
    となると、日本語・フランス語・ロシア語・スペイン語は世界の常識に反するのでしょうか。

    「日本外交史辞典」については、事実上の公式見解だとは初めて伺いました。
    私の親戚2人が外務省のキャリア官僚なので、
    今度2人に聞いてここに報告しておきますね。

    また倉山先生はコメント86にて
    『日本が宣戦布告した国≒日本が講和条約を結んだ国≒国連
    この≒を勝手に=にしています。』と書いております。
    ところが「たまに見る」氏は、これをコメント89では
    『日本が宣戦布告した国orされた国=連合国=国連の原加盟国』
    と方程式の項を書き換えています。
    『で、日本が対日講和条約で講和した相手は連合国すべてではありません。』と書いておりますが、これはまさに先ほど引用した
    コメント86における倉山先生の発言そのものです。
    すべて同一でないので、=ではなく≒ではないかとわざわざ指摘しているわけです。
    この方程式をあえて変えたのはどうしてなのか、私には自分の論理に都合のいいように変化したように見えましたが
    きっと愚者には想像もつかないような素晴らしい理由があるのでしょう。
    理解できません。

    また誤解のままだと良くないので、訂正しておきますが
    倉山先生が「大東亜戦争肯定論者」ではないかとの記述があったのですが
    たまにしか見ていないか、あるいは読解力がない人だと、分からないのですが、
    倉山先生は、
    大東亜戦争は陸軍・海軍の官僚が予算獲得のために起こしてしまった戦争であり、
    両国に同時に戦争をしかけたいわゆる「大東亜戦争」を否定しております。
    (藤沢様、すみません、どこにあったか、のちほどリファレンスお願いいたします)
    用語としての「大東亜戦争」を使いましょうとは言っていますが、
    大東亜戦争そのものの評価はかなり辛口です。
    たまにしか見ないという方は、きっと外交のお勉強でご多忙なんでしょうが、
    他人を過小評価できるほど知性のある方であれば、
    過去記事を一度ご一読されることをお薦めいたします。

    なお、バカウヨとの言葉については、おそらくこの砦の住人は、「真っ直ぐな愛国者(patriot)」の集まりなので
    多くは「バカウヨ」だと思います。
    もっとも「バカウヨ認定をする人」と「認定をされた人」では、
    どちらが優れているかは観戦者の判断に任せますが、
    私は先ほどの勝手な定義であれば、自身は「バカウヨ」ですね。
    議論を一生懸命されていたSC様も、「真っ直ぐな愛国者」であるでしょうから、
    きっと「バカウヨ」と呼ばれてもいいと思います。
    なお、倉山先生は、フランスの左翼ぐらいの「愛国者」ですよ。
    (ご自身で言っております、冗談としてですが)

    以上、感想でした。

  86. 国語も算数もできない卑怯者への最後の言葉

    日本が宣戦布告した国=何カ国ですか?
    日本が講和条約を結んだ国=何カ国ですか?
    国連=何カ国ですか?

    日付によっても違いますね。

    そうか、「バカウヨじゃない人」の定義は、「算数と国語ができない人」か。

    悔しければ、本名を公表してみたら如何?そんな勇気ないでしょう?

    論理に関しては、上記御三方が300%論破してくださっているので、もはや付け加えることは無いです。

  87. >バカウヨ・かしわもち様
    その肩書き気に入ったので、私にも暖簾分けしてもらえませんかねぇ?
    それとも、「お前はバカウヨを名乗れるほど愛国者じゃないじゃないか!」と仰られて却下ですか?

  88. >砦主様
    たまに見る人(敬称はナシ)を卑怯者だなんて、かわいそうなこと言わないで下さい。彼は精神を病んでるんです。卑怯か正道かなんて判断能力はないんですよ。よく「鏡に向かってブツブツ独り言を言ってる」危ない人っているでしょ?あれと同じですよ。

    私が検察官なら、たまに見る人が何かやらかしても間違いなく不起訴にしますね。

  89. 叔父さんの息子様
    おもしろすぎます。
    クリティカルヒットな書き込みですね。
    何のことか?
    本当のことは言えません。笑

  90. 「バカウヨ・叔父さんの息子」様

    真面目な愛国者(Patriot)でしたら、立派な「バカウヨ」ですよ。
    暖簾分けなんて、そんなあ。どうぞご自由に名乗ってくださいませ。

    そもそもですよ、
    他人が偉そうに「バカウヨ」だのなんだのと認定するものではありませんので。
    どうか私をそんな厚顔無恥な人間とは一緒にしないでいただければと思います。

  91. かしわもち様
    自虐を装うおちょくりが得意ですねえ。誰かさん、
    画面の前でオシッコもらしてますよ〜。

    厚顔無恥な「人間」なのですかぁ????
    原生動物並みのアフォが?

    しかし、レス93、感激しました。
    私はあなたのファンになりました。わらい

    それはそうと、レス85で「話をはぐらかせないで欲しいですね」とか言いながら、自分の方は絶対に正体を明かさない。最低な生き物ですよ、こいつ。過去にもこの砦、色々なストーカーがいましたけど、こんな卑怯な奴、一人もいなかったですね。

    さて、私は誰のことを言っているのでしょう????wwwwwwwwwww

    ということで、オイラのレスには返事ができない臆病者みたいなので言いたい放題。wワーラー藁w

    おい、たまに見る人でなし!
    悔しかったら、正体あかせや、ゴラぁ?
    あん?びびってんのか?

  92. かしわもちさん

    おはようございます。藤沢です。
    先日は色々と有難うございました。
    了解致しました。

    直近で分かりやすい所では今年の7月26日「亡国の作文」ですね。
    これの元になっているような感じで、私のオススメは、
    去年の9月8日「伊藤対山縣(4)-日本を決めた明治四十年?-」です。
    (記事番号90ですが、念のためリンク貼っておきます)
    http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=90

    補足しますと、この日の中で倉山さんはアーカイブについても言及されています。(コメント80の裏づけとして)

    私自身は、国際法と軍事は良く知らないですので、あくまで一般論の所ですみませんが、常連の一人として感想を。
    1.ここは某巨大掲示板ではありません。一個人であり学者でもある倉山さんが主催しているサイトです。反対意見は私も言う時はありますが、基本的な一線は守られて然るべきだと思います。そうでなければ、自身でサイトを立ち上げて対抗するのが形だと思っています。

    具体的に基本的な一線とは・・・、
    a)必要以上に長くしない(大抵の話は4〜5往復もすれば終わりますし、倉山さんとのやり取りでしたら2往復で基本的には十分でしょう)。
    b)基本的には敬語を使いましょう(顔が見えないから、であればこそ尚更大切でしょう。電話と同じです)。

    2.戦う時は低姿勢から入った方が何かと安全です。倉山さんは勿論、砦の住人は私はともかく猛者揃いですので・・・。
    3.一方、それでも読むだけでなく書き込む意味は決して低くないと思います。誰かに質問するだけでも違ってきます。私自身も一年間これやってて、知識の幅と深さ、文章の書き方も随分変わってきましたから。

    長くなってすみませんが、また宜しくお願いします。
    それではまた。

  93. たまに見る人
    >これ以上相手にしません。
    議論から逃げて敗北宣言をしたのですね。お疲れさまでした。今後は、ちゃんと毎日、砦を見て知識をつけてください。

    叔父さんの息子様
    >鏡に向かってしゃべってんのか?
    白雪姫に出てくる継母みたいで気持ち悪ですね(笑)

    倉山先生
    >国語も算数もできない卑怯者への最後の言葉
    算数はともかくとして国語ができないのはたまに見る人は日本人じゃない外国人だからかもしれません。それどころか、たまに見る人ではなくたまに見る「人以外のもの(ゴキブリとか廃棄物とか)」かも知れません。

    横レス様
    >オイラのレスには返事ができない臆病者
    ”者”ではなく”物”の可能性がありますね。

  94. >新田様
    まぁ、この勝負、砦主様の完全勝利(というより、完全試合か?)と見て問題ないでしょう。心神喪失者に自分で負けを認める判断能力などあるとも思えないし、向こうがこっちを「バカウヨ」と勝手に認定するならこっちも無効を「敗北者及び心身喪失者」と勝手に認定するまでです。

    「自分が他人に対してやってきたことは、自分も他人からされることがある」という社会の基本ぐらいは、心神喪失者であっても理解できるでしょうし。

    それにしても、外交史研究家ってこの程度のレベルなんですねぇ。これだったらロースクール生でもっと優秀な奴、俺は何人も知ってるぞ。

  95. おいたまにしか見ない心身喪失者、横レス様、みっくみっく様、かしわもち様への返事はまだか?
    24時間以内に返答しないなら、これでお前の負けは確定だ。お前が自分で設定したルールだから、文句はないよな?あっても受け付けんが。

    ただいま平成22年9月26日午後6時55分だ。

  96. おいたまにしか見ない心身喪失者、もうすぐ6時間、あと18時間しかねぇぞ。まだ答えられないのか?

    「見てませんでした」「砦主様以外を相手にするつもりはありませんでした」は通用しねぇぞ。何せ万民が見る可能性のある掲示板に書き込んだんだからな。ま、あと18時間、たっぷり言い訳でも考えるんだなw

  97. 叔父さんの息子様
    私もバカウヨとか名乗った方が良いですか?爆
    まあ、あの手の輩に褒められたら、それこそ本気で自害を考えますが。笑
    ちなみに私はこぼしたパン屑ほども気にしていませんので。
    (有名な外交言辞です)

    死体の陵辱はバルカン的なのでやめましょう。
    9月26日2時2分までに
    「2=48=192」・・・≒でもましてや≠でもなく
    を立証できなかった時点で終了していますので。
    ということで、あと18時間も待ちません。既に終わっています。笑

    それより、全然懲りてない人がいるのですけど。。。
    最近、知人の裏切りにあいまして。
    匿名を装っているのに正体がバレバレという状態でして。

  98. バカウヨ・叔父さんの息子様

    大変恐縮ですが、私はあくまでも感想を記しただけですので
    他の方はともかく、特に返事と言う類のものを、
    たまに見る人とかいう方に求めているわけではありません。
    ですので、期限も何も無用です。
    そもそも、彼の者が返事を出すだけの力量に欠けているのは明確だからです。

    もっとも、私は中立的立場ではありますが、
    攻撃を受ければ、即座に参戦いたしますがね。

  99. みんな優しいなぁ…
    砦主様やバカウヨ・かしわもち様のご指摘なんて私はとっくに分かってたし、分かった上で徹底的に追い詰めてやろうと思ってたんですが…特に「祟るんだったら徹底的に祟れ!」というのは我がご祭神様の御神意でもあらせられたわけだし。

    ま、いいでしょう。お二方のご要望とあらば、私も従わないわけには参りません。たまたま心神喪失者が紛れ込んでしまったということで、ここは収めておきましょう。

    ご祭神様には後々、私からご奉告させていただきます。

  100. 倉山先生の言うとおり、国内法と国際法の「法」は全く違う。
    国内法の『法」は律令」であり、国際法の『法」は慣例」である。
    家庭で例えると(こういう例えが、話を混乱させ、誤解を生むのだが、)いわば、国内法は家庭内の決まりごとで、国際法はご近所付き合いでの慣わしである。
    家庭内の『法」、すなはち、「律令』は、父、母、子といった関係で、「肩を揉んだら小遣いをあげる。」とか、「料理を作るのはママで、皿洗いはパパ、洗濯物の取り込みは僕がやるんだ。」とか言う決め事である。
    ご近所付き合いの『法」、すなはち、「慣例』は、「隣から柿をもらったから、さんまでも、お返ししようかしら」とか、「ゴミは○○の日に××のように出す」とか、「うるさくすると近所迷惑だから、夜はピアノを弾かない」とかいう慣わしである。
    慣例であるから、別に守らなくてもいい。しかし、それを破ったら、ずっと隣近所からブーブー言われて、評判も悪くなるのは当たり前なのである。
    国際法における、終戦後のソ連の侵略は、国際法が元々「約束事」であり、お互いに自分の言い分(有利なこと)を持ち出し、果てはお互いの家庭内の「法」まで持ち出し、批判し合うことになるのである。
    では、国内法における「律令」とは、どう違うのか?
    (ここから先は、僕の私見であり、定説ではない。)
    律令は「暴力による平定を経たのちに得られた決まりごと」であり、慣例とは、暴力による「力関係がまだ定まっていない状態における慣わし」である。
    イギリスとフランスの間では、100年戦争と呼ばれる、勝ったり負けたりした状態が長く続いたし、バルカン半島では1000年の昔から、現在まで続く、血生ぐさい歴史が存在している。
    それらの経験から、いわゆる、「国際法」が生まれたのである。

    では、国内法の力の源泉とは何であろうか?
    「戦後、日本はアメリカに負けたのだから、アメリカの支配下としての律令だ。」というのは、『ブッー、ブー』大きな間違いである。
    戦後教育の結果、軽視されることになってしまったのは、日本建国の「神話」である、古事記や日本書紀といった、血生ぐさい戦いと平定の歴史である。
    日本人、自らの多大の血を流して得られたものが、「和を以って、貴しと為す。」という十七条憲法であり、官位十二階などの律令制度である。
    我が国の歴史は、少なくとも西暦700年から永々と繋ぎ続けられていたのである。
    この歴史が第2次世界大戦で途絶えたのであろうか?
    僕は「答えは否」であると思う、(かなりやばくなってきたと思うが、)、

    戦後教育の戦前の日本体制の全否定と、第2次世界大戦を歴史の障壁として、煙幕のようにそれ以前の過去を見せない教育(ほとんど洗脳)しかされていない人には、まだ、ピンと来ないであろう。
    逆にそういう人がいるからこそ、僕も日本の歴史観について、目を覚まさせられたのである。

  101. SCさんがいないと唯のバカウヨの集まりですが、SCさんがいるとまともな右翼の集まりとバカサヨですね。。。

  102. 九月二日派ですね・・沖縄戦関連で合衆国をフルボッコにしたいので。
    だいたい、何で日本の軍事同盟国のドイツが(いつものように)
    ロシア(ソ連)を攻撃したときに黙認したんですか日本は。
    あれで中立状態は敗れたってのが欧州の戦争の伝統
    (一次的取り決めの類ではなく!)に沿って
    決まってしまったんじゃないですか…。
    アレがなければ日本分割統治案の際にソ連は不法だとして
    欧州が口出ししてきた(出来た)はずで、その分だけソ連の分の
    影響力が削がれたはずなんです。 ユダヤの人は普通に助けましたよね。
    喪に服すぐらいで良かったんです。 国津神とか浪花節ってのは
    ロシア(ルーシ)民族のことです。 ソ連の政府の決定が
    どうあろうと、一般のロシア人は、西のベラルーシ、
    中心地ウクライナ、東の帝国まで、大多数が
    モスクワの支配「は」認めていなかったんですから、
    ロシアとは宿敵同士のドイツと組むまでならいいとしても、
    (隣国同士は敵が基本なのはロシア民族どうしでも同じなので)
    単に(政府ではなく!)日本の国民が遺憾の意を示せば良かったんです。
    中国(諸民族)に浪花節はありません、あれはロシアの文化です。
    (他の方言慣習等の近畿文化=中華系文化との違いです)
    国津神‥ロシア民族は現存する最古の民族の一つで、
    シンプルなしっぺ返し戦略に忠実で実行時の
    バランス感覚に優れている(丁度ぴったりに返す)
    能力と文系を中心とした才覚により怠惰ながらも優秀です。
    中と外のルールに従い、外から叩かれたら中が団結して叩きます。
    (第二次大戦の日本のように)一度「中」と見なされた後
    「外」として振る舞うと犠牲を問わず復讐に来ます。
    裏切りを許さない鉄則が両国の犠牲を急速に
    拡大したのですが、ルーシ民族の存続を支えたのは
    この「不義への処罰」なので、文句をいう所ではないです。
    出鱈目な犠牲を出しながら「一般民衆が」特攻して来ていたのに、
    何を見ていたのですか? 日本人は、不義への怒りを忘れたのですか?
    元々ないって? ええはい、実はその通りなんです。
    今までが間違ってたら身内がどうあれ先に「寝返り」ます。
    裏切りというか、「表返った」訳で、有能なら血縁以外の相手に
    老舗を継がせます。 中と外なんて気にするのは日本人らしくないです。
    ロシア人の怒りや前提の発想は日本人には理解しにくいものです。
    欧州人は良く分かるそうです(アメリカ人は「?」ぽい)。
    下手に身内になるとロシア人や欧州人には分かるが
     日本人やアメリカ人には分からない状況で
      「裏切り」判定され損得無視で攻撃されるので
       ビジネスライクな付き合いを強くオススメします…。

  103. 昨夜はせっかくのご縁だからと、眠い目をこすりながら、このページを読ませて頂きました。
    難しかったけど、倉山先生の国際法に関するご指摘だけは分かりました。
    NEOさんのご説明も、素人には分かりやすかったです。
    でも、あと3、4回は精読します。このページ。

    それにしても、左翼の人って、抽象論と屁理屈がお好きですね。
    この件に限らず、いつも感心(あきれる、かな)する部分です。
    抽象論で何が分かる?頭の中の理屈だけで何が変わる?もし人を混乱に陥れるのが目的なら、その部分だけでは成功ですが、いずれメッキが剥がれます。
    時代は、いままでの嘘や隠れていたものが現れてゆく流れになっています。

    また素人のトンでも論を書きますが、
    金融がバーチャルだというのと同じような視点で(だから一面の真理にすぎませんが)
    法律もまた人間が作ったもので「悪人の隠れ蓑、悪い奴が人権で守られるシステム、屁理屈言う者が重宝される」という一面がある。
    だから、これもお金と同様に、必要ですが使いかた次第なのですね。
    法律以前の、道徳や、良識や、教養(漠然としてまだ定義で来ていませんが)の基本が要る。
    悪い奴に騙されないようにこちらも勉強する必要があるが、かといって、迷路に入ったら奴等の思うつぼ。
    いつも勉強させて頂いています。いつも素人丸出しの書き込みで申し訳ないのですが、
    ここは楽しい上にオープンなので、つい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA