2週間前の『週刊SPA!』の記事。
1週間遅れでネットに。ちなみに見出しは、本誌連載時とは変わっている。
安倍晋三、菅義偉、山本太郎「首相にふさわしいのは?」答えは一択/倉山満
そしたら「周回遅れの文盲だけが発狂している」状態に。この表現はツイッターより。上手いこと言う人がいたもんだ。
この記事、「山本太郎」の四文字でアレルギー反応を起こす人を測定しようと思ったが、一部の国語力がない人以外は冷静だったようだ。総じて、フツー。読まずに見出しだけで反応する人間の反応は想定内だったけど、読んでも理解できない本当に読解力が無い人がそれなりにいたのは予想外。その意味では、測定の成果はあった。
さて、この記事を現代文の要領で出題すると、どうなるだろうか。
問一 著者が総理大臣にふさわしいと思っているのは誰か。
ア)安倍晋三 イ)菅義偉 ウ)山本太郎 エ)その他
問二 本文を読んだ上で、適切な論評はどれか。
ア)倉山は、とうとう山本太郎にすり寄ったか!
イ)やはり首相は山本太郎さんしかいない!
ウ)山本太郎を安倍・菅批判のダシに使うな!
ちなみに答えは、エ)とウ)。アベノシンジャーズの反応は以上の通りだけど、アベノセイダーズから一人くらい「山本太郎を安倍・菅批判のダシに使うな!」と言ってくるかと思ったが、なかった。
しかし、アベノセイダーズは「安倍晋三」の四文字で反応するけど、アベノシンジャーズは「山本太郎」の四文字を見ると冷静さを無くす習性があるみたいだ。ちゃんと反論できれば聞いてあげるのに。
しょせん、アベノシンジャーズの右下も、アベノセイダーズの左下も、国語力がないのは同類。連中はしょせんノイジーマイノリティーで、右だろうが左だろうが大多数の日本人は意外と冷静。ちなみにその前の週は「パヨク」を罵っているので、今度はネトウヨをおちょくる週だったということ。
受験現代文は「与えられた文章だけで判断せよ」という致命的な欠陥があるが、それすらできない落ちこぼれが一定数いて、そういう人はネットで悪口言うくらいしか発散する場所が無いのかな。
さて予告。来週の『SPA!』は皇位継承問題。「世間に出ている男系派はバカで気持ちが悪い、女系派は悪辣」と書いた。
乞御期待。