今しかないぞ!

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 財務省が景気回復までの消費減税

を飲むなら、

大蔵省の看板を返してやる!

 補選の結果の意味、倉山塾掲示板に少し書いた。

 緊急講演会をやりたいくらいだけど、そんな暇もなさそうなくらい、これから数か月は二転三転するだろうねえ。
 人生いろいろ選挙に雰囲気が似ている。
 あの小泉さんが、この岡田に負けたという歴史の事実がある。 郵政解散でふっとばしたけど、人生いろいろ選挙がねじれ国会につながったからねえ。

 これで同日選挙があるかないか、なんてのは「わからない」としか言いようがない。
 常識だと無いけど、今の政局は「絶対が無いことだけが絶対」だから。
 
 私の安倍内閣への態度は掲示板では書いたけど、ここでは書かない。
 信者からはアンチと言われ、アンチからは信者と言われる理由も、読めばわかる。(苦笑)
 その二つだけは絶対に間違っているから、両方とも私は敵としているので。

 そんなことより大事なことは、日本の運命。

・以後の国会から参議院選挙までの政局、
・消費増税をめぐる景気動向、
・憲法問題を核とした戦後レジーム脱却、

・アメリカ大統領選を中心とした国際情勢。

 この四つが別々どころか、日本の運命をめぐる一つの同じ話だとわからなければ、何もわからないだろう。
 それを一々説明していては本当に講演会になるので、
今この瞬間、保守陣営の旗手である安倍内閣が断行すべき策を述べる。

 財務省が景気回復までの消費減税

を飲むなら、

大蔵省の看板を返してやる!

 詳しいことは、チャンネルくららの特番「財務省ダービー」を見ろ。
 番組でも言ったが、経政会が取り上げた看板を清和会が返してやって、何が悪い?
 くりかえす。

 

 財務省が景気回復までの消費減税

を飲むなら、

大蔵省の看板を返してやる!

 

 細かいことは色々あるが、

 

 財務省が景気回復までの消費減税

を飲むなら、

大蔵省の看板を返してやる!

 

ができるのかどうなのか。

 私は『財務省の近現代史』で、
大蔵省こそ真の愛国官庁だったはずだ、と主張してきた。
 今の財務省は「消費増税」という宗教に取りつかれている。
 いかに高尚な経済理論を叩きつけても、聞く耳を持つはずがない。
 ならば宗教にはそれを上回る宗教の教えをぶつけるしかない。

 

 財務省が景気回復までの消費減税

を飲むなら、

大蔵省の看板を返してやる!

 

 私の目的は財務省が本来の伝統を思い出し、真の愛国官庁に戻ることだ。
 財務省よ。増税をとって国民を敵に回すか。
 大蔵省の看板を取り戻し、国民とともに歩むか。

 物言えぬ愛国者たちに代わり、問う。

 

 財務省が景気回復までの消費減税

を飲むなら、

大蔵省の看板を返してやる!

 

 これを有言実行できたら、安倍晋三は大政治家だ。
 そして戦後レジーム脱却も見えてくる。

「今しかないぞ!」への10件のフィードバック

  1. 西田昌司『消費税上げても良いから公共事業』←え!?まだそんな事言ってんの?

  2. 倉山先生、はじめまして。消費税を8%にあげて間もなく、高橋洋一先生が「経済政策が失敗だったら、元に戻すのが一番いいんですよ。ふっふっふ」的なことをおっしゃってた気がするんですけど、そういう事なんですかね?その後に「ただ財務省にはプライドがあるから、一度上げたものを下げるなんてできないんですよ。ふっふっふ」ておっしゃってたようでしたが…。記憶が曖昧ですみません。

  3. 古代支那であれば江田憲司をさらし首にして「財務省」に送り届けるはず。
    あ、明治日本でもか。江藤新平。
    歴史戦は『戦時国際法』で闘え―侵略戦争・日中戦争・南京事件 (自由社ブックレット4) に続き単行本でも国際法を扱ったものを期待したいです。
    偽民進党は末端の活動がどうもぎこちない。(神戸市限定)
    それはそうと西崎文子ってばばあはマジで頭悪いね。

  4. おっしゃるとおりです.宗教原理主義に憑かれたエリートが指図する日本国の行く末なんか見たくないし体験したくもありません.
    1stガンダム最終話のシャアのセリフ「ザビ家打倒なぞもうついでの事なのだ」にかこつけて「日銀法改正なぞもうついでの事なのだ」というのが脳内に浮かびました(笑)

  5. >西田昌司『消費税上げても良いから公共事業』←え!?まだそんな事言ってんの?

    ずっと言ってる。
    クルーグマンの発言の意図は増税してそれ以上にばら撒けという意味だとまで言っている。
    増税馬鹿につける薬はない。

  6. コメント5さま
    土建バカ、あるいは強靭化バカ、かもしれません。

  7. 財務省ホームページに「2020年までに日本を黒字化するゲーム」が公開されました。…大増税しないと黒字化達成はほぼ困難に(笑)

  8. 戦後レジームの本丸は、左翼でも偏向マスコミでもない。
    財務省と内閣法制局である。
    この核心を叫ぶのは倉山先生しかいない。
    ってか、気づいている政治家、知識人がほとんどいない。
    日本の思想は戦後(戦前も)右下と左下のプロレスにすぎない。
    官僚は本丸で高みの見物というワケです。

  9. 倉山先生のこの記事を読ませてもらって、いろいろと妄想がかけめぐっています。

    いわゆる橋本行革、中央省庁の再編から、かれこれ20年がたちますので、
    若手の現役職員、官僚の皆さまの中には、なぜ財務省になったのか、
    なぜ大蔵省の名を奪われたのか、ご存じではない方もそれなりにいらっしゃると思います。
    ここはぜひ、往事のいきさつを詳細に思い出してもらえばいいんじゃないでしょうか。

    振り返ってみれば、行政経費の削減とか、名目はさまざま言われて実施されましたが、
    単独で存続した省で名を変えられたのは、財務省と経産省の二つ。
    二つの省の方々がこれをどうとらえていたかはいろいろでしょうが、
    傍から見ていた印象では、大蔵省への懲罰のように感じました。
    そのためにあれだけの大風呂敷を広げたのかと言われれば、もちろん違うのでしょうが、
    結果から考えれば、それもあったということでしょう。
    恐るべしは竹下の○るといったところでしょうか。

    ここからは私怨含みの妄想になりますが、夏の参院選での政策として、
    再分配の再構築、特に若年層対策というのはあるとは思いますが、
    日こころにぜひ検討してもらいたいのは、デフレ脱却のために、阻害要因の排除として、
    国税庁の独立、主計局の内閣府への移管などを柱とする財務省設置法改正案をお願いしたいところです。
    結果として、財務省には国有財産の管理に専念してもらえばいいでしょう。
    当然、どういう予算を組むのか、税制をどうするかなど、難しい課題はありますが、
    それらには政党として真しに向かい合うべきだと思います。
    別にテクノクラートとして大蔵官僚のようになれということではなくて、
    重要なのは、いかなる哲学、国家戦略をもって取り組むかということでしょうから、
    それができない、あるいは面倒だと思うなら、旧態の政党と変わらないのではないでしょうか。
    日こころには、ぜひ政党として官僚機構と対峙できる力をつけてほしいと思います。

    仮に20年以上にわたるデフレが最善の選択の結果だったとしても、
    その責任は国家財政の運営を担ってきた財務省にも応分にあると思います。
    まさかとは思いますが、大蔵省の名を奪われた意趣返しとして、
    故意にデフレを維持、放置してきたということはないでしょうからね。
    にもかかわらず、増税しか提示しない現状は、私たちは無能なのですと言ってるようにしか見えないし
    それに追従する政治家は、輪をかけた無能にしか見えません。
    まるで上念先生が言っていた、何とかのバカ合戦のように感じます。

    ならばどうするか。倉山先生の言われることは、その方法のひとつなんだろうなと理解しました。
    ま、普通に考えてそんなこと受け入れることはありませんからね。
    だったら次はどうしたらいいんだろうと、いろいろ妄想してたら、つい書き込みたくなっちゃいました。

    え、職員の士気にかかわる?
    そーか、じゃあ組織のトップは選ばせてあげよう。
    中山きょ○こ先生と片山さ○き。さあ、好きなほうを選べ。
    え、議員先生じゃだめ? じゃ、中○らさんでいいよね。 
    何か気にさわった方がいらっしゃったら、ホントにすみません。以上、妄想でした。

  10. かしわもち様
    あえて増税教の中に入れてやったのですが…
    はい、仰るとおりです。

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