こういうニュースが飛び込んできた。
倉山塾では、「どうなっている?」「どうなる?」ではなく、
「どうする!」かを考えよ、と教えている。
常に自分が当事者のつもりで。
私はこのニュースを聞いて、「どうやって増税阻止につなげるか?」を考える。ということで、今日も倉山塾生限定メルマガ「消費増税を阻止する方法」を出したので、興味がある方は塾生登録してください。過去のメルマガも読めます。
さて、裏情報でも何でもなく、知識に基づく観察。
昔は、総裁派閥を持たない派閥を「中間派」と言った。今の自民党、中間派だらけじゃないか? あと、表向きの派閥と、実際の領袖が違いすぎる。
以下、派閥名・総裁候補・実際の領袖を数が大きい順に。
細田派・安倍晋三・森喜朗
麻生派・ なし ・麻生太郎
竹下派・ なし ・青木幹雄
岸田派・岸田文雄・古賀誠
二階派・ なし ・二階俊博
石破派・石破茂 ・石破茂
石原派・ なし ・山崎拓
すべてが一致しているのは、石破派のみ。笑
とはいうものの、石破・石原派は自前で総裁候補を擁立できる21人を切っているので、五大派閥には数えない。
そもそも、総裁候補の少なさ。自民党の人材難を示している。
何度も、「安倍内閣は麻生・二階のご機嫌を取っておけば安泰」と言ってきたけど、最大派閥の総裁候補を領袖が自分の派閥を仕切っている二つの中間派と組んでいるという構図。麻生二階はもう八十なので、安倍首相も寝首を書かれる心配はないと思っている?
それはそうと七派閥中四つが、引退した長老に仕切られている。単純な見方をすれば、安倍内閣で(森さん以外)この人たちは主流派ではないので、石破を担ぎたがるとも読める。
しかし、果たして本当か?
去年の総裁選の構図は
安倍+麻生・二階 VS. 石破+青木
色の意味はご想像に。笑
結論を言うと、青木幹雄が安倍内閣を牛耳る麻生・二階に挑んだ権力闘争だと思っている。
増税阻止のカギもここにある。
ということで、具体的な方法は倉山塾生限定メルマガでどうぞ。