いつも研究会でお世話になっている金王神社に、竹田恒泰先生ら極少数でお邪魔して御祓いをしてもらいました。
竹田先生と昼食をご一緒させていただいたき、現在の日本をめぐる状況に関して数人で意見交換をさせていただいたのですが、問題意識は全員一致しました。
宮内庁長官が皇室典範の改正に関してしていますが、「これが改悪にならないようにしっかりとした国民的議論を深める必要がある、一度やってみて上手くいかなければ変えよう、という訳にはいかない」ということが大事ですね。
四年前は、最初は国民も女帝・女系に賛成でしたが、女帝と女系の区別がわかってくるにつれて、世論も変化しましたし。
今回はまず、国民全体が、
「このままでは、将来において皇族が御一方もいなくなります。それで良いですか。」
というところから議論を始めなければならないでしょう。まずは、知ることからでしょう。
あと、8月30日の竹田先生のTV出演での楽屋話もお聞かせいただきました。かつては激しく論争した共演者の所功先生と、事前の打ち合わせで和やかにお話されたそうです。秋篠若宮殿下が御生まれになられたということが、大きな状況の変化になったようです。
私としては、皇室の弥栄を祈る気持ちがあれば、日本人の愛国者の最低条件があると充たしていると思います。これは保守だからではなく、革新(左派)においても共有すべき立場だと思います。
戦後日本においてはこの意味で革新と使っていないようですが、皇室を否定する人は革命派(極左派)でしょう。
昔は、社会党にも浅沼や土井といった尊皇主義者がいたのですが今ではどうなってしまったのかと…
昨日のランチは、とても有意義でしたね。
最近思うのですが、
保守というのを、改革の対義語、抵抗勢力だと勘違いしている人たちがいるのではないでしょうか。
皇室は、日本人にとって親のような存在だと思います。
「親孝行したいときには親はなし」
といいますが、
親の愛、親の存在の偉大さ、ありがたさは、
生前は気付かない人も多いようです。
しかし、失ってから気がついたのでは遅いのです。