カンヅメです&my favorite記者さん達

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 この記事をアップしてからしばらく、校正作業のためにカンヅメになります。
 2月9日をお楽しみにしていてください。近日、詳細を報告します。

 ところで世間ではこんなことが。

 外国人参政権をめぐる長尾教授インタビュー詳報「読みが浅かった」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100128/plc1001282154020-n1.htm

 ますます、外国人参政権の根拠が薄弱になりましたね。まず推進派は、亀井大臣を説得してみる義務があるでしょう。今日の『産経』本紙、推進派の言う事は何の根拠もなく、単に自分の主張を押し通そうとしているだけですから。

 ちなみに、上の記事を書かれた小島優さんの記事は必ず読むようにしています。防衛問題や地方行政の専門家の方です。

 署名記事は責任を伴いますし、読者の側も信頼できる記者を探すのは義務みたいなものです。新聞を高級紙(クォリティーペーパー)にするのは、読者の眼、緊張感だと思います。

 私は他に、朝日新聞の××××さん、読売新聞の西条耕一さん、産経新聞の牛田久美さんなどの署名記事は楽しみにしています。

 ××××さんは名前を出すとご迷惑がかかりそうなので、匿名で(笑)。バランス感覚に優れた方です。朝日でも個人だと優れた方はいますので、見るようにはしています。

 西条さんは一面識もないのですが、緻密かつユーモアにあふれた記事、楽しみにしています。
『読売』よりも『週刊将棋』で読む方が多いのですが(笑)。

  牛田さんは前々から「よくぞここまで」と感動しながら記事を読ませていただいていました。
 私の元々の専門である公文書管理の問題を追いかけてくれている方です。『正論』の竹田先生との対談の時が初対面でした。感激したのを覚えています。

 皆さんも、「この人の記事は読む」という記者の方を見つけてみれば、新聞の読み方が変わるかと思います。気に入った記事を見つけたら、署名を確認することをお勧めします。

「カンヅメです&my favorite記者さん達」への0件のフィードバック

  1. 産経新聞で防衛問題に詳しい小島さんというと一人しか思い浮かばないのですが、あの小島さんでしょうか。

    缶詰になっている間、適当に盛り上がっていきましょう。

  2. 倉山さん

    お早うございます。藤沢です。
    仕事頑張って下さい。楽しみにしております。

    外国人参政権、今朝のウェークアップ(日本テレビ)でも取り上げてました。
    この間は太田総理(同局)でも扱ってました。同局は、まあ路線からすれば当然でしょうけど反対の基調で扱っているようには感じました。良い事です。

    新聞記事についてのご指摘、参考になりました。私も極力意識するようにして見ます。もっとも、この話裏を返せば毎日全部読めというようにも受け取れるので、会社員には難しいのですが(とほほ)。新聞の記事について、個人の意見と会社の意見を切り分ける事は、不可と言って言い過ぎなら困難だと思っていましたが、例えその中でも個人差はやはりあるのでしょうね。

    自分自身の仕事にも言える事なのでしょう。やはり「姿勢」とか「らしさ」というのは大切ですね。頑張って行きたいです。それではまた。

  3. 倉山先生
    有益な情報どうもありがとうございました。
    新聞の正しい読み方がよく分かりました。

    では、お仕事の方頑張ってください。
    応援しております。

  4. 倉山先生

    同じく有益な情報をありがとうございます。

    新聞にはある意味絶望していました。

    保守対革新という形で朝日と産経が対立しているらしいのだが、結局どちらも自社に都合のいいプール取材の繰り返し的な記事の多さに辟易していました。

    たとえば朝日が新政権の機関誌じゃないかと思うような報道姿勢ですとか。

    けれども中にはそうではない記者さんもいらっしゃるんですね。

  5. 今回の件とは関係ありませんが…
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100130-00000078-jij-soci

    厳重抗議も何も、これ単に「日本国内で日本国民がロシア人に殺されかけた殺人未遂事件」でしょうこんなもん。
    政府は直ちに殺人未遂容疑者として実行犯の身柄引き渡しを要求するべきじゃないかと思うんですがね。

  6. フツーの国なら友好国・同盟国同士でさえ紛争になるでしょうね。国民がもっともっと怒り政府を突き上げる勢いじゃないと日本はダメなんじゃないかと思います。

    カナダが公海上で操業しているエスタイ号を銃撃し拿捕したじけんがありました。

    あの時に、スペインでは数万人規模の反カナダデモが起き、世論は軍事行動を辞さないというようになったようです。

    経緯は下のサイトか検索サイトにてお願いします。
    http://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/week1/1998/jun/m980611.html

    同盟国同士でさえこうである。

    もっと国民もマスコミもこの件でもっと怒るべきでは?

  7. 新聞は広告収入がメタメタで、経営がどんどん苦しくなっているが、
    その中で、良識ある署名記事は、新聞生き残りのために
    最も有効な手段だと思う。
    署名記事を書けるほど勉強している記者だけ、フリーでも生き残れるし
    大学の教壇に向かうことも可能だろう。
    ところが、老害のベテラン記者とデスクがのさばっているので
    早晩日本の新聞は壊滅するだろう、
    あれだけ紙を使って、読める記事が猫の額では、エコロジーに反する。
    せめて新聞紙を柔らかくして、尻を拭けるようにしてほしい。

    藤沢様
    日本テレビは、路線でそういうことをしているのではなく、
    当たり前の報道を当たり前にしているだけです。
    ということは、ほかのメディアが異常なんでしょうかね。
    賛成論でも反対論でもなるべく時間を割いてしっかり伝えるのが
    メディアの役目ですからね。

  8. 功山寺決起を読んでのコメントを書きます。(遅くなりすいません)

    明治維新は一人で立ち上がったという話でしたね。

    国家の存亡という危機を察知したからこそ無勢であろうと立ち上がった。

    最近感じること(自分への戒めもこめて)は、怒らない国民・怒らない学生は一番問題ではないかと感じます。

    静かな国民は、優しく慎み深く忍耐のあるんじゃないかと肯定的に見ていたのだが、昨今の情勢を見ていると違うのではないかと感じる。

    生命の危険を感じているときに感じないのは国民はどうなのか?

    怒れる国民・学生になるべきなのである。

  9. かしわもちさん

    初めまして。藤沢秀行です。
    お手柔らかに宜しくお願い申し上げます。
    ご指摘有難うございます。

    正面から扱っているという点で両番組とも良かったと思いました。他局も見習って欲しいものです。まさに当たり前の事でおっしゃる通りです。

    路線という言葉は、悪い意味ではなかったのですが、世間一般的な感覚で使いました。大雑把な意味で左から順番に、朝日-毎日-読売-産経というような軸みたいなものがあって、同じく朝日と毎日が民主党に好意的、読売と産経が批判的という意味で使用しました。

    歪んだ固定観念と言われてしまえばそれ以上はありませんが、多分世間一般の感覚とそれほどズレていないのではと思っています。この点につきましては、むしろ反例も含めて教えて頂ければ助かります。ものの見方(それこそ新聞の読み方)も違って出来る様になるかもしれませんので。

    このサイトも一つの新聞として見れば、倉山さんの為にもお互い鋭い視点を持った良き読者でありたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願い致します。すみません、長くなりました。それではまた。

  10. 藤沢様

    路線については、あると思います。藤沢さんと認識はあまり変わりません。
    前回の書き込みは、どこかのことに対して皮肉として書いたものです。
    ただ路線と言うのは世間一般では
    民主党などを軸に見ているのでしょうけれども、
    実はそうでなくて単純に、
    「当たり前のことを当たり前に報道しよう」という路線と
    「捏造してでも思想を浸透させよう」という路線です。
    まともかまともでないか、と言い換えてもいいでしょう。

    ちなみに新聞記者を黙りこませる呪文があります。
    それは「本当の発行部数は?」と唱えることです。
    「押し紙って何ですか?」でもいいでしょう。
    そうすると煮え湯を霜に注ぐがごとく悪霊が退散します。
    ぜひお試しあれ。

  11. かしわもちさん

    こんばんは。藤沢です。
    対応頂きまして有難うございます。
    そういう意味だったのですね。私もその発想はありませんでした。
    というより普通の人は、「捏造してでも思想を浸透させよう」などと思わないですよね。良心のかけらも感じませんね。

    押し紙の話は、私も知識としてはありましたが、予想以上に威力があるのですね。勉強になります。たとえがまた素敵ですねwwwwwwww。是非とも今度試して見ます。

    良い話が聞けて嬉しく思います。書き込んだ甲斐がありました。また今後ともどうぞ宜しくお願いします。有難うございました。

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