まじめな問題 その1

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 初級者の質問と言うのは、前提条件を共有していないので、
 解答に骨が折れる場合が少なくない。
 ちなみに解答ではなく、回答。

 さて、問題。

 命令権限があれば、万能の政治力を行使できる。
 よって、権限者に全ての責任がある。
 この議論は成立するか。

 天皇の戦争責任論でも、この議論の回答を共有していないと
 世界観がまったく逆になるから困る。

「まじめな問題 その1」への0件のフィードバック

  1. なんで、そこまで木下さんにこだわるんですか?

    何度も言いますが、木下さんを次官に任命したのは安倍内閣ですよ!

    安倍さんに万能の政治力がないにしても
    増税になるほとんどの原因が木下氏にあるという結論に至るには、
    別の理由が欲しいと思うんです。
    もちろん、木下氏のせいで安倍さん麻生さんの判断が増税に傾いた
    というは納得してますから。

  2. 政治実行者の政治行為が必ずしも権限者の命令によるものとは限らない。
    よって、権限者に全ての政治行為の責任があるわけではなく
    この議論は成立しない。
    …で、いかがでしょうか?

    命令権限者=安倍総理  政治実行者=財務省、木下事務次官

  3. >天皇の戦争責任論でも、この議論の回答を共有していないと

    一部の左派学者は、「君主無答責論」ですべてを押しきるのは無理があると言っています。(『昭和天皇の終戦史』とか『昭和天皇の終戦史』とか『昭和天皇の終戦史』とか)

    私自身も「そんなものかなぁ」と思っているところも多分にあります。

    が、だからといって、天皇だけを縛り首にして東条や板垣や松井を免責してよかった、ということにはならないのも確かです。(実は、件の左派学者も事実上そう言っています。天皇主導とまでは言えない、と。)

  4. くだらねー質問ごっこしてる場合じゃねーだろ。

    木下vs安倍、安倍さん増税嫌々だったのに木下に包囲されて
    泣きそうになりながら決断したっていうデマを流した責任どうすんだ?

    おまえさ、桜の社長にちゃんと謝罪しろよ。

  5. 万能の政治力という前提が非現実的だから、現実的議論においてはそもそも前提からして成立しない。
    また、万能の政治力を持つ命令権限者に対して政治責任ではなく、政治を超えた“全ての責任”を負わすのは不当である。

    そんなことよりも、おまえは人として自らの行動にきちんと責任を持てよ。

  6. >権限者に全ての責任がある
    成立しない。
    そもそも、権限者自体が形骸化された状況がいくらでもあるのだから。
    一つの決定が下されたその背後に何が行われていたのか、読み解くには
    命令権者の置かれてる状況から推察するより他ありません。

    例えば、「中韓の工作があるので首相は早い段階で消費増税を決断していた」by青山繁晴氏
    と言う状況が存在し得るのか?
    有り得ない。
    そもそも、日本国債の金利暴騰工作が可能なら今現在、経済的に苦境にある
    中韓がこの工作を発動しない理由が無い。
    青山氏にはもう少しマシな情報をと言わざる負えません。

  7. 各紙で今回の消費増税に関しての裏幕が書かれています
    朝日では元々消費増税は前提として、財務系(麻生含む)と経産系(甘利含む)で選択が分かれ安倍さんは後者をとった、というものです。増税分を俺がどういう風に使っても勝手、というかんじのものです。

    一方、読売では「安倍vs自民のほとんど(麻生含む)を抱え込んだ財務省」というもので、安倍氏にとって苦々しい敗戦の記録となっています。倉山さんの主張と近いですね。

    いつも前者の新聞の悪口を言っている人間が多い気もしますが、今回に限ってはなぜか後者よりも前者を信じる人が多そうですね

  8. 「命令権限があっても、万能の政治力を行使できない。よって、責任の全てが権限者にあるわけではない。」→「安部総理は増税しない決断をする権限もあったが、万能の政治力を行使できなかった結果、増税決断をせざるを得ない状況に追い込まれた。よって、安部総理は擁護されるべきである」→「じゃあ、誰が責任とるの?」→「木下でしょ!」ってことですかー?
    消費増税が専ら木下氏の政治力により実現したものであり、安部総理自身の考えを反映したものではないと言いたいのなら、その根拠を教えてくださーい!それを示せないのなら、今回の件で安部総理を擁護するのは難しいですよね?

  9. こんにちは、
    こういう問題っぽいのは好きです。

    そこから思考が垣間見えるからです。

    回答は「ならない」で、お願いします。
    責任はありますが、全てではないという意味です。

    今回のイメージは、サッカーチームが負けたとき
    監督だけの責任か?というイメージです。

    権限を持ったものは、最終的に責任を取りますが、
    選手や環境面など全体的に関わっている人たちが
    自分で責任を持って考え監督と共同作業ができない限り
    加速的に強くならないような感じです。

    また、権限が強くてもプロとして存在しているようなチームであれば
    チームの強みを最大限生かそうとするのが有能な監督だと思われますので
    責任はいくつかに分けて検証されるべきだと思います。

    特によい点と悪い点を検証し、
    よい点によっては人を変えることが
    問題ではないことも往々にしてあると思います。
    (逆もあるとは思います・・・)

    一番方向性がぶれてしまうのが
    目的を誰の為にするのか?

    今すぐの成功に置くのか?
    長い目で見た成功に置くのか?

    で、
    目的と方法が一致しないので
    不毛な会話が永遠と続いてしまうと思います。

    あと、ルサンチマン的に、ただ悪い結果に文句言う人は
    きらいです。

    ありがとうございます。

  10. 最近、倉山先生が発信してきてくれた情報を見直す度に、
    先生に対して迂闊なコメントを口走らぬよう身が引き締まる思いです。
    持っている情報量、構築されている定義と前提条件の堅固さが段違いですので。
    仮に私が番組を一本作れと言われても、
    倉山先生のそれの十分の一だって中身を持たせられないでしょう。
    私はまだまだ余りにも知らなすぎる、自虐ではなくそう認識するようになりました。
    今月に入ってからは砦のコメント数が爆発的に増えたので、
    前提や定義が充分に整ってるとは言い難いコメントもまた増え、
    それ故の今日の記事なのだと拝察いたします。
    例えば「太陽が地球の周りを一周するのに何時間かかりますか?」のような、
    「地球の方が太陽の周りを回ってるんだろうが!」と突っ込みたくなる、
    前提からして間違った質問が多いのでしょう。
    田中秀臣先生が先日、「記名者は匿名者の質問に対して必ず
    回答せねばならない、という観念がなぜか匿名者にはあるようだ」
    といった内容の事を呟いておられました。
    「自分は過去ログを検索する時間を省いておいて、
    他人の時間を奪おうとしたらいけない」といったニュアンスの事も。

    今日の本題ですが、
    答えを回す事、つまり応対する事が回答で、
    答えを解く事、つまり解明する事が解答ですね。
    そして責任とは応対に属するものです。
    命令で言えば、命令とは状況に応対する形で下されるものであり、
    命令が額面通りに遂行されるかどうかについては全く対応していません。
    つまり面従腹背という状況に対してだけは例外的に全く応対できません。
    ですから「命令権限があっても万能の政治力は行使できない。
    よって権限者に全ての責任があるとの議論は成立しない」
    というのが、解答ではないかも知れませんが、私の回答です。

  11.  試験に適さない回答(つまり現行教育からは落第の
    憂き目に〜)で良ければ、下記でしょうか。

     大日本帝国における、御製と忖度(大御心/公の意
    識)は、西欧における伝統と宗教(慣習/神の目)で
    あり、御前会議を含み”権威と公論の関係(担保と執
    行)”は成立していた。

     民の意の集約過程がその時代状況で適正なものであ
    ったと仮定するならば、その結果責任を権威に対し負
    わしめる事は、対象国の伝統/文化の全否定であり、
    この類の行為が許されたのは、薔薇戦争までである。
    国際法に照らすと蛮行以外の何ものでもない。

     前出の”権威”の喪失は公意識の失陥を齎し、その
    統治”機構”の機能不全が起きるは自明。根治(権威
    の復活)が必要な事であり、それまでの間、対処療法
    が『部位』に対して必要。

     よって、「設問自体が自虐と嗜虐によって作られて
    いる」ので、回答不能。

  12. 人に無謬性を認めるなら成立すると思います。それにつけても、予算と人事権位自由にさせて欲しいもの。ときりがなくなります。よって、議論は成立しない。
    御手数を御掛けします。
    伊賀文太郎

  13. 証拠を示せ―とか、説明しろよーとか言ってくる人多いですね。 倉山先生大変だなーっていつも感じます。 それこそ”そんなことも知らないのかー!”でスルーしていいんじゃないでしょうか。 本気で質問してくる人と、先生が本題に取り組めないように時間とエネルギーを消耗させるためにわざとしてくる人と両方で、前者には気の毒ですが。 私も含めて自分でもっと勉強してから質問なり罵倒なりするよう心がけたいです。 おおざっぱ、誰の言うことを信用できるかは、極端ですぐ見破れることもありますが、自分でもある程度勉強して基礎を知り、ある程度の期間問題と真剣につきあわないと分からないと思います。 私は天皇論は恥ずかしいながら真面目に勉強したことがないので、せめて初歩を卒業するまで質問することさえ遠慮します。 この日本の危機の真っただ中、真剣に働いてくださる人達の足手まといになることは罪と思いますので。勉強、勉強。

  14. 命令権限があることと、それを行使できるかは別問題です。
    天皇陛下に命令権限があったとしても、各担当大臣が輔弼していたので、実際には担当大臣の署名がなければ実行不可ということです。
    従って、命令権限よりも実際に政治を動かしている者に責任があるということです。
    天皇陛下のご存在って、昔も今も権威なんだよねー。2673年も続いているわけだから当然といえば当然か。
    正解ですか、不正解?

  15. 命令権限だけでは万能の政治力を行使できるとは思いません。と言うのは、それまで積み上げて来た体制の上での選択肢しか無いからです。

  16. 倉山さん、○島、三○ごときのたわごとに負けるな。うんざりしてます。あんな連中に日本国民が尾を振り、ついて行くほどバカではありません。

  17. 命令を受けた側に服従義務がないとき、又は義務違反の罰則が死刑でないときは、命令通りに動かない可能性があるため?

  18. すみません、解答ではなく、回答とのことなので、補足です。
    命令権限があったとしても、実行不可能なら権限がないこととイコールです。
    財務省増税緊縮主義者たちが「消費税増税を念頭に入れて予算を組んでいるから、今更、先延ばしにすると言われても困る」「消費税増税がなければ社会保障費の財源が無い。」「◯◯議員の政策に予算を付けたいが、消費税増税が無いと財源がない。」「◯◯議員が反対されるのなら、国税庁から査察が入り、秘書の☓☓がやっていたことが明るみにでることになりますがよろしいですか。」などなどやられたら、命令権限があったとしても、実行可能かどうか疑問です。
    従って、責任は命令権限者ではなく、実際に政治力を使って行使した者にあるとの結論です。

  19. 倉山先生こんにちは。

    時間がないので、簡単に書きます。すみません。

     命令権限があれば、万能の政治力を行使できる。

    これは、命題として不成立です。
    したがいまして、設問自体も不成立です。

    いじょうです。

  20. 独裁者ならあると思うのですが。
    安倍総理大臣は村山談話を認めていました。好きにふるまえてない。
    でも、多くの日本人が退陣を熱望した某内閣をやめさせられなかった時、総理大臣はすごい権力を持ってるんだと感じました。総理大臣職の謎。増税延期、何がリスクで決断できなかったのか肝心なことが隠されているようで、何が有権者だよという気持ちになります。けど勉強不足で間違った投票すると怖いことになるし、投票後に議員が変節するとどうしようもないし、よくわかんないけど、先生を応援しております。

  21. 戦後レジーム、戦後レジーム言うならば、財務省事務次官は絶対に外せないものだと思うけどなあ
    今までの経済における歴史見ても、日銀と大蔵、財務は非常に大きなプレイメーカーになってた

    白川の時と木下の時、何が違うのかわからん

  22. 成立しない!増税が決まった途端私の仕事が減りもちろん収入も少なくなりました。だからと言って安部さんがどうにかしてくれる話ではないし決まったものはしょうがない、TPP,増税より日本をよくする政治って何か私が聞きたい!

  23. 回答 ある、と思います。命令権限と万能の政治力が保証されるならあり得ると考えます。権限の行使には責任がついてまわります。形としては独裁政治が向いていると思います。

  24. 先生お疲れ様です

    万能が責任を負わなくてもいい命令権限まで含めるって話なら責任を取らなくても良い命令を出せるはず。

    (万能の神は持ち上げることの出来ない石を作ることが出来るか〜)

  25. もう一言、
    「天皇ハ神聖不可侵ニシテ犯スヘカラス」
    なので、そもそも天皇陛下は政治的ご存在ではなく(神聖不可侵)、責任の生じる行為をさせて責任を問う(犯ス)ことがあってはならないのです。

  26. 初めてコメントさせていただきます。
    成立しません。
    権限者に権限を与えたのは誰かという問題を考えると、たとえば民主主義国家なら国民にあります。
    そもそも命令権限があっても、万能の政治力は発揮できません。

  27. 木下さんに総理大臣にも有無を言わせないだけの万能の政治力がなければ「木下は増税の黒幕であり全責任を負うべき。総理は悪くない。」という議論が成り立たないのでは?

  28. 浜田その他、たかが学者の意見で安倍の増税意図がくじかれたと思われては恥、これが麻生大臣の言ったことですよ
    つまり政治家ってのは政治家である限りバカでしかありえない、と
    木下悪玉論をまだとやかく言う人はわかってないなあ
    仮に木下が増税反対論者だとして、それでも木下を放逐することが増税阻止になるんだよ

  29. 戦争責任 て。戦争が犯罪 て 貴方の質問は戦後利得者その物ですね。
    一度の桜対戦で日本のようになったようですね。 

  30. 存在感を認めたら責任を問えるとはならない。存在感と責任の間には相関がないから。
    倉山先生に能力に応じた責任があるとしても、倉山先生の発信した情報を基に現状理解が進むと云っても倉山先生の責任とは無関係。今回先生に対する風当たりの酷さは、本件に関するintelligencelevelの低さを示すと思います。
    諜報に於いて本邦では最高の知能レベルと言うよりも最適な人格を有する方が適任、です。先生が発する情報を一定以上の人格を有する前提で理解或いは消化すべき、が筋と云うもの。風当たりの酷い現状では、先生には一段の御自愛を御願い致すところです。
    同時に、時代が先生に要求しているものの大きさは大抵ではなく、先生に一層の人格陶冶を迫るものと考えます。この上と思われましょうけれども、何卒御国の為と精進の程御願い申し上げます。
    伊賀文太郎

  31. >4.
    >くだらねー質問ごっこしてる場合じゃねーだろ。

    誰も面倒くさがって言わないようだから、一応確認しておく。

    リアルポリティックスを離れ、学理追求に専心します、と言いながら(正直少々落胆しました)、その言ってるそばで、追求さるべき「学理」なるものが、形式上は「学」の体裁を帯びながら、その内実において現実政治と思いきり接点が広いという。。。

    この嫌味ったらしさ、アイロニー、遂行的矛盾の妙が倉山氏の真骨頂だと思いますけどね。

    一番はじめに付いたコメントが「木下ガー」になってるのがその政治性のほどをまざまざと見せつけてくれるという。

    倉山氏としては「してやったり」の結果でしょう。

    このやり方、何かの政治的事情で言論の自由が封殺されたとき、使えそう。

    誤解だとしたら非礼は詫びます。

  32. 肝心の「回答」遅れました。

    回答:ならない。

    皆さん、きれいに論証されていて私としては勝てる気がしないので、これ以上は言いません。

    ただ、私なりにパラフレーズさせていただきますと、要するに、

    「顕教」と「密教」

    ということに尽きるでしょう。

    P.S. このことは、私が安倍擁護に転んだことを何ら意味しません。あくまでも、実態を見なければ何も言えない、というに過ぎません。

    。。。何の関係があるか?

    ええ、関係ありませんとも。

    「物語」は、書きてが綴るものではない。読み手が読み解くものだ。

  33. 知らなかったんすか?監督がバッターに「ホームランを打て」とサインすると
    最低でも1点入る仕組みなんです。
    だからギャラリーはヤジってそのサインを出させないようにするんです

  34. 命令権限だけでは、命令権限者が全ての責任を負うことはない。

    命令を受ける側に命令遂行の手段の独立性が保たれている場合や、
    事実上の拒否権がある場合は、
    その結果の如何に関わらず、命令権限者に全ての(無限)責任はない。

    例えば日銀に対して政府がインフレターゲットを設定した場合、
    日銀側に手段の独立性が保たれている以上、
    結果が出なかった場合は日銀側がその説明責任を負う。
    必要なら総裁等の辞任もありえる、って感じでしょうか。。

  35. 成立する。
    お互い、真剣に生きているんです。
    それが前提の話だと思っています。

  36. 倉山先生、ありがとうございます。素人にも面白くなってきた。
    学生時代にかえった(若返った)気分です。
    回答:成立しない。
    理由:命令権限があっても実行者が言う事を聞くとは限らない(密かに造反する可能性も含めて)。
    人間て、ひとすじなわではいかないのです!

  37. 残念はする、そりゃ感情の動物だからな、でも残心もする
    しないでおくべきか

  38. 答)成り立たない

    「万能の政治力」を現実に行使できる可能性のある人物は内閣総理大臣か天皇陛下。
    総理の場合あくまで議会・内閣の代表であり、政治力は閣議決定に制限される。
    「総理に一任」という結論であっても、総理大臣にすべての責任が集中するわけではない。

    天皇陛下の場合はもっと簡単で、単純に「実質が伴わないから」
    天皇主権であってもその影響力は助言にとどまり、あくまで政治の最終責任は議会及び内閣が負う。

    仕組みよりも実質が重要と考えます。

  39. 命令権限があっても万能の政治力を行使はできんな。命令を受けた側が裏切る可能性があるし、命令を与えた側も能力がなければ下に有能な人材がいても大した力を発揮できない。

    責任の取り方に関しては権利者に責任を全部着せるのはそもそもおかしい。大きな責任はあるが、命令を与えられた側も責任取らなきゃいけないし、権利者を選んだ国民にもあるからな。

    昭和天皇の戦争責任論に関しては古谷のつねちゃまの言葉借りると、道義的責任はあるが、戦争犯罪の責任はないって所かな。

    悪いな脳味噌空っぽの俺ではこの程度の回答しかできないようだ。

  40. 命令権限があっても万能の政治力を行使できないと思います。
    責任については命令権限者とそれを行使する者の関係によって左右される。

    喩えとしては極端かもしれませんが、
    親と子のような関係の場合は責任の多くは親に有ると思いますが。
    大人と大人の関係においては双方に責任はあると言えます。

    財務事務次官が判断能力の無い子供?

  41. 安倍総理がなぜ消費増税を決断したのか?私なりに考えてみました。
    関テレアンカーで青山繁晴氏は「安倍総理は諜報機関の情報を重要している。」
    つまり、反日連合国家のシナ、韓国は日本が消費増税を先送りにした場合には
    得意のロビー活動、プロパガンダを行い「日本は財政を健全化する気が無い」と特にアメリカでプロパガンダするとの情報があったようです。
     それを知った安倍総理が比較的早い段階で「消費増税を決めた」とのことでした。
    つまり、この反日国家が色々な謀略で「日本国債」を暴落させようと企てているということです。今、長期金利は0、64パーセントです。つまり、1000兆円の0,64パーセントで6兆400億円がその利子になります。
     過去10年で一番長期金利が高かったのは平成6年の9月で1.9パーセント位です。
    今その金利になると19兆円になります。もし、長期金利が急上昇すると10兆円以上の利子払いが増えるわけで、その返済が負担になります。
     日本国債は95パーセントが日本国内にありますが、先の5月の株価の下落も、日本の年金資金が急速に値上がりした株価と他の国債等にとのバランスを取るために一斉に株を売ったためです。
     つまり、一部の機関投資家が反日連合にそそのかされて日本国債を売れば、一気に国債の金利は上がります。
     安倍総理はこれを一番恐れたのでしょう。日本経済はまだデフレから完全に脱却できていないのに上げるのは普通考えられません。そのように総理も認識していると思います。それでも、消費増税をしなければならないのはこのような理由なのだと思います。
     だらか、景気の腰折れを和らげるために6兆円の対策を行うのでしょう。
    シナと韓国の反日連合は日本経済をデフレにしておき自分たちがその恩恵に預かろうとしています。
     アメリカも日本をデフレにしておき国内消費できないようにしてそのお金を使おうとしているのでしょう。つまり、消費増税を延期すれば長期金利の上昇を招き、その利子を返すだけでも大きな負担になる。
    と総理は考えたのでしょう。
     国際社会は弱肉強食です。隙を見せれば食われてしまいます。特にシナ、韓国は虎視眈々と日本をわが物にしょうと狙っています。
     だから、安倍総理はその反日連合の動きを読み、決断したのでしょう。
    今、シナ、韓国の経済は崩壊過程にあります。だから、日本にありとあらゆる方法手段で謀略をかけてくるのです。
     安倍総理ははっきりとシナ、韓国は敵と認識しているものと思います。
    これも、肉を切らして骨を切るという戦略かもしれません。
     安倍総理は自分の死刑執行書に署名したのですから、それなりの考えがあるものと思います。あえて火の中に飛び込んだ!
    と考えられませんか?
    ぜひとも、倉山氏にはチャンネル桜と¥に復帰してほしいです。

  42. なんか可笑しな質問だな。「命令権限があれば、万能の政治力を行使できる。」。まずここから、検証すべきじゃないのか?まあ仮にそうだとすれば、答えはイエス。ただし、「万能の政治力」を行使できるのなら、責任を他人に転嫁し回避できるし、そのことに対して裁かれることはない。良い例が北鮮の金王朝な。

  43. いいえ、成立しません。反例を一つ述べます。

    ルート権限を持つサーバ管理者(つまり問題でいう権限者)が、部長の命令で、サーバにソフトウェアSPYをインストールしたのちに、SPYがスパイウェアだと発覚した。社長は誰をどう罰するべきかについて考えます。

    これは、例えば、
    0.部長はSPYがスパイウェアだと把握していたのか?
    1.サーバ管理者はSPYがスパイウェアか否かを調査したのか?
    2.サーバ管理者はSPYがスパイウェアだと調査結果でわかっていた場合、インストール前にそれを部長に報告したのか?
    3.サーバ管理者はSPYがスパイウェアだと調査結果でわからなかったのか?

    といった背景によって過失割合が変動する事案だと思います。少なくとも、「いかなる場合でもルート権限を持つサーバ管理者だけが悪い」ということではありません。

    そうであれば、反例が存在するので、問題の解答は「いいえ、成立しません。」です。

  44. 前提条件にもうひとつ、
    「その命令が確実に遂行されるとき」
    とあれば成立するんでしょうが、
    権限者が「確実な遂行」を担保することは不可能です。
    従って成立しないと考えます。
    ちなみに「任命責任」について。
    命令遂行の可否についての予見可能性が高いと認められる場合、
    それを見落としたときは、「任命責任」が発生するのでしょうが、
    当然ながら「結果の全て」に責任を負わせることは理不尽でしょう。
    そこまでの予見可能性は人間にはないのですから。
    屁理屈で恐縮です。

  45. 木下対安倍の根拠示せと迫られて、いかにも安倍総理大臣といえども万能では無いから、木下に屈服させれれても仕方がない、実質的な決定権が無かったと思わせるような設問を出してごまかすんですか?
    そういえば菅直人もある問題で行き詰まったら、新たな問題を提起して局面打開を図るなんてことを言ってたが、塾長も同類だったのか。
    命題については「成り立たない」。
    権限があってもそれが「万能の」政治力行使できる保証はない。
    命令権限者と責任者が違う場合もあるだろうし。
    今回の消費税増税については、安倍総理が誕生してから決断の10月1日まで時間はあったのだから、次官人事、閣僚人事、参与任命等に増税延期の布陣をしけたはずなのに、増税派木下麻生位をそれぞれ大臣次官にした。
    周りが敵だらけだったとしても、塾長が演説したように解散権を行使して民意を問えばいい。景気回復どころかデフレ不況へ逆戻りし、失業者、自殺者が増える恐れが高いと知りながら、それでも解散権を使うほどの問題ではないと判断し、予定通りの増税実施を決断をしたのだから、一番の責任はどう考えても安倍にある。
    問題出してる前に、早く木下対安倍の根拠と師匠しか理解できないレベルの論文を出してください。
    論文の方は皮肉でもなんでもなく、それほどに自賛できる物なら、知的好奇心として純粋に読んでみたいと期待しているので。

  46. 倉山さんね、あんたねちねちと陰湿だね。いつまでも筋の通らないことを強弁してないで、己の誤りを認めなさい。つくづく小さい男だね。とにかく水島さん、青山さん、三橋さんらに非礼を詫びなさい。

  47. 設問の単語を明確に定義しなければ回答は成立しても解答は成立しない。
    それを承知の上で回答を求めるのは貴方様自身の迷い、貴方様自身の混沌をさらけ出す行為。
    どうか御自愛下さい。

    話しは変わりますが、貴方がCGSで講師を務めている近現代史は素晴らしい。
    これはネットに動画が氾濫する今の世の中にあって、まさに金字塔です。
    今後貴方がどのような選択をするにせよ、この大業は色褪せない。
    小林よしのりの気がフレテも戦争論が色褪せないように、貴方の業績はすでに永遠だ。

  48. ROEで考えてみる。
    指揮官の命令で部隊が全滅してもその責任は問われない。軍法会議で問われるのは指揮官の判断の妥当性。ROEに違反しているか否かが焦点。よって問のように責任を問うのは間違いである。

    評価はまた別の話。

  49. 倉山先生、お久しぶりです。

    私の回答は、「必ずしもその限りで無い」です。

    例えば、ソ連のスターリンのように完全な独裁体制を布いて、自身に反対する勢力を粛清に次ぐ粛清で弾圧し、文字通り国内の全ての権力を個人に集めていたならば成り立つかもしれません。

    しかし、日本の総理大臣の場合、確かに最終判断を下すか下さないかの選択は出来ますが、そこに至るまでの過程で起こる様々な事象に介入する力はかなり限定的であると言わざるを得ません。その最たる例がメディアなどによる世論工作でしょう。共産主義国家でもない限りこれは不可能です。

    仮に世論の盛り上がりによって総理大臣が自分の意に反した決断をせざるを得ない状況に置かれ、糾弾されるならば、間違った世論を煽った連中も一緒に裁かれるべきです。戦前で言うと、昭和研究会ですかね(笑)。この場合、総理大臣といえども形式的な最高権力者になってしまっていると言えなくもないですね。

    そして、当然ですが、戦前の天皇陛下の地位は「神聖にして犯すべからず」と大日本帝国憲法にもあるわけで、当時から政治に対しては儀式的な関わりしか持っておらず、普通の内政はおろか、ましてや開戦に対する決定権など始めから無かったので、昭和天皇の戦争責任は全くありません。

    消費税増税が決まってしまってから、何やら色々と雑音が五月蠅いでしょうが、頑張って下さい。私も微力ながら支援いたします。

  50. 私は塾生ではないけど
    倉山先生と塾生さん達の活動は真に迫っていたとおもう。
    今後そういう活動はして欲しくない人が必死になって叩いているのか
    逆に相当効いてるという風にとれる。効いてるなら今後も使いましょう。
    そもそも相手に褒めてもらえるような抗議活動ってないわな。
    アベノミクスは安倍さんの政策で
    まだデフレなのに増税したらそれがダメになる。
    普通に考えたら、安倍さんが増税したくないんじゃないかと。
    増税は安倍さんの考えではないと思うのは自然ではなかったですか?
    みんなそうゆう方向だと思っていたので今の状況が不思議なんんですけど?
    わからなくなってきた。
    回答 日本ならNO?独裁国家だったら…(ーー;)

  51. 郵政解散の時の小泉総理の無双っぷりを見ればわかるように支持率の高い総理はかなりの無茶ができる。そういう前例があるから木下ガーというのは説得力があまりないな。なんで、安倍批判をそこまで避けるのかな?安倍総理に心酔してる?心酔してるなら仕方がないな。安倍批判が、倒閣運動に発展するのを恐れている?それなら、消費税増税は失策だが、他の政策が正しいのでトータルで見たら支持とか、水島社長のように他の自民党有力者よりマシだから支持とか言いようはあると思うのだが……

  52. 本当の批判の対象は、選挙の時にしか政治に目が向かない
    多く有権者だと思うのですが
    そうゆう部分の事をもっと言論人の方々が各メディアで発信していけば
    今よりは、少しは、良くなると思うのですが 

     

  53. 数学的な厳密さで言えば、命題として不完全。
    「命令権限があれば、万能の政治力を行使できる。」
    これは「万能」とか「神様」を定義しないままでは
    「万能な神様が存在するか?」
    という問いに答えられないのと同じこと。
    万能の政治力が何を指すのか、命令権限とは何か、責任はなんの責任か、を定義する必要がある。
    といっても、言いたいことは大体わかります。
    現在の日本の総理大臣が、犯罪などの特別な手落ちがない人間を考え方が嫌いだからという理由で、事務次官の任命を承認することを拒否できるか、という問いで答えはNOということなんでしょうね。
    そういった濫用がおきるのもそれはそれで問題でしょうから、前例がないのかもしれません。

  54. アイヒマン裁判を思い出す命題ですね

    どちらかというと哲学の分野かもしれないと思いますが、個人的にはNoのケースがほとんどだと思います
    とくにスケールが大きくなればなるほど現実的には無理でしょうし
    とはいえ、Noでも責任を取らされるのがトップなのかもしれませんが

    そういうトップが持つ理不尽さは現実的には避けられないのかもしれませんが、一言で「責任を取る」と言っても、そのやり方もまたいろいろありますし
    トップの場合は、有罪か無罪かで言うと有罪にならざるを得ず、その事案にどれだけ深く関わっていたかによって責任の取り方も変わる
    謝罪、社会奉仕活動、謹慎、減給、退任・・・その他
    そういう風に責任の取り方でバランスを取るしかないんじゃないかなと思いますね

    もちろん、同じ事は部下にも言える
    それに関わっていた場合は責任は皆無とはならない
    自発的だったか命令だったか
    命令だとしたら、逆らった場合はどんな仕打ちを受けていたか
    そんな風にいろんな要素を考慮して、それ相応の罰を受けるべきでしょう

    結局、こういう風に一つの理屈や法律文で決められない複雑な状況があるからこそ、裁判官というのは必要なのかもしれません
    裁判自体が偏向してれば全て無意味ですが

    昭和天皇に関しては、自ら過大なほどの責任の取り方をされたと俺は思ってます

  55. 成立する。

    私の解釈。
    ほとんどの場合、命令権限は与えられるものであり、権限の正当性の源泉は別に存在する。
    権限について責任を取るとは、権限を剥奪されることである。

    この解釈に基づいて、
    命令権限を持つ人間は、その命令の結果により、権限の剥奪という責任を負う。
    と私は考える。

    この解釈の場合、別の問題が生まれる。
    すなわち権限を与えるもの、権限の源泉自体は責任を負うか、というものである。
    明治憲法では天皇が権限の源泉である。
    現行憲法の総理大臣については、国民が権限の源泉である。

    権限の源泉は、権限について責任を取ることができない。
    なぜなら源泉は権限そのものでないからである。
    その代り、結果について文句を言えない、ということだけである。
    もし源泉に異議がある場合は、源泉であること、つまり主権を奪うこと、すなわち革命しかない。

    権限者が責められるのは、結果が凶とでた場合である。
    しかし、結果が凶とでたとしても、命令が最善である場合も十分考えられる。
    権限の剥奪という責任を問うか否かは権限の源泉にゆだねられる。

    明治憲法下の天皇について。
    当時の天皇は統治権を有していた。
    しかしこれは形式的なものであり、実質を伴わない。
    憲法に明記されようとも、運用上はそうなっていないので、天皇に権限がないと考えることは立憲である。
    形式上の権限でも剥奪はできる。しかし、もともと実質的な権限を持たないので意味をなさない。
    また、その権限の源泉が天皇にある以上、権限を奪う権限をもつのは天皇しか存在しないので剥奪ではなく放棄となる。
    終戦のご聖断などはまさに命令だが、それについて天皇が負うのは、結果について文句を言わないことだけである。

  56. 命令権があれば万能だが、命令権限なので権利に限りがあるので万能ではない。よって権限者にすべての責任は問えない。

  57. 水島総はあなたをスケープゴートにしていますねw
    徹底抗戦の意を示してください。
    これは戦争です。

  58. 難しい事はよくわかりませぬが、
    命令権限があっても、その命令通りに即実行、即施策・・という風に事は進んだりはせず、議会での議論というプロセスを経て事が進んでいくので、命令権限をもつ責任者に全ての責任があるとは思えないです。

  59. 命令権限があっても、その権限を実行したのでない限り責任を伴うものではないと考えますので、権限者に全ての責任があるというのは、成立しないと考えます。

  60. この種の命題を考えるときは、使用語句の明確な定義が重要になると思います。

    例えば

    「命令権限」とは、ある目的を遂行しようとしている集団内において、その集団の行動をある目的遂行のために行使する影響力が与えられていることである。

    「万能の政治力」とは、国民にとって最良の政治決断をもたらすことである。
    __________________________________

     「命令権限」⇒「万能の政治力」

    上段の定義×2と下段の論理式を見比べたとき、万能の政治力の個別の政策の良し悪しが、命令権限の判断力と、その影響力の度合によるものだとわかります。今回の増税騒動についていえば、もし命令権限に確固たる意志と求心力が
    あれば、解散総選挙、という手もあったはず。この国では、権威や権力というものが、とかく名目上のものに陥りやすく、実質的な権限はムードに飲まれやすくなります。そのムードを作り出しているマスコミとかいう連中が、増税後に、「ダブルに冷え込む投資と消費、黒田日銀、もはや手詰まりか」なんて記事を知らん顔して書くんだから、始末悪い。
    PS
    www、

  61. このサイトは概ねしっかりした話し方をする方が多くて読みやすいのですが、ときどき「おまえ」とかいう言い方をしてる人がいるのには嫌悪感です。大和田常務ですかね? 匿名だから何でもできる!というのも変な世の中だと思います。そこまで書き込むのであれば、電話番号とはいいませんが、せめて本名くらいは合わせて書くくらいの男らしさを出して欲しいかと思いました。「おまえ様、フロわきましたどすえ」くらいの…少なくともドスマス調だと読んでるほうは安心します。

  62. 倉山先生は女慣れしてるところがあるから、勝負師的なところはあるわな。

  63. 確かに合議制で決まるんだから、議会での意思決定の過程で首相としての意見言っても聞いてもらえなければ首相に責任はない言えばそうかもしれないけど、少なくとも国民の前で自分の意思を、税金あげると表明したんだから、安倍さんに責任がないってのはおかしい。正式表明する前に密室でどんな議論が交わされたかなんて関係ない。議論は基本的に議会でするわけで密室でどんな議論したかなんか国民はあずかり知らんことです。要するに議会に押しきられて増税を表明したわけではなく、議会の議論を経る前に増税を表明している。これは命令権限があっても議会の決定に従っただけとの理屈は通らない。

  64. 「大きな責任がある」ならば、成立すると思います。

    「木下問題」ですが、官僚を個人名で光の当たる所に出すというのは、良いと思います。光が当たる範囲を広げていうのは間違いなく良い。ネットの効用の一つでしょう。現状、いわば天守閣(総理)にのみ光があたって、それ以外は闇。外堀も内堀も埋め放題だったのだから、堀を埋めようとするものにすこしでも光があたるようになれば、日本をコントロールしようとするやつらも、すこしはやりにくくなるとおもいます。

    今回の件、水島社長の言うように「安倍×木下」などと思う人は少ないでしょう。しかし、「安倍総理は木下にやられた」としておいたほうが、安倍総理の支持率低下をわずかながらおさえられるかもしれませんし、それはそれでかまわないともおもいます。「安倍総理は正しいと思って決断した。」というのは「安倍総理はバカだ」といっているようなものなのですがね。

  65. 成立する。というか日本社会に限って言えば成立させなければいけない!
    なぜなら、それが男の責任の取り方だからだ。

    しかしこれが天皇を指すなら、成立しない。
    なぜなら私が全ての罪を被り責任を取るからだ。

  66. 憶測だけど倉山さんは三橋さんにこそ首相官邸前でマイク握ってもらいたかったんだろうな。一番集客力があり総理にも近い存在で強運の持ち主がブログとかで一生のお願いでもしたら、もしかしたらあそこに5000人くらい集まったかもしれない。反対だけ言うのは他の人でもできるしなぁ

  67. 素人考えですが、責任をとるということは世が世なら死・・万能の政治力行使は当然の事。  

  68. 倉山先生は「万能の政治力」など有り得ない前提条件で『権限者に責任があるのか』を問うておられるのは、私達初級者が「成立しない」と答えられるように質問をされているからだと思います。
    私は「責任」論をするときに、日本では官僚機構や企業などのピラミッド組織構造の確立以降、責任の所在が不明確のまま政治的な意思決定を行う『責任転嫁体質』と、合理性よりも納得性を偏重した、集団内における「空気」が出来上がったことに触れるべきだと思います。これに対して、アメリカにおいては政治でも企業でもトップに絶大な権限を集中させるかわりに、結果責任のすべてを負います。私は日本のこの体質を全否定しているわけではありません。集団の組織的な運営が効率的に行えることで、高度成長をもたらせたメリットもあったのですから。
    さて、先帝陛下の戦争責任に関して、私の拙論を述べたいと思います。
    当時は立憲君主制ですから、天皇は絶対君主ではなく、帝国憲法を遵守し、自らも憲法に規定される存在であり、第55条のその一に「国務各大臣は天皇を輔弼し其の責に任ず」、その二に「詔勅は国務大臣の副署名を要す」とあり、憲法に従って帝国議会の協賛を受けて立法権を執り行い、国務大臣の輔弼と枢密顧問の答申を受けて、国事行為を執り行っておられました。この条文は天皇の責任阻却事由を指すものであります。第4条では天皇が「統治権を総攬」するとありますが、統治権を執り行うためには国務大臣の輔弼を必要としますし、実際に、輔弼当事者が上奏した件についてはそのほとんどをご裁可されていたのが実情でありました。開戦に関しても、第13条に、「天皇は戦を宣し和を講し諸般の条約を締結する」とありますが、昭和天皇が東条内閣の秦請に対して開戦の詔書に署名されたことは、法的手続きに基づいた行為であります。
    しかしながら、終戦は先帝陛下のお一人のご英断で決まるという開戦とは対照的な手続きでなされました。後に、陛下は「2.26と、終戦の時と、この二回だけ自分は立憲君主としての道を踏み間違えた。」(入江侍従「天皇さまの還暦」より)と仰せになりました。マッカーサーが9月27日に初めて陛下との会見した際に、「天皇は命乞いに来た」というマッカーサーの予想に反して、昭和天皇は、「私は、国民が戦争遂行にあたって、政治、軍事両面で行った全ての決定と行動に対する、全責任を負うものとして、私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためにおたずねした。」(マッカーサー回想記より昭和39年1月25日朝日新聞)とあります。これは昭和天皇自身が(帰責事由に基づく)責任は自分にあると仰っているわけではなく、全責任を負うと仰っていたと理解すべきです。先帝陛下は大東亜戦争を阻止できなかった道義的責任を痛切にお感じになられていたことは間違いないことですが、それ以外の責任に関しては帝国憲法に則った立憲君主としてのご裁断の結果であり、その決定事項に関しては輔弼者たる臣下の実質的な責任においての御裁可を仰いだ結果であることを再確認すべきであると思います。

  69. > まじめな問題 その1  2013年10月8日 (火)
    >  命令権限があれば、万能の政治力を行使できる。
    >  よって、権限者に全ての責任がある。
    >  この議論は成立するか。

    設問の「議論」なる言葉の語用を確信しかねるのでソコから始める:
    二文の命題による主張は、主張の妥当性判断に関わらず成立しうる。
    主張が成立するという意味においては「議論」それ自体は成立する。
    ただし
    設問における主張は、必ずしも妥当とは限らない。事由は多々ある:
    一つに、主張の妥当性を判断する 規範や枠組 に依存する。これらは 文化や伝統 によって異なる場合があり、異なる場合には、事前の取り決めを要すると前提することが妥当である。
    一つに、命令権者の「決断」権限の有無/もしくは/命令権者の意図、他の方策の入手可能性、実施結果・ならびに・結果の範囲の予見可能性、などに依存する。
    一つに、命令権者が適切な決断を下しうる状況下にあったか否か、にも依存する。たとえば、脅迫の有無などに始まり、精確な情報の入手可能性や・決断までの時間などの制約条件にも、配慮することが妥当である。
    一つに、組織体制や実施現場での状況、すなわち現場の実施者の権限範囲や実施能力などにも依存する。
    ほか。

  70. 責任を追及する側の力の強弱や正当性の大きさによって結果が変わる。

    オバマが最終決定権者であっても、流れを分析する官僚にはじまる枠組み
    全てがトップに縛りを与えるのが国家運営。よって真の責任は、国家戦略を
    誤らせたエレメント全般が負うのが理想的。

    ただし、最も重い責任を負うのは回避行動がとれたオバマになるのが国際政治。
    昭和天皇の場合は、形式的な君主として以外に、回避可能な実質的最終決定権を行使できたかがポイントになる。

    いいトレーニングになります。

  71. 回答します。
    『その質問は質問の前提から成り立たない』です。
    何故なら万能の政治力など最初から 存在しないものが存在することを前提に 質問があるからです。
    しかしそれがあるかのように錯覚してしまいがちです。
    特に日本でこの傾向が強いのは、政治・経済が権力者に多くの制限が、かけられる自由主義でありながら教育情報が社会共産主義に支配されているアンバランスさにあると思います。
    すなわち権限は自分が持つもの、責任は他人にとらせるものです

  72. 設問とは関係がないのですが、最近思い悩んでいることがあります。

    その悩みとは、「自主的に辞めること」の困難さの程度において、首相と天皇でどれほどの開きがあるか、というものです。

    この点を不明瞭なまま放置しておくと、遠からず、人生のある局面において、誤った選択に陥るような気がしてなりません。

    繰りかえしますが、この悩みは、本文に掲げられた設問と「何ら」関係がありません。(大事なことなので、二度言いました)

  73. この議論は成立しません

    命令権限をもっている=万能の政治力を行使できる、ではないから

  74. ならないと思う この場合は
    最高責任者に コメンテーター論と同じではなんの責任も浴びない だからTVが使う わかりやすくするために低俗者に自分含め

  75. >『その質問は質問の前提から成り立たない』です。
    >何故なら万能の政治力など最初から 存在しないものが存在することを前提に 質
    >問があるからです。
    >しかしそれがあるかのように錯覚してしまいがちです。

    「質問の前提が成りたたない」なら、帰結(「よって、権限者に全ての責任がある」)も「成りたたない」でよくはありませんか?

    もっと言えば、「「万能の政治力」などそもそも存在しない」のであれば、「命令権限があれば、万能の政治力を行使できる」という命題は「偽」にはならないのですか?

    両命題(のうち少なくとも一方)の真偽が「決定不能」だとお考えだとしたら、その理由を教えてください。

    やはり、「現代のフランス王は禿である」と同律に扱うべきだとお考えなのですか?

  76. 盤上を冷静に読むに、安倍内閣はもって長くて2,3年でしょう。
    増税、聖域なきTPPで持つわけ無い。
    自民党に変わる受け皿をつくらないと馬鹿な民意がまた暴走する。
    戦前コースもありうる。困ったもんです。
    2、3年後、こんはずじゃなかったと敵に包囲され
    うろたえる愚かな連中のために
    くららは早期、撤退して後方に陣をつくり、退路を確保し
    逃げてくる味方を収容し、建て直しを計る準備を今からすべきだと思います。

    自民党は経済失策で兵站をたたれ、兵糧攻めにあうでしょうし
    既に死んでいます。どうかんがえても戦略をミスった
    安部慎三だけでなく麻生太郎ももうおしまいですから。
    というか自民党は口先だけの保守で、もはや本音はグローバリストの革新集団ですね。政治の評価は結果と行動が全てです。あれでは日本が無くなる。白人にインディアンがどうやられたか知ってる人は正直ぞっとしない。

  77. >倉山先生は「万能の政治力」など有り得ない前提条件で『権限者に責任があるの
    >か』を問うておられるのは、私達初級者が「成立しない」と答えられるように質
    >問をされているからだと思います。

    非常に精緻な理論、勉強になります。

    ただし、倉山氏が全面無答責論への誘導を意図しているのではないことは汲むべきでしょう。

    後件を読みかえしてください。

    「よって、権限者に全ての責任がある。」

    よく読みかえしてください。

    「全ての責任」です「多少の責任」ではありません。

    「全ての責任があるわけでない」ということは「部分的には責任がある」ということを必ずしも排除しません。

  78. 49に追記
    ROEはあくまで法の下の人が対象。
    戦争責任云々は、神聖にして侵すべからずの真意をどう考えるか。御誓文を受けての大日本帝国憲法なので要約すれば「よきにはからえ」。いわば帝と幕府の関係なので、日本らしく美しい。腹を召すのは公方様で十分でしょ。しかし、その改正版(?)では何故か陛下を征夷大将軍にしている。外国人の中でも教養の無い者が、陛下を王と勘違いしているフシがある。
    現行憲法下で敗戦したら、国体の決定的な危機になるのかも。

  79. 「万能の政治力を行使できる。」とは、自分の意思を例外なしに政策に反映させることだと思う。
    「命令権限があれば、万能の政治力を行使できる。」が成立するならば、消費増税は、安倍さんの意思によって行なわれ、全責任は、安倍さんにあるという事ができるだろう。、
    しかし、反対勢力の妨害などによって自分の意思と反する政策を決定しなければならないなんていう事態は、ザラにある。
    少なくとも、消費増税を決定したという事実のみを持って、今回の増税は安倍さんの意思によって行われた、ということはできないだろう。

  80. 問題の意図が少し分かりました。
    実質的な権限に応じた責任があると考えます。

  81. なるほど、今まできちんと考えたことがなかった問です。

    ■「万能の政治力を行使できる」という文節について

    命令権限があっても命令に背く人もいたり、権限行使をさせないように仕向ける人も出るだろうと思います。

    これを阻止するには罷免権を行使するしかないのですが、あまりにもおびただしい人が反対しているときは誰もいなくなってしまうので現実的には難しいのかなと思います。

    ■「権限者に全ての責任がある」という文節について

    単純に考えると、前述の事から導き出された命令の責任を取る人がいなくなると、命令系統のイニシアチブがあいまいになるので本来命令を出した人の責任になるのかなというシンプルな考え方もできます。

    しかし、この問題提起以前の私の思考回路として責任はなんとなく「責められる事」っていうイメージに基づいており、そもそも、その集団自体の力などの原因で失敗したりするケースや予測しえないケース、そもそも権限を行使していないのに起こった事象もあると思います。よくよく考えてみると説明責任など、判断を下した理由や背景を明らかにする義務も責任のひとつかなと思います。

    結局結論を見いだせなかったですが、成立しない場合もあると思うので、「全て」といった意味では成立しえないのかなという気がします。

    責任を逃れるために権限者に責任を押し付けるなんて発想が起こったらやだなという願いも込めてです。

  82. 42>零戦さん、ありがとうございます。考えをまとめるのに参考にさせて頂きます。
    おっしゃる通り、国際社会は弱肉強食。その中での生き残りと日本国らしさをどう守っていくか?
    楽天論かもしれませんが、案外、日本の伝統や文化には世界をリードできるものがあるように思えます。まずは国民が、心が強く賢くならないと、と思います。独り言です。ご放念下さい。

  83. 先ほどの投稿、41>ではなく、「42>の零戦さん」、でした。もし間違っていたら、訂正して頂けたら・・・よろしくお願いします。(汗)

  84. 面白い質問だから参加しよう
    「成立する」
    証明する知力はないが、背理法で証明できるかな
    制度は設計されるものだから「成立しないのであれば」
    制度を改正しなければならないと思う(私の感想だが)
    理の国で考案された制度を、情の国で採用すると
    奇妙な現実が生じてくるという感じかな
    まあ私は倉山さんの誠意を支持するひとりだ

  85. もうやめにしませんか?これ以上やっても無駄な遺恨が残るだけだと思うんですよ。
    倉山さんもサクラから支持者を相当獲得出来たわけですし これで終わりでいいじゃ無いですか。傍から見てると今の倉山さんは支持者こそ多いものの薄氷の上を歩いているようで何もかも失いかねない状況に見えます。
    サクラ叩きもサクラ論者叩きもやめて支持者の自重を倉山さん自身がおっしゃれば それで丸く収まりませんか。

  86. >命令権限があれば、万能の政治力を行使できる。
     よって、権限者に全ての責任がある。
     この議論は成立するか?

    これは成立しないでしょう。
    なぜなら、命令権限があっても、責任の義務がなければ、命令しても責任をとる必要はないからです。
    問題の本質は、責任の所在のあり方だと思います。
    また、命令権限あったとしても、命令しないままに勝手に行使される場合もあります。
    つまり、監督不行き届きというどうにも免れない責任も命令権限者に付随しているかによっても違ってくると思います。
    一般に、会社でも部下のせいでクビになる事例もあるでしょう。
    この場合、連帯責任も含めて。
    つまり、責任の所在のあり方だと思います。
    命令権限者が「私は責任を負わないが、あなた方が責任を持って行使するように」と言って
    万能といわれるような政治力を了解して行使した場合、権限者には責任はなく
    行使した側にあるのではないかと思います。
    結果、理不尽さを招く場合があるでしょうけれど。

    万能、あやふやな言葉ですね。

  87. 難しい事が多くて良く分からないので木下康司について研究する必要があるな。

  88. >74.
    >繰りかえしますが、この悩みは、本文に掲げられた設問と「何ら」関係がありま
    >せん。(大事なことなので、二度言いました)

    つまりは、単なる人生相談です。

  89. 先ほどからこのページに関係のないコメントを書き込みすみません。
    青山繁晴さんの話が出ていたので、ついでにまた書きますが、桜の水島さん、青山さんは、なんらかの協力関係をなさっているような気がします。悪い言葉では「取引」かな?
    証拠はありません。アンカーなど見ていて、カンだけ。
    証拠無しにカンだけで判断してはいけないのなら、
    「ぴんぽーん」と鳴ったインターフォーンの向こうにいる人を、ただのセールスか、詐欺か、空き巣の下見か、判断してはいけない、ということになる。カンって、馬鹿にならないのですよね。

    倉山先生、そういう世界から縁を切って、「真面目な質問」で教育・学問にシフトしようとなさっているのに、いつまでも足を引っ張ってすみません・・・

  90. 成立しないと思います。
    なぜなら万能の命令権限なんて存在しないから
    命令権限を保有するものは
    あくまで大筋の指針を決めれるだけであり
    細かい内容の命令は下部組織の責任者に権限を委託している
    そうしないと組織が回らない
    よって権限を委託されたものにも責任がある。

  91. 回答します。

    命令権限があれば
    あ、権限に自らの意思を反映させることができるものだった。
    い、状況・環境が整っており、実際に自らの意思を反映させた。
    う、権限は、自らの意思を反映させることがでないものだった

    万能の政治力を行使できる。
    A、命令を受けたものが、命令を忠実に実行する事しかできない時、  
     なおかつ、命令以外の言動が絶対にできない時。
    B、命令を受けたものが、命令権者の意思に背いて、自らの裁量で、自由に言 動・決断できる時。

    あ、い、A、の状況の場合、
    権限者に全ての責任がある。(議論は成立する)

    う、B、及びあ、い、Bの状況の場合、
    権限者に全ての責任はない。(議論は成立しない)

  92. 申し訳ありません。
    先ほどの投稿の最後の部分が抜けていました。

    と、思います。

    皆さんの投稿を参考にして、作成いたしました。

  93. こうやって間をもたせてるわけだ。。。で、チャンネルくららとやらで、
    何を言うわけ?
    政治経済に口をはさまず、他の保守言論人も批判せず、何も言うことないでしょ?本来ならば。

  94. 倉山先生こんにちは。
    面白い設問だったので、自分成りに考えてみました。塾生でもないのに恐縮ですが、以下投稿いたします。
    回答: 民主制国家において成立しない。
    理由:少なくとも民主国家において権限とは、人が人に託するものなので、制限と免責は予め定められたものであるはずです。
    従い制限付きの権限では、発令者は万能になり得ない。
    蛇足ですが、発令者は権限行使によって生じた結果の責任を負わねばならない。(ただし、免責事項は除く)
    こんなところです。それでは、益々の御活躍祈念いたします。

  95. 責任と権限の話は、分りやすいので信じそうになりますが、それは比ゆにすぎないと思います。
    例として、コンピューターシステムの中でCPUは唯一の命令を発する機構だが、システムに発生したすべての問題はCPUの責任である、、わけがない。
    この設問って、ひょっとして、安倍vs木下の構図を想定してます?

  96. なんか意地が悪い質問ですね
    命令権限や政治力と責任は全く無関係でしょう。関係を持たせるために人々がいろいろ工夫したわけで。
    単に論理学として言うなら、成立します。それはいかなるナンセンスな文章もとりあえず文章であるから
    設問者がこれらの単語にいかなる現実的な意味を与えたがっているか読みこむことが前提だってこと?
    それなら、まあ努力してみますが…

  97. コメントお初です。突然失礼します。
    回答だから用意した答えが必ずしもある訳では
    ないってことですか。
    でも命令権限によって政治力ましてや万能の政治力なんてあるかどうかも
    わからないものによって決まることを前提にしているので
    どっちかといえば論理問題でやっぱり解答なんじゃってきがします。
    それとも何を持って命令権限、政治力とするのか書いてないので、
    それを持って別の方向性が考えられるってことなんでしょうか。
    だとしても回答が一つしか思い浮かばない。うーん。

  98.  命令権限=万能の政治力

     とは思えないので私は 

     回答:成立しない

     です。

  99. モテないし、核武装するさん、自分のようなコメに反応があるなんて嬉しく思います。

    しかし、お恥ずかしながら私が『万能の権力』も『全ての権限』も存在しないと言っているのは数学的な証明をもって存在しないことを証明する悪魔の証明を解いたわけではなく、どちらかと言えば自分の理解の及ぶ範疇に存在しないから、無いと言っているに過ぎないと思ってください。

    現に『フランス国王はハゲである』の問題に、まずググってみて「へ~、こんなもんだいがあるのか」という感想を抱き、5分ほど読んで理解を放棄したあげく、
    1、フランス国王がハゲかどうかは髪の毛を引っ張ってみると手っ取り早くわかる、
    2、命が惜しいならそもそもそんなこと疑問を持つな、
    という答えを提出する程度のレベルだと理解ください、

    そんなレベルの私ですが、朝出勤前に急いで打った回答に補足させてください、
    今回、倉山先生がこのような質問を出したのは消費税増税と安倍総理の責任が無関係ではないと思います。
    もっと言うなれば『安倍総理は総理大臣の権限において増税の責任をとらねばならないか?』と聞かれているんだと思いました。
    もしこの質問を聞かれたらこう答えさせていただきます。
    「権力者にとって、権限とは自分が持つもの、責任は他人にとらせるもの」
    権限を持つ者が責任をとる。ホントにそうですか?
    責任を取らされる立場にいる安部さんってホントに権力者なんですか?

    正直、今の消費税増税で安倍総理の責任を問う空気には辟易させられています。
    「えっ?消費税増税って去年の夏くらいには既に想定されていたんじゃなかったの?
    安倍さんが消費税増税止められない事くらいはすでに分かりきったこととして去年の自民総裁選、衆議院選挙、参議院選挙で安倍政権樹立を支持してたんじゃなかったの?
    今安倍総理の責任追及している人って選挙前に消費税増税想定してなかったの?」
    とビックリです。

  100. >この設問って、ひょっとして、安倍vs木下の構図を想定してます?

    シーッ、声が高い。

  101. >命令権限があれば、万能の政治力を行使できる
    これが前提条件ならば成立する。
    この条件も検証しなければいけないならば、成立しないと思います。
    後者の理由は、権限=万能ではないという一般的な感覚によるものです。
    加えて、政治力という実態の曖昧なものに対して責任を負う義務は無いと思うからです。
    皆さんの様にキチンと理論建てて説明出来ませんが、大筋こんな意見です

  102. 万能の政治力を行使できるなら、その者がすべての責任を負うのか?の解釈が答えなのかなと思いました。
    「万能の政治力の行使」が何を指すのかは難しいですが、実際の政治は、その権限者以外にも政治を動かす人があたりまえのように存在するわけであって、その中で当然に当初の決定と異なる意思が発現することもあると思います。伝言ゲームのように。
    だとすると、権限者の意思による政治力と行使=実際のすべての政治の意思・行使にはならない訳で、そうであると、権限者の想定していない枠外の政治意思・行使にまで権限者に責任を負わすのは妥当ではないと思います。
    ゆえに、答えとしては、誤りだと思った次第です。

  103. 99で、成立しないと回答したものです。
    せっかくなので、今回は「成立する」を主張してみます。
    当然、前回主張した責任権限虚構論に何ら変更はありません。
    もし「万能の政治力」があれば、それを自らの責任回避に使うことが可能です。だから、そのような人に責任は発生しません。(中○の○○○を見よ)
    だから、責任というのは何かもっと大きな力によって強制されるものです。
    しかし、何の根拠もなく責任を追及するのでは筋が通りませんから、責任のある者にはそれに応じた権限があった筈という理屈が後付けで構築されます。
    ここで、権限を得たものはそれに応じた責任を取らされるリスクを引き受ける必要があるという理論が共有されます。(共同幻想のレベルで)
    したがって、権限者には責任を引き受ける覚悟が必要であり、本人がそれを受容する限りにおいて、責任論は成立すると考えます。

  104. 「万能の政治力を行使できる」を「思う様に人(全ての役人)を操る事ができる事」だとするならば、
    それは使う人間の全ての情報が命令権限者に集約され、それを逐一把握し精査した上で逐次権限を発動し続けなければ実現不可能と考えます。

    するとこれを一人の人間がやるというのはおよそ現実離れしていると思われ、
    よってあらゆる情報が一箇所に集約されるという政治体制が組織されるという事も現実的でないと考えます。

    又、そんな人間離れした役割を果たせたかどうかについて
    「全ての責任があるかどうか」を問う事はできません。

    以上からこの議論は常人同士では成立し得ないと考えます。

  105. 108でコメントした者です、改めて投稿するほどのモノなのかわかりませんが、
    本文を書いた後コピペする時に挨拶文の上に上書きしてしまっていたみたいです、すみません。
    先の投稿が初めてです、色々勉強し始めて数ヶ月程でまだ誰がどの位の正しい事を発言されているのか把握に至りませんが、
    面白そうだと思い参加させてもらいました。

    失礼します。

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