8月6、8、9、15日と、これでもかと不愉快な日が続きます。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
さて、本日は広島大虐殺の日です。
広島大虐殺を定義しましょう。
アメリカ合衆国による日本国民に対する昭和20年8月6日に広島県広島市で発生した非人道兵器である原爆による無差別大量殺人のことです。
約20万人が殺されているので「大」をつけて問題はないでしょう。人類史上、一瞬にして殺された人数の最大値ですから。これを「大」と言わなければ何を「大」というのか。
なぜか歴史学界では「主観的表現」と退けられますが。歴史の教科書に平気で、あったかどうかもわからないような事件に「南京大虐殺」とか使っているくらいなので、まったく問題ないでしょう。まさか、日本人を殺すことだけは虐殺ではないとか、何人殺してでも構わないとか言わない限り。
で、民間人を無差別攻撃する時点で国際法違反で、しかも非人道兵器の原爆を使ったのですから、二重の国際法違反ですね。
20世紀の大量殺戮者として、ヒトラーだけでなく、スターリンと毛沢東を絶対にあげるべきであるし、フランクリン・ローズベルトやトルーマンも加えるべきでしょう。
戦争中のイラン人とイラク人が口を揃えて言いました。
「日本人は最低100年、アメリカを許すべきではない!」
インドとパキスタンが唯一意見が一致すること。
「日本みたいに原爆を一方的に落とされたくないから核武装する!」
諸外国から見れば日本は恐ろしい国に見えるに違いないです。
日本人が世界に発信しているメッセージはどう受け取られるかを翻訳しましょう。
「過ちは繰返しませぬから」
⇒前回は負けたが、今度は必ず勝つ!
「私たちは核兵器を永遠に許しません」
⇒使ったアメリカ人を永遠に許しません。恨み続けます。
「ノーモアヒロシマ」
⇒今度はやられないように核武装します。
「日本は世界で唯一の被爆国です」
⇒だから、核保有する権利が世界で誰よりもある。文句があるなら落とすぞ!
「10年以内に核の無い世界を実現します」
⇒核保有国の北朝鮮の寿命は10年以内だ!ついでに中国も覚悟しろ!
※この場合、中国と書いて「チャンコロ」と読みます。
とどめに菅首相
「非核三原則は守るが、核抑止力も否定しない。」
⇒アメリカを骨の髄まで利用しつくしてしゃぶりつくしてやる!
そうです。平和憲法の理念とは、恐るべき復讐と制裁の暗号だったのです。アメリカを利用して周辺諸国を制圧し、最後にアメリカを滅ぼす陰謀だったのです。その隠れ蓑が「被害者である」という歴史的事実です。
私のような気弱な人間にはついていけませんが、日本の大勢がそうだから仕方が無い。
最後に小野田寛郎さんの言葉を。
日本は戦争に負けたんじゃない!
負けたふりをしているだけだ!
「日本は戦後民主主義、平和憲法などと称して、世界を欺き続けた。」
死ぬまでに教科書に書きたい一文です。
私は穏健派なので、平和憲法護持・非核三原則法制化・広島の悲劇を世界に伝えよう、などという過激な侵略思想には与しません。小野田さんのような考えで、穏健に日本の保守を考えているだけです。別に今すぐアメリカに喧嘩を売ろうとは思いませんので。
なお、原爆投下に関してコンパクトに必要な知識をお知りになりたい方は、
『総図解 よくわかる日本の近現代史』
(新人物往来社、税込1470円)
好評発売中です。
私も先生と同様に8月6、8、9、15日というのは年に何回とない不愉快になる日です。理由は、自称保守とエセ左翼が訳のわからんけんかを始めるからです。
これ以上不愉快なことはありません。ただ、黙って戦争で亡くなられてた方々の安らかな眠りを祈ればいいものを勝手に訳のわからないイデオロギー闘争にもなっていない喧嘩を始めるので非常に不愉快になります。
さて、話はかわりますが、今日の読売新聞朝刊に気になる記事がありました。
ひとつが若者、特に大学生の就職についての記事。もうひとつが、全国の最低賃金についてです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100805-OYT1T01175.htm
昨年度の大卒者の約2割が就職先が見つからなかったという事が書いています。もはや、努力でどうにかなるという次元ではありません。このデフレ不況で努力が報われない時代になってしまったのです。それなのに某巨大政党(野党第一党)の政調会長は「消費税増税しろ」とか言い出すんです。しかも、それに乗じて「努力不足だ!」とか言い出す輩がいるんですよ。で、こいつらは「自分たちは保守だ!」とかほざきだすんですから…。到底常人の感覚とは思えませんね。ヒトデナシとしか言いようがありませんね。こんな輩が保守を名乗るのですから世も末です。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100805-OYT1T00436.htm
次は最低賃金に関する記事ですが、日本の12都道府県が最低賃金と生活保護
でもらえるお金の額の逆転が起こってしまったそうです。
長い労使協調の末に平均15円の賃上げができたのですが、この不況下での人件費増大は企業を苦しめ逆に雇用を減らすとみられています。
今回、取り上げた記事の共通点は、1つです。
どちらも問題の原因が円高デフレ不況だということです。
つまり、問題の解決策は簡単で、日銀白川の首をとりリフレ政策をすればいいのです。これで万事解決ということです。
9月の国会は若者を、労働者を救う国会になることを祈るばかりです。
「負けたふり」できる方が、賢い。そうですね。いわれれば、目からウロコです。
そうだったんです。今まで、謙虚にしなきゃいけないかと、負けたふりしてました。
でも、日本は世界で一番優れていると知ってますから、自信満々だったんです。
「頑張れ日本!負けるな日本!」と、いうフレーズに、違和感があり
負けてないのに、と、思ってました。
>安重千代子さん
新田と申します。どうも、こんにちは。「負けたふり」ではありませんが、「弱者のふり」をして利権をむしばむ連中を私は知ってます。自治労とか日教組という集団です。この不況で給料が上がらない民間の労働者や就職先の見つからない就活生が本当に困っているのに、やつらときたら9時〜17時の労働時間で土日休み。その上解雇になるリスクがほとんどないという条件で働いているにも関わらず労働者の権利を主張してやれ賃上げしろなど休みを増やせなどといっています。彼らこそ、真の労働者の敵です。プロレタリアートの敵です。
>「頑張れ日本!負けるな日本!」と、いうフレーズに、違和感がある。
私は「たちあがれ日本」というフレーズにも違和感を感じます。
安重千代子先生
心が折られたときに本当に負ける。
たとえ力や物量で負けていても心で負けていなければ負けない。
しかし、最近は勝ち目の無い戦いはやらないなどと嘯く若者が多いですね。
勝ち目のある戦いなんかないのに。
愚痴です。