「桜」出ました&重版決定!

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 本日、チャンネル桜出てきました。砦のことも宣伝させてもらいました。感謝。

 視聴された方、ご感想お待ちしております。

 

 さて、スタジオ入り直前、重版の連絡が。もちろん、

『総図解よくわかる 日本の近現代史』

(新人物往来社、税込1470円)

のことです。ほとんどシリーズ最短の重版だとか。ありがたいことです。

 ということで、もろもろ忙しいので、今から潜ります!

「「桜」出ました&重版決定!」への0件のフィードバック

  1. 私も『総図解』買いましたが(今月は先月末の訪浜で未曾有の経済危機に陥ってるのですがT-T)、竹田先生の皇室関連記事は名文ですね。このあたりは「分かってる人にしか書けない」記事が満載されていて、秀逸な記事だと思います。

    冒頭の「尊皇VS佐幕という図式化は適切ではない」という指摘は「よくここまで言い切れたな」という気がしますね。「共産主義も無政府主義もない時代なんだから「尊皇」は大前提の共通認識であるはずで、本当の論点は佐幕VS倒幕だったのでは?」というのは私も以前から感じてたことでした。

    夏目漱石の記事で正岡子規に関する記述を見たときは感動したなぁ。以前に松山坊っちゃんスタジアムの紹介記事を私も作成したことがあるのですが、殆ど漱石と子規の紹介記事になってしまってたのを覚えています。何だか懐かしい。^^

  2. 倉山さん

    こんばんは。藤沢です。
    重版の決定おめでとうございます。
    内容の改訂があるようでしたら、差し支えない範囲で教えて頂ければ助かります。

    >仙台さん
    いつもお世話になります。藤沢です。
    潜った時の船中八策。いまだ手付かずの7.(国土)をやりたいと思うのですがいかがでしょうか?ではまず私から、小室直樹の引用と応用で。
    (船中八策については5月6日参照)

    要は移動にかかる時間と費用をどれだけ詰められるかと、名前の持つ威力(ブランド)だと思うのです。それさえ解決すれば人は言われなくても地方に住むようになります。その方が環境は良いのだから。折角ですから派手にやりましょう。

    1.新幹線、飛行機運賃の大幅割引。(リニアが実用化できれば最善なんですけどね)
    2.希望する所には全て東京を名乗って良い事にする。さしあたって真っ先に手を挙げそうな埼玉県で実験する。
    3.2の応用で希望する所は全て東京大学と名乗って良い事にする。

    これで人口の偏りは緩和改善されるのではと思いますがいかがでしょうか?
    元より批判は百も承知、本気で薬にするのであればこの位やりたい所です。
    それではまた。

  3. 藤沢様

    優秀な医療機関(総合病院)および介護施設を、大都市圏内からなくす。
    人口10万人以下の自治体にのみ設置許可を出す。
    アメリカにサンシティというリタイアメントのための街があります。
    街の中心に充実した医療機関と介護施設を置き、
    ゴルフ場や森林など豊かな環境の街です。
    ショッピングや映画などの娯楽も都市の中で完結しています。
    住民である高齢者は、自分でゴルフカートを運転して街の中を動くか
    無料の送迎サービスを利用できます。

    医療と介護は、今後ますます産業として広がり、雇用を産むことでしょう。
    大都市から郊外の過疎地域に、医療介護の中心を動かすことで
    そこに資産を持った高齢者が移住し、集中的な医療介護を快適な環境で受けることができます。
    一方で、地方都市にも、雇用が創出され
    他方で、東京・大阪などの大都市の過密状況が緩和されるのです。
    孤独死も減り、幽霊高齢者も激減します。
    一応、これでも病院などの建設があるので、公共事業にもなります。
    公立病院の増設には、さすがの共産党も反対はあまりしないでしょう。

    いかがでしょうか?

  4. かしわもちさん
    いつもお世話になります。藤沢です。
    有難うございました。隙の無い話ですね。おっしゃる通りです。

    以前テレビでアメリカの要塞村(自他共に認める金持ちだけが住む事を許される本当に塀とガードマンで守られた居住区)の特集をやっているのを見た事がありますが・・・、こういう町もあるのですね。勉強になりました。
    日本で言うと千葉県鴨川市にある亀田総合病院などはいまの話に近い感じがします。

    話が多少それてすみませんが、現行の医療制度におけるフリーアクセス制とも関係してきそうな気がします。いまの私達にとっては普通であり疑う事の無い権利ですが、この点についてもどこかで本気で議論する日が来るのかもしれませんね。

    また宜しくお願い致します。有難うございました。

  5. 藤沢様
    >1.新幹線、飛行機運賃の大幅割引。
    首都圏への人口集中の緩和としては有効だと思いますが、一方で確実に地方は首都圏に「喰われる」ことになると思います。
    今の勢いでは、青森、佐賀、長崎あたりは確実に衰退するでしょう。

    >2.希望する所には全て東京を
    いっそ旧武蔵国を全部東京にするか、あるいは東京という地名そのものを廃止するかでしょう。

    >3.2の応用で希望する所は全て
    大学再編にも関係しますが、東工大、一橋大、海洋大の三大学をまとめて第一東京大学、旧東大は第二東京大学としても良いかもしれません。東大を第二にすることで東大集中は多少は緩和されるはずです。

    かしわもち様
    総合病院を地方に分散させるのは良いとして、そこに通院する患者による交通問題が発生しませんか?
    ただ終の生活をどうするかというのは避けられない問題だと思いますし、地方都市の再生化としては有効だと思います。
    病院というものを介護部門と密着した病院と、純粋に治療に専念する病院とで分けて考えても良いのではないでしょうか。

    医療・病院に関していえば、医療総背番号制の導入は必要だろうと思います。特に歯科部門。病院が変わるたびに一々検査されたのではたまったものではありません。

  6. 仙台様

    しっかり書けば良かったのですが
    「医療介護サービスを中心とした高齢者の集住都市を建設するということです。
    高齢者はその周囲3キロ程度に、希望に合わせて一戸建てやコンドミニアム、長屋など選んで移住します。
    リバースモーゲージの利用もできるようにします。
    市街地と集住都市の緩衝地帯としての緑地には、ゴルフ場や農地牧場などを設けます。
    さて、高齢者は医療機関を利用する際に、自分の車やゴルフカートで自力で病院に行けるほか
    もちろん公共サービスとして送迎サービスを、近距離ですので安価で供給・利用できます。
    また集住しているので、医師による訪問治療やヘルパーによる訪問介護もより容易に可能になります。
    これらの構想は、平準よりは富裕層を考えておりますが、
    こうした層は現状のいわゆる老人ホームではサービスは物足りないでしょう。
    クオリティの高い老後を送りたいという高齢者を地方に移住させることで
    経済的にも地方に潤いがもたらされます。
    一方で大都市では、労働世代のみになるため人口が減少します。
    (交通事故に巻き込まれる高齢者も減るでしょうね)
    住宅も需要が減り、一方で移住した人の空き家が出て供給が増えるため価格も低下するでしょう。

    医療総背番号制の導入は賛成です。重要なのは治療と薬の履歴が残ることです。
    ホームドクター制をとっていない日本では、こうした情報の共有が欠かせません。
    できればカルテの共有まで踏み込めば、薬害や医療事故の際の検証にまでたどり着きます。
    個人情報の問題はありますがオンラインデータ化するのではなく
    個別のカードのICチップ書き込む方法にすることで、データ流出の事故の可能性は個人レベルにまで落ちます。
    (データカードを盗まれるか紛失する際にデータが読み取られる)

    こうした政策に興味がある国会議員の方がいらっしゃいましたら
    ぜひレクチャーしたいものです。

  7. 仙台さん
    こんばんは。藤沢です。
    有難うございました。

    ご指摘の通り、食われる側に何かが無いと結局は差し引きゼロ位になってしまうかもしれませんね。では同じではないかと言われてしまえばそれまでですが、まずは人口が分散される環境作り位の意味はあるかと思います。

    人が集まれば店なり何なりは後からでも出来るというのは楽観的過ぎるかな・・・。人を集めるためのコンテンツとして、かしわもちさんの話のようなものが結局は必要でしょうかね。

    >かしわもちさん
    こんばんは。藤沢です。
    非常に興味深く拝見しました。
    単に所得でなく年齢で区分けするという案が私の中では斬新でした。
    やる時は子どもは住まわせず、学校も作らないくらいのまちづくりになるのでしょうかね。

    単に農業であれば現状でもたくさんありますけど、そこに医療介護を持ってくるのはかなり有力な構想だと思います。ブランドイメージの確立が大きなポイントになりそうな気がします。

    ※医療総背番号制については、やるのであれば同時に医療保険の一本化が条件になりそうな気がします。個人的な希望も含めれば、公平性の実現という意味も含めて総背番号制の有無に関わらずそれ是非と思っています。

    すみません。長くなりました。また宜しくお願いします。
    有難うございました。

  8. かしわもち様
    少しかみ砕いた質問をしますが、この案というのは、
    いまの老人ホームと郊外の団地、総合病院を融合させたものとしてイメージして良いでしょうか?

    >これらの構想は、平準よりは富裕層を考えておりますが、
    平均層への対応案として、病院と老人用公団住宅を近くに集中させるという
    方法があると思います。できれば小学校もあると望ましい。
    余談ですがこういう地域は、空き巣犯罪が少なくなる傾向があります。

    >医療総背番号制の導入は賛成です。
    >個別のカードのICチップ書き込む方法
    これって、健康保険カードに書き込めるようにしても良いと思いませんか?

    藤沢様
    人の移動はまた別としても、物流という観点からは運送費の低減化は進めた方がよいと思います。首都圏と地方の差は、情報に関してはインターネットによりかなり解消されましたが、モノがそれほど容易には手に入らない、というのは依然として解消されていません。

    >人口が分散される環境作り
    これと首都圏一極化の解消を考えた場合、短距離間つまり隣接するIC、駅間での割引に絞って良いかと思います。

    それとこれはまた違う議論を引き起こしますが、ツァーバスの是非についても検討すべきでしょう。

    さて国土のあり方について、ヒートアイランドへの対策は重要かと思います。
    特に東京になりますが、湾岸部での高層ビルの建築制限、空き地を活用した緑地帯の確保と舗装一辺倒の道路行政の見直しは検討すべきだろうと思います。

  9. 仙台さん

    こんばんは。藤沢です。
    かしわもちさんの構想は、「クオリティの高い老後を送りたいという高齢者」という言葉が鍵だと思います。こういう話はイメージがすごく大事だと思うのです。そうでないと引っ越す気持ちにならないと思います。
    ここで言う長屋がどういうものかは、それはそれで興味がありますが、団地というのは何となく雰囲気に合わないと思います。

    またこの構想が現実になる時は、おそらく参加資格の話になるか、そうでないのならば町の中でまた居住区ごとに階層が生まれそうですよね。まあこれは世の常ですかね。でも例えそうであったとしても魅力のある話だと思います。

    ヒートアイランドについてはどうなのでしょうね。お約束のようなレスですみませんが、対抗策は屋上緑化の更なる促進でしょうか。あれの是非ってどうなのでしょう。詳しい方がいらしたら教えて下さい。
    それではまた。

  10. 仙台様

    老人ホーム+団地+総合病院というのは、機能的にはそれが中核になるのですが
    藤沢様のご指摘の通り、よりクオリティが高いものを提供するために、というのがポイントです。
    現役世代に姥捨て山のように送りこまれてしまう老人ホームの現状ではなく
    高齢者自らが選択して、安心かつ豊かに老後を送ることができる街です。
    都市に居座るよりも、リタイアしたらすぐにこのような街に移住することが
    老後のあこがれであり、目標になるような街です。

    これにうってつけな場所を以前は国はもっていたのです。
    それはあのグリーンピアです。地方のそれこそ風光明媚な場所に広大な土地を使っていました。
    リゾート施設を、こうした街に転用すればいいのではと思います。
    なお、仙台さんの言うとおり、病院と高齢者向け集合住宅を近接化して
    てっとり早く、簡易かつ低廉に実現する方法もあるでしょう。
    その場合は、たとえば多摩地区のゴーストタウン化したニュータウンや
    江東・江戸川地区の同様のニュータウン、公営住宅の再開発を
    行うことですぐに実現できるはずです。

    ただ、こうした街を作るのは、国や自治体より、最近宅地開発に積極的なJR東日本や
    正力松太郎のDNAを持つよみうりグループの方が
    価格が高いけれどもいい開発をしそうです。
    一昔前なら、堤の西武グループ・五島の東急グループが考えそうなことでしょうね。

    藤沢様

    長屋と表現したのは、タウンハウスと書くより、平屋をイメージしているからです。
    低廉に建設するためには、ある程度の世帯を一緒にまとめる必要がありますが
    高齢者向け住宅ですから、バリアフリー、つまり縦よりは横にのびる必要があります。
    団地やマンションは、そういう意味では明らかに高齢者に優しい住宅ではないのですよね。
    膝を傷めずに、快適に生活できることを、ノスタルジーをこめてポジティブに長屋と表現しました。

    また仙台さまと藤澤さまが議論されている件ですが
    私は、自家用車の高速道路の割引・無料化を取りやめる代わりに
    物流のためのトラックなどの高速無料化を行うべきと主張します。
    これらはコストを安くするのに必ずいい形で跳ね返ります。
    また一般道路からより高速道路に、大型車を誘導できるのです。
    また高速道路建設は、港湾・空港との直接接続をより迅速に重視し優先して実行すべきです。
    陸揚げしたコンテナが円滑に動く為にも、
    日本の主要貿易港から直接高速道路にアクセスできる必要がありますが
    この点が遅れていることは国土交通省も認めているところです。
    鉄道の貨物ターミナルからのアクセスも日本は最悪です。

  11. かしわもちさん
    お早うございます。藤沢です。
    有難うございました。

    この長屋は、やる時は間取りとかデザイン、方向性とかの持つ意味が大きそうですね。まあ何パターンか作る形になるのでしょうけど。結構一人で入居する人も多そうな予感がします。
    大型車の高速料金の見直しは全く同感です。節約のため一般道を走る現状は誰のメリットにもなりませんし、何より危険です。

    一回飛びですみませんが、医療総背番号制については、実際には制度、初期投資費用、運用面で色々な壁が出てくると思われますが、一つのきれいな形という気はします。
    また、患者のフリーアクセス制と並ぶ、もう一つの日本の医療の特徴は、医師の開業が基本的には自由という点だと思います。この事は、かしわもちさんの構想を実際に行なう場合は、確実についてまわる調整ポイントになると思います。
    また宜しくお願いします。それではまた。

  12. 藤沢様
    緑化は重要なのですが、肝心の植物に、実は見てくれだけで全く使い物にならないものがあるという指摘を見たことがあります。ただし植物学の素養がないのでどの種がどうなのかまでは分からないのですが。

    ヒートアイランド対策に有効な古典的な方法として、打ち水があります。実際の温度とは別に、五感で涼を感じる日本文化ならではの作法ですが、一時忘れさられていました。

    かしわもち様
    一連の提起を見て、実は最初に浮かんだのが新幹線駅ビル内に総合病院を作るということでした。
    大宮〜那須塩原・高崎間にこういう展開をしたら、かなり成功をおさめそうですね。関西では米原〜京都間でしょうか。

    >鉄道の貨物ターミナルからのアクセスも日本は最悪です。
    かつて鉄道郵便というものがありましたが、これが廃止になった遠因に鉄道とトラックの連携の悪さがありました。東京〜大阪間においても鉄道とトラックでは殆ど差がありません。これはスーパーレールカーゴにおいてもほぼ変わりはないです。

    しかし実際にはお互いに面識がないのにもかかわらず、論点がこう一致していくというのは不思議な感じもしますね。

  13. 仙台さん

    こんにちは。藤沢です。
    屋上緑化は、結構個別に事情が異なるみたいですね。単に機能面で言えば太陽電池の設置も同じかそれ以上の感じもします。また、何れにしても仙台さんの言われる通り散水は間違いの無い方法だと思います。
    (何も道路に限らず屋上への(自動)散水なども有力だと思います)

    駅ビルの総合病院は、他の開発と絡めた運用次第でしょうか。場所による違いも出そうな気がします。きれいに当たる所もあると思いますけど。でも大宮だとそれこそ渋滞が余計悪化しそうですね・・・。
    郊外、地方だと生活の拠点としての駅の要素は薄れてくると思われますので、ショッピングセンターに併設するのも一案と思われます。クリニックでは既に医療モールとして行なわれている手法ですが、思い切って病院にしてみるのも良いかもしれませんね。

    また宜しくお願いします。それではまた。

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