世界一タメになるミスリードの授業

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 池上さんという人がお札の解説をしていた。大変、タメになる番組だった。ミスリードのお手本として。流れは、

一、日本銀行は年間15兆円、お札を刷っている。

二、昭和恐慌の時、日本銀行は「心配しなくても銀行にお金はありますよ。」と安心さ 

  せる為に、裏面が白紙のお札を積んで、銀行が潰れると思って預金を引き出そうと

  駆けつけた人々を鎮めた。

三、(ハイパー)インフレは恐ろしい。ジンバブエや終戦直後のハンガリーのように、 

  という映像を紹介。

 うーん。見事だ。まったく嘘をつかずに人心を誘導している。これをミスリード(誤誘導)という。人を騙すには、嘘をつくよりも、大事な本当のことを隠せ、という見本ですね。

 以上の一〜三の何がすごいかと言うと、

一、過去に刷っている量や外国が刷っている量と比べないと、15兆円「」などと言えないで

  しょうに。

二、確かに実行したのは日本銀行に決まっているが、決定して命令したのは高橋是清です。

  高橋是清の「た」の字もでなかった。

三、ジンバブエやハンガリーはハイパーインフレであって、「緩やかなインフレ」とか「インフ

  レターゲット」のインフレとは意味が違うのに、「インフレ」というと「ハイパーインフ

  レ」だと思いこみかねない。

 これでもかと日銀プロパガンダと化している。。。池上先生も白川法王の黒フリーメーソン(別名・死ね死ね団)の一員ですな。こりゃ。

 やはり、白川方明と羽毛田信吾は討伐されるべきである。

「世界一タメになるミスリードの授業」への0件のフィードバック

  1. この番組、私も見てましたけど、経済学について全くのド素人の私には(経済原論3年掛かって取れなかった男ですからTT)全く理解不能でした。
    なんとなく印象に残ってるのは、「南アのお札の肖像は動物」という所ぐらいですかね。

    それにしても、池上さん、経済についてはよくご存知のようですが、たとえ裏面が白紙であってもお札はお札。「見せ金」と「正式な通貨」の区別もついてないあたり、どうやら法律には詳しくないようですな。「いわば見せ金として」と言ってたが、流通可能なものは見せ金とは言いません。

    ところで、南アで思い出したが、W杯南ア大会の公式サッカーボールは「ジャブラニ(祝杯)」という名前なんだそうです。
    なお、日韓大会で使われた公式球は「フィーバー・ノヴァ(白熱する新星)」という名前だったそうだが、どうせなら「North Korea & China」って名前にしてほしかったなぁ。え、なぜって?「日韓共通の敵を全世界で寄ってたかって蹴りまくる」という意味で。てか、日韓が分かりあえる論点って、それしかないでしょw

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