近代政党への道 第7話 イギリス二大政党に学ぶ「くにまもり」への道(倉山塾メルマガより)

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殺し合いではなく、話し合いと投票による政治。
黄金と情実で決めるのではなく、議論で決める。

最も原初的な「政治の近代化」の定義です。
戦前日本は
「黄金と情実による政治」から抜け出せないと
国民は政党政治に絶望してしまいました。

しかし、日本で二大政党による
「憲政の常道」が成立したのは1924年。
帝国憲法発布が1889年だから、そこから35年。
ペリー来航が1853年だから、そこから71年。
急ぎすぎたほどです。
生真面目に無理をしすぎたくらい。

イギリスは
「マグナカルタ以来の民主国」を名乗る。
1215年。
そこから数えると、600年かけて
二大政党制を実現したことになる。
それは大げさにしても、
17世紀の二度のイギリス革命から数えても、
200年。

1832年の第一次選挙法改正以来、
イギリス政治は浄化されていきます。
制度が変わったのは大きく、
選挙での買収はなくなった。

ちなみに1996年に
イギリスのエクセター大学に行ったとき、
「わが国でも政治改革法が通り、
選挙での買収には厳罰が処されることとなった」
と話したら向こうの大学生に
「お前の国では、まだそんなことやってたのか?」
とメキシコ人のように扱われた。(実話)

イギリスの楽屋裏は知らんけど、
日本の場合、制度は導入した。
昔ほど、ひどくはなくなった。
でも買収はマシになったかもしれないけど、
情実の政治は全開。

では、イギリスと何が違う?

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