アメリカでは政権交代すると高級官僚の人事が一斉に入れ替わります。
日本で言うと、財務省主計局長は政権と運命を共にして辞表を提出、シンクタンクの代表が後任の主計局長になったりする。
実名を挙げて恐縮だが、新政権が主計局長の首を切って、政策工房の高橋洋一会長を後任の主計局長に据える。なんてこともできる。
実際、今回も前回も、アメリカ民主党はそれとほぼ同じことをやっている。
政党が官庁に対抗できるシンクタンクを持つとは、そういうこと。
ちなみに「回転ドアシステム」が日本でできないのは、キャリア官僚制があるから。キャリア官僚制は第二次山県内閣でできたのだが、それが今も続いている。