だったら、新自由主義者がいい

LINEで送る
Pocket

今日の国会で、枝野幸男さんが、

「今の政府は新自由主義だ!大きな政府をやれ!」と批判していました。だったら私は新自由主義でけっこうです。

なんでもかんでも新自由主義のレッテルを張って、「補助金寄越せ」「官僚の規制を強化しろ!」という人たち、枝野さんのお仲間ですし。

なぜ増税反対と規制緩和が不離一体なのか。増税こそ最大の規制だからです。規制とは、官僚が民間に対して指図することです。こんなものは最小限であるべきです。必要不可欠なものを減らすなら批判されてしかるべきだけれども、じゃあ軍備や福祉や災害た細工に無限大の予算をかけるのが正しいのか?

枝野氏はそれに近いことを言っている。

竹中平蔵さんのせいで「小さな政府」というレッテル張りが横行してきたけど、この辺の議論はいずれ整理する必要があると思っています。

枝野さんが「大きな政府」を主張し、減税に反対し、規制強化を求めるのは理の必然ですから。

今後、「小さな政府をやめろ!」「大きな政府をやれ!」「規制緩和反対!」「公共事業をやって補助金を増やせ!」「公務員の数が足りないぞ!」という方は、たとえ減税を主張していても、枝野さんのお仲間と扱わせていただきます。