総理不在のまま解散風が吹いている。
そして、「増税延期」を大義名分に自民党が選挙を戦おうとしている。
せめて「5%に戻す」を公約に戦うならともかく、
「8%で地獄確定」を「10%延期」と言い換えて、国民をだます気か。
倉山塾では、消費増税に関して去年と今年で全自民党議員がどういう態度をとったかの一覧表がある。
もし総選挙になれば容赦なく晒す。
希望するマスコミがあれば、提供しても構わない。
一部の「安倍信者」には、「安倍長期政権を築くにはここで解散総選挙だ」との声もあるようだが、敵を殲滅せずに息を吹き返させる愚策だ。
私とて、国際状況を考えれば、現実的には安倍内閣でもう数年頑張るしかないと思う。
ならば、総選挙で無意味な政治空白を作るよりも効果的な方法を採るべきだ。
ではそれは何か?
財務省人事介入
実は今の財務省人事は、一か所だけ動かせば、一気に官僚支配を覆し、政治支配ができる構造なのだ。
その方法とは?
政権の意に反したデフレ下の消費増税を推し進め、
あまつさえ官僚の矩を超えた政治行動をした罪により、
××局長のみに辞表を提出させ、××局長を後任に据える。
さあ、これをやられると財務省には悪夢だぞ。
そしてそのあともなぜか香川次官は留任。どころか二期目に突入。去年あれほど個人攻撃をしまくった倉山塾が、なぜか香川次官には一切の攻撃を加えていない。なぜか。
私が「香川次官への一切の個人攻撃を加えるな」と全塾生に徹底し、一糸乱れずこの厳命が守られている理由、わかるかなあ〜。(たまには不敵に笑ってみる)