久しぶりに慶賀に耐えない報道が。
時事
解散追い込み時期にずれ=谷垣氏3月、山口氏6月
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120108-00000043-jij-pol
毎日
<野党>解散時期 自民と公明で思惑の違いが浮き彫りに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120108-00000038-mai-pol
要点は、
谷垣自民党総裁「増税を与党が出す前に3月解散だ!」
山口公明党代表「予算が通った後、6月解散だ!」
です。
公明党の思惑についてはどうぞ。
TPPをおとりにした公明党の思惑 AJER2011.11.25(3)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16263680
毎日のほうが中身は詳しいのですが、
山口代表の「12年度予算は国民生活に重要で、野党が反対しても衆院で可決すれば成立の見込みがある。ここでの解散は現実的でない」は当然の発言でしょう。本音は「次期衆院選の9小選挙区の公認候補のうち大半が新人など知名度不足で、準備期間が必要。そのため通常国会前半で勝負をかけず、予算案本体ではなく予算関連法案や消費増税法案で野田政権を揺さぶり、会期末解散を実現する戦略を描く。」という記事の観測どおりでしょうが。
さて、何が慶賀に耐えんって、別に自公の思惑の違いではありません。
谷垣総裁の発言を確認しましょう。
時事
谷垣氏は「政府が消費増税関連法案を提出する3月に解散に追い込むのか」との質問を受け、「そういうことになる。3、4月ごろには(政局の)ヤマ場が来る」
だそうです。
さあ、3月までは好きにやっていただきましょう。
ただし、4月までに解散に追い込めなかったり、3月までの党首討論でみっともない真似をまたさらしたりしたら、次はない。
その時こそ、最も必要な選挙を行うべきです。
自民党総裁選挙!
政界の一寸先は闇ですが、来年7月の参議院選挙から逆算して、今年4月の自民党総裁選挙で維新回天が始まるのです。