どっちを応援するか、という話ではない!

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次期検事総長人事、暗闘激化に伴い謀略情報が流れまわってますね。心ある人は、世を惑わす言論を見破りましょう。

まず構図を確認。

黒川東京高検検事長の後ろ盾が安倍・菅

VS.

林名古屋高検検事長を推しているのが、検察庁本流

さて、朝日新聞やTBSが「林総長」を推し、官邸の今回の人事介入を批判しているので、「どっちを応援したらいいの?」と困惑している方も多いよう。

「応援」という概念を持ち込む時点で、相当に間違った言論に毒されています。まず、そういう概念を捨てて、何が真実かを見抜く眼を養いましょう。

まず公開情報による事実。

これまで、林さんは三度にわたり官邸の人事介入により、出世を阻止されました。官房長、事務次官、東京高検検事長と。そのたびに黒川さんの後塵を拝しています。ここを否定している検察ウォッチャーはいません。否定するなら証拠を出さねばならないが、ここで争っている人はいない。

次に、ここ数日の動き。

1月31日 黒川さんの定年を延長。誕生日1週間前。

2月3日 IR事件、秋元司容疑者以外の国会議員の立件を見送り。

これが政治介入でなければ何?

違うと言うなら、決定的な証拠を出すべきでしょう!

本当に取材しているのかどうかすらわからない、テキトーな論者曰く、

「検察は林総長を提示したけど官邸から何も言われなかったので黒川総長にしようと思ったけど、今この時点で稲田総長が辞めたらゴーン事件の責任を取ったと思われるのが嫌で、わざわざ閣議決定してもらった」と。

それ、全部本当だとして、政治介入では?

稲田総長と検察だけが悪者になっている。ずいぶんと官邸がお人よしで。

では、本当にお人よしならば、安倍・菅は無能だと認めねばなるまい。朝日やTBSに攻撃材料を与えたのだから。稲田総長の辞表を取り上げればいいだけなのに、なぜ法務検察関係者のほとんどを敵に回す手法をとるのか?

それに自民党からも「やりすぎ」の声が上がっている。実際に、検察の歴史を変えるようなものだし。

以上、安倍・菅は人事介入していない、稲田のワガママに迷惑している、などとは非常識な説。もしかして、官邸に忖度して流している謀略情報?

安倍さんがやっていることだから正しい、朝日やTBSだから間違っている、という偏見を捨てるべきだ。

少し調べればわかるが、林さんはテロ等準備罪への対応をしていたちゃんとした人。

そもそも、林さんが何をしたというのだ? 「朝日やTBSに応援されているから」というのは罪にはならない。

野党も「桜」なんかより、よっぽどこっちを追及すべきだろう。

現に森法務大臣もしどろもどろの答弁しかできていないのだから。

 

 

 

「どっちを応援するか、という話ではない!」への4件のフィードバック

  1. 須田さん、大好きだけど、今回の件は違うと思ってました。そういうことだったんですね。

  2. 私も須田さんによる解説を見ました。
    きっと、官邸や検察の親安倍派が須田さんに語ったストーリーなんでしょう。

    「検察庁の近現代史」からすると考えられない話ですよね。

  3. 検察のトップが政権の犬だと緊張感がなくなってIR汚職や公選法違反が起きてしまう。
    でも、特捜がマスゴミと組んであることないことリークして世論形成をし始めたら収拾がつかないことになる。

    きちんと分をわきまえて国益を考えることができるトップを希望したいですね。

    国益を考えたら麻生さんと甘利さんやZとOBあたりをナニしてくれる検察がいいのではないかと。

  4. あ~ぁ・・・駄目でしたね。
    チャンスだと思ったんだけどな~~~~

    因みに弱者が強者に勝つには、最初から中心を
    食い破るしか無いと思っています。
    でもそれやったら、指揮権発動されて共倒れ
    そこまでの勇気は無かったんですね。

    因みに須田何某は、事もあろうにリフレ派の中心人物
    である浜田宏一氏を増税を容認したと、騒ぎ立てた人
    信用など置けるはずもない。

    最後にやっぱり財務省=岡本は強いね
    ため息しか出ない・・・・・・・・

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